二週間に1度の活動チームでも仕事は山ほどある。チームの仕事に感謝

いま、うちのチームはとても良く運営ができている。だが、それを楽しんだり、当たり前だとは思ってはいない。理由は、集団になれば「慣れ」が出てきて、そこに自意識が強くなる人間も出てきたり、慣れから「手抜き」をするような人間も出てこないとも限らない。そうなってくると、組織の歯車が狂い始める可能性が出てくる。私がチームの仕事の一切合切をやっているのは、そういう人間が出て来た時の対応のためだ。組織のリーダーが組織の全てを把握していない場合、何が起きやすくなるか。それは「舐める人間がチームの中から出てくる」と言う事だ。「舐める人間」と言うのは自分の立場を弁えない。「好きか嫌いか」のいずれしか無い人間のことだ。そういう人間が組織に出てくると分かるのは「自己中心的な行動を始めた」時である。

自分で判断して、自分の考えのみで動く人間。こういう人間が一番組織の中での「厄介者」である。なぜなら、この人間が「組織で動かなければならない」を考えないからである。「たかが草野球」と言う頭が必ずある。なぜなら、そこに自分がチームへ「貢献」すると言う考え方が無いからで、チームへの最大の貢献は何かと言えば「活動への出席が頻繁にある」と言う1点だけだろう。しかも監督が全てのチームのための仕事を担って、やっているのだから、それに応えるのは活動への出席以外に何がある。

活動に出られないで、頻繁に休む人もいるだろう。だが、そういう人でもきちんと監督がチームの仕事をやっていると理解している人もいる。それは、チームの連絡は必ずメールで休んでいる、出席しているにかかわらず送信していること。チームとのつながりが「休んでいるメンバー」にも分け隔てなく送り続ける事。これができなければ、そこに「好き嫌い」でメンバーを見ている監督に見られても仕方がない話になるはず。監督の仕事は厳しい。

自分自身は二の次くらいの基本の考え方になければ、チームは監督の説く方向性に動いてはくれない。だが、何があっても受け止められると言う自信を持つためには、監督がチームの全ての仕事をやるべきだ。突っ込まれたくないのであればなおさらである。

ネットで集めたメンバーで構成しているチームの監督や代表者をやっている人たちにお伺いしたい。チームの仕事を役割分担にしている方はいるとしたら、それはチーム規約で明文化されているってことだろうか？では、チームが数年たち、メンバーの移動も頻繁にあり、新入部員も増えてくるときに「役割分担制」を敷いているチームさんは、新入部員にチームの仕事の一部を役割分担として任せられるのであろうか？まだ定着してもいないメンバーができる仕事とは何なのか？用具管理なのか？対外交渉？連絡係なのか？まさか会計係にさせるには、無理があると思うが・・・。そうなってくると、ネットで知り合ったメンバーに適材適所にチームの仕事を役割分担制を敷いて、うまく回っているチームがあるのであれば、その秘訣を知りたい。それほど、皆、チームの仕事に関して積極的なのだろうか？私は二週間に1度の活動のチームの仕事をしているが、それでも自分の仕事と両立させている自分にとって、かなりの負担を強いていると感じている。休日には会計の管理や対外交渉のメール、さらには助っ人さんへの挨拶メール、チームメンバーへのスケジュールを確認させるためのメールなどの作成、送信などに時間を割かれる。さらに試合後のスコアが間違ってないかのチェックと照らし合わせのためのビデオを見ながらのスコア修正などもやっている。どれだけチームを好きなのか、ネットで入部を決めてくれたメンバーにどんな仕事分担をするのだろうか？疑問が残る。

たまに入部の問い合わせがあるが、本当に感謝をしている。問い合わせをしてくるだけ入部を考えていただいたと言う事実に感謝感謝である。そして1人がユニフォーム作ってチームに定着を果たすまでの時間の長さって、これは入部に携わった者でなければわからないだろう。それは早くて2か月はかかっている。ユニフォーム作成は入金とオーダーしてから約1か月かかるから、ユニフォームを新しい部員の手元に届いた時には「一塩」の言葉が頭に浮かぶ。そうした経過が全員のメンバーに「思い出」として刻まれる。かけがえのない時間であり、そしてチームとして監督として「喜びの時間」であることは間違いない。そして、ユニフォームを着せたのだから、彼が野球で満足できる時間をこれから一生懸命に作って行かなければとさらに思うのもこの瞬間なのだ。

仕事は無尽蔵にある。その仕事をきちんとやっているかどうかの評価はチームが軌道に乗っているかどうかでもある。やりがいのある仕事に感謝である。