テニスで勝てない初級者が超えるべき壁②【チャンスボールをミスしても悩む必要はない】

テニス(シングルス)で勝てない初級者が超えるべき壁② 

 

テーマ【チャンスボールをミスしても悩む必要はない】

 

 

ぽんぽん丸です。
前回『チャンスボールを強打するか、繋げるか？』の悩みについて紹介しました。

 

今回は、その続きで『チャンスボールをミスしても悩む必要はない』その理由を書きます。

 

 

 

◆チャンスボールを強打してミスる...
誰もが経験する嫌な瞬間ですよね。

 

例えばこんなプレー。

 

フワッと無回転のボールがサービスライン内側にバウンドし、
いよいよチャンスボール！！

 

ウィナーを取りに行く瞬間
(強打をしてミスをしている自分が頭をよぎる...)

 

強打するか、確実にコートに入れるか...

これをミスしたらゲームを取られるな...
どうしようか...

 

迷っている内に準備が遅れる...

 

 

チャンスボールがチャンスボールでなくなる瞬間です。

 

 

 

◆チャンスボールとは

『自分がウィナーを取れる位置にボールを呼び込んだ』ボールのこと。

 

サービスライン内側の人もいれば、ベースラインからでも条件が良ければウィナーを取れる選手もいます。

 

もちろん、力の無いぽんぽん丸は、相手のパワーを利用したカウンターでしかベースラインからウィナーを取れません。

 

 

ボールスピードで相手の時間を奪えない分は必然的に、

・ライジングでテンポを早める
・コースの狙いで遠くへ走らせる
・外に逃げる回転でさらに一歩遠くへ
・バウンドの低いスライスで時間を奪う

 

 

この少しの積み重ねで、パワーショットを打つことと同じように相手から『時間の奪う』ことができます。

 

フォアでクロスに打ち込んでウィナーが取りたければ、

 

『相手をバッグ側に走らせコートから外に出す→相手フォアサイドがオープンコート』の状況

これを作るショットが重要です。

 

 

 

◆細かい例として
相手をバッグ側に走らせコートの外に出した状況で、相手フォアサイドがオープンコートになる返球をさせる。
↓
センター～フォアサイド側、サービスライン内側にバウンドした場合
↓
相手フォア側、クロス方向にライジングで、バウンドしない両手フォアの叩くスライスを打ち込む
↓
返ってきたとしても相手の走る距離はけっこうなものです。
さらに自分はネットについている。
↓
ストレートを絞めていると見せながら、頭の良い相手であればボディ～クロス(上手い人は低め)に飛んでくるので浅いボレーで外へ逃がして終わり
(ストレートにパッシング打たれても相手にリスクを負わせたことになるので良し)

という考え方になります。

 

皆さんならチャンスボールを作る為に『どこから』『どこに』『どんな』ショットを打って、相手を『どのような状況』にしますか？

 

 

チャンスボールを打ち込んだ時のミスが多くて悩んでいる人は非常に多いと思います。

 

しかし、そのショットに原因があると思って打ち込み練習している人は、そんな練習はほっといて、

 

 

『チャンスボールを作るショット』に悩んでみてください。

 

 

案外コートギリギリを狙わなくても簡単にウィナーを取れるようになるはずです。

 

 

《まとめ》
◆チャンスボールとは『自分がウィナーを取れる位置にボールを呼び込んだ』ボールのこと。

 

◆パワーに自信が無くても相手から『時間の奪う』ことで同じような効果が得られる。

 

◆最後のチャンスボールを決めることで悩むより、チャンスボールを作るショットに悩んでみては？

 

 

でした！

是非試してみてください！

 

 

 

 《その他のブログ》

◆強打するか、繋げるか

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私ぽんぽん丸も未だ優勝を勝ち取れていない初級者でございます。大変恐縮ではございますが、自身のテニスサークルで初級者～中級者が試合に出るまでをサポートしています。
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