機織りか、竜宮城か

昨日の通勤中の出来事。





車が一台通れるくらいの民家の間を自転車で走ってたとき。


結構な速度でタクシーが僕を追い抜きました。


『あぶねっ』なんて思ってたら。


こちらに向かってきてた原付がタクシーとすれ違いざまに避けた反動でバランスを崩して道路脇の少し低くなった畑にストン！と落ちました。


ほんとにストン！と。


倒れることなく乗ったままうまいこと落ちました。


『あー、危なかったけどうまく避けたね』そう思いながら見ると。



原付の落ちた畑と道路の段差はどこも平らな所が無くて、道路と畑には30センチくらいの高低差がありました。




原付の運転手は若い女性で、エンジンを切った後ハンドルを握ってウィリーをするように車体を持ち上げようとしてました。



『なんとかするかな？』と、通りすぎた後、振り返って見たんですけど全然タイヤが浮かずに上がりそうにもないので、『大丈夫ですか？』と、一声かけて手伝いました。



僕がハルクみたいな身体なら

ヒョイっと抱えて終わりなんですけどね。

ごくごく平均的な身体の持ち主なんで。

まず前タイヤを上げて、次に後ろタイヤ上げてと、段階を踏んでやりました。


でも無事にミッションクリア！！

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…




『ありがとうございました』

と、言って原付の女性は走り去って行きました。




うーん、我ながら良いことをした。


と、思いました。



嫁さんにも報告。

お褒めいただきまして、
『きっといいことがあるよ！』と言ってもらいました。







とりあえず今のところ鶴も亀も恩返しには来てませんが、何かいいことあるんですかね？



お待ちしてます。