テニスで勝てない初級者が超えるべき壁⑤【狙いの誤差を知れば返球は簡単になる】
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ぽんぽん丸
2018年02月15日 13:25 visibility460
テニス(シングルス)で勝てない初級者が超えるべき壁⑤
テーマ【狙いの誤差を知れば返球は簡単になる】
ぽんぽん丸です。
前回『10本返球する難しさ』について紹介しました。
今回はその続きで『狙いの誤差を知れば返球は簡単になる』...その理由を書きます。
◆皆さんは狙いを定める時、コートのどこを狙って打っていますか?
ネットスレスレ?
それとも、コートの着地点?
多くの方から聞く限りでは、ネットの通過点であれ、ボールのバウンド地点であれ、
狙いを『ピンポイント』で定めている様です。
では、そのピンポイントの狙いから、『自分の狙いの誤差』、大体半径何cm位か把握できていますでしょうか?
「そんなもの調子によるじゃないか...」
「打てる体勢が良ければ誤差はそんなに無いもんね...」
こうやって反論を言われてしまいそうですが、全くその通りなんですけどね~笑。
まぁ、そういった調子の波もあることを重々承知で、
『リカバリー万全で止まった体勢で打てる時』
『リカバリーが間に合わず走りながら打つ時』
この2つで『狙いの誤差は極端に変わる』ということをまずは覚えておいてもらえたらと思います。
◆止まって打つショットは、スクールの球出しなどで日常的に練習できている人も多いですよね。
(球出しで走らされるとしても、ボールがどこに来るか分かっている場合は同じ)
しかし、試合で相手が仕留めようと生きたボールを打ってきた時、
コースはどこか?
ボールの着地点は?
どんな回転?
相手の意図は?
自分の返球コースと球種は?
打つときのボールとの距離感は?
打点を決めてテイクバックできたか?...
最低でもこれらの情報を判断して、ギリギリの体勢で打つこともしばしば。
試合中全く同じ状況はありません。
だから難しい。
ボールを打つ直前には、全ての予測がうまくいって、準備を終わらせてテイクバックできているのであれば、
自分の最高の狙いを『点』としたとしても
ほとんど誤差なくコントロールできることでしょう。
しかし、『点』で狙いをつける最大のデメリットが1つ。
『ライン際に狙いをつけてしまう』
ということです。
止まって打てない時は、『点』として狙っても誤差が出てくる...
ライン際に狙いをつけていたとしたら、アウトの確率が極端に上がってしまう。
だから、
誤差を考慮した範囲を『円』として
その円がコートに収まるよう狙いをつける。
例えば、誤差が1mあるとすれば、半径1mの円をネットにもアウトにもならないよう当てはめる。
その中心点を狙う。
狙った点より1mズレてもインになる。
たとえ、安全な真ん中を狙って、誤差でラインギリギリに決まったとしても、自分の技術を冷静に判断できるあなたの実力です。
『体勢が悪い!真ん中!』と咄嗟に判断できるあなたは強いと思います。
《まとめ》
◆構えた体勢で打てる時、走りながらギリギリで打つ時とで狙いの誤差は極端に変わる。
◆止まって打てない時は、誤差を考慮した範囲『円』をコート内に収めて狙う。
◆誤差で良いコースに行く場合も実力。
でした!
是非試してみてください!
《その他のブログ》
◆ミスが多いと感じている人は...
https://labola.jp/blog/user/234602/9000000000013579
◆そのまま打ち込む?コースを変える?
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《ぽんぽん丸のサークル》
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- 事務局に通報しました。
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