采配の妙
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sugi
2008年11月09日 22:47 visibility120
先程、最終戦まで縺れた日本シリーズがようやく終結しました。
結果は4勝3敗で西武の勝ちです。
大方の予想では4勝3敗で巨人なんてのが多かったですね。
僕もどちらかが勝つかは微妙だとは思いましたが、4勝3敗だとは思っていました。
さて、若輩者ではありますが。この日本シリーズ明暗を分けた部分を少しだけ。
パ・リーグは普段あまり観戦しないので、あまりわからないのですが・・・
「投手起用」
岸が完投勝利しながらも、リリーフ登板し完璧な内容で締めるなど。
渡辺監督は調子重視の采配で結果を出していたと思います。
リリーフ陣は全体的に調子が上がってきていませんでした。
その中でも星野、後半のグラマンあたりは本来の力を出していたと思います。
失礼かもしれませんが、負けを見越した投手起用もあったと思います。
反対に原監督は前半はよかったものの、後半は後手後手に回った感が否めません。
本当に勝ちにいくなら、上原は先発登板は1度で後はリリーフに使うべきだったかもしれません。
なんて、終わってから言うのもあれですがそう思います。
少なくとも、高橋尚を2度も先発で登板させ、最終戦にもリリーフ待機させていたのは疑問です。
ただ、越智と山口は登板過多でシーズンの疲労が残る中、結果を残していたのには驚きです。
「野手起用」
西武はG.G.佐藤、ブラゼルを欠いた打線でしたが、それを感じさせませんでした。
シーズン通して1番を打った片岡や、シリーズ男と呼ばれた平尾など繋がりを見せていました。
中盤に細川、中島の負傷(中島は強行出場しましたが)なども乗り越えました。
個人的にこの日本シリーズ銀次朗にポイントがあったと思います。
高卒3年目、才能があるにしたとしてもこの大舞台でいきなりの起用です。
途中起用で初めて日本シリーズで出た時はさすがに緊張していたようですが。
それでも翌日からは細川の穴を埋める見事な活躍だったと思います。
片岡、平尾、中島など目立った活躍をした選手の陰に隠れたMVPではないでしょうか。
巨人ですが、やはり李の起用と阿部の負傷が最後まで響いた感じです。
しかし、坂本や鈴木尚、亀井などシーズンを通して活躍し主力になった選手達。
彼らの活躍も素晴らしかったです。彼らなしではここまでいけなかったと思います。
脇谷や谷など、ポジションの関係でスタメンで起用したいのにできなかった選手。
この辺は控えが厚くなると考えればいいのでしょうが、勿体無かった気がします。
それとラミレスが試合が進むに連れてブレーキがかかってしまった事。
小笠原が強行出場し、李も不振。ラミレスにかかる負担が大きかったのも事実ですが・・・
なにはともあれ、いい勝負を見せてもらったし、とても楽しかったです。
西武はまだアジアシリーズが残っていますが、その辺はもうどうで・・・(ry
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