あぁ最高の誕生日。

昨日、34歳になりました。

渋味が出てくる40歳まで後６年。

高倉健さんのような雰囲気が出せるか！？
これからもカニスルーパスから目が離せません！！





さて、仕事中に嫁さんから『今夜はパーティー』と、メールがありました。

毎年毎年、大なり小なり祝ってもらえて嬉しい限りです。

ただ、昨日はちょっと今までの誕生日の趣向を変えたいなぁと思いまして…


それは後ほど…。




仕事が終わったので帰るメールをしてから帰りました。

玄関あけると、いつもはテレビの音が耳に入ってきますが、電気も真っ暗で、シーーーんとしてます。


リビングに入ると、何か小声で話す声が聞こえます。

『せーの…』


『せーの……』

声のするのはカーテンの方。

見ればカーテンがモコモコ動いてます。


横を見るとテーブルの側にしゃがんだ嫁さんがクスクス笑ってます。

ジェスチャーで、カーテンを指差して、口に人差し指をあてます。

子供たちが何かをしようとしているのでしょう。


待ちます。


『ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ……せーの…』

出てきません…。


しびれをきらした嫁さんが…

『せーの！！』

というと、カーテンから子供らが飛び出してきました。

『お父さんお誕生おめでとーー！！』

クラッカーがパーーーン！！

僕はビックリ！(音に)


電気がついてhappybirthday！！と飾ってある部屋を見て、あぁ幸せだ…なんて思ってたら。

娘が机の上を指差して、僕はさらに幸せUP！

机の上には僕の大好物の嫁さんの手作りケーキがドーン！と置いてありました。

時間がないのに仕事に行く前と帰った後の合間で作ってくれたみたいで、本当に嬉しかった。

そして、続けて娘がプレゼント(娘の夏休みの工作の花瓶)と手紙を渡してくれて、嫁さんからもプレゼント(ネックウォーマー)と手紙を受けとりました。

息子は手紙を書いたのに無くしたそうです。
(後で書いてくれましたが)


二人の手紙を読んで、感動しました。
それでも涙は出なかったです。

男は泣くもんじゃない！と、父に育てられた僕は泣きそうになると抑止力が働くんてすよね。これって同じような人いると思います。
だからって感受性がないとか言われたりするんですけど、そういうわけでもないんですよね。

感動の仕方は人それぞれだと思います。


おかげで娘には感動してない！って責められましたよ。

してるしてるって伝えてなんとか納得して頂きましたが。
困ったもんです。


その後も、ステーキ(大奮発)が登場したり、ろうそくに火をつけてふーっってやらせてもらったり。

本当に本当に幸せでした。



ただ、今年は先にのべたように趣向を変えたい誕生日だったので、頃合いを見計らって、

『よし！今日はみんな祝ってくれたけぇ…』
と、言いながら鞄から袋を取り出しました。

勘のいい娘や息子は
『え？！何！？御返し！？誰に誰に！？』

と騒ぎ始めます。

そうです。
誕生日にもらう幸せだけでなく、与える幸せまで感じてしまおう！
と、思い付き、みんなにプレゼントを買って手紙を書いてたんです。
なんて贅沢な考えでしょう。


『え？あたしにもあるの！？』
嫁さんはビックリ！

『やったー！！』
子供も大喜び！

それぞれに手紙を読んで、プレゼントを開けて、また喜んでくれました。

みんなに『ありがとう』と言われて、嫁さんは泣いてくれました。


作戦成功でした。

与えられることも嬉しいけど、誰かに何かをして喜んでもらえた方がもっと嬉しくて喜べませんか？


僕はその両方をこの日、味わえて本当に本当に幸せでした。
やって良かった。


最高の誕生日になりました。





そして、ラボ友のみなさんからも温かいコメント、評価で祝って頂いて、本当にありがとうございました。

顔も声も知らない方がほとんどですが、僕の心にはしっかりと響きました。

本当に僕は幸せ者です。


忘れられない誕生日になりました。