休暇まで取って幕張で眠くなるような暗黒時代の時のような試合を見せられた。

  • 虎男
    2017年06月02日 22:46 visibility234

休暇をとって千葉の幕張までえっちらおっちら行ってきた。阪神が好調だと言われている今シーズン。しかも開幕から飛ばしているメッセンジャーの登板日であり、3タテも無理じゃあないと期待をしたファンも多かったはず。ところがどっこい。試合はもうロッテのお祭りになって、阪神ファンはプレイボール後の初球を打った高山のホームランだけが「盛り上がっただけで終わってしまった。

 

もう、詳しい話をしたくなくなるほどの併殺打の山。しかもロッテの二遊間が守備練習にはもってこいの「おあつらえ向きのゴロ」が何度も彼らの正面に飛んで来て、そのたびにスコアボードのバックスクリーンに出てくる「FINE PLAY」の文字。風がものすごく強く、国旗、球団旗が全て外野からホームへ向くような「向かい風」でホームランはでないだろうと言ってた矢先に高山のバックスクリーン弾が飛び出して、なんだか変な気持ちになったのは確か。

 

本当に幕張で見に行って阪神が勝った試合に出くわしたことがない。昔は延長で引き分けが1度、サヨナラ負けは2度くらいやられている。ズレータに打たれたサヨナラヒット、球児が井口に打たれたサヨナラホームラン。いく度に、嫌な思いばかりのZoZoスタジアム。

 

気になったことが、試合の中であった。糸井が一塁ランナーに出た時のこと。通常、リードは6歩と言われていて、アンツーカーの外に右足がまたぐくらいがリードの平均だと言われているのだが、この日の糸井のリードはアンツーカーの中でのリードだった。これってもしかすると彼のグァムで行ったキャンプ時で報告された膝の痛みが悪化しているためのものではないのか。もし、そうであるとしたら、糸井を休ませるようなことが起きうる可能性もあるかもしれない。FAで来た選手が必ずしも働いてくれるとは限らない。しかも、どれだけ体のメンテナンスをやったとしても35歳の身体が、20代のように動いてくれることは絶対にないのだから。糸井の気持ちが張り詰めて来ただけに、もし膝にかかえている爆弾が破裂したらってこともファンは覚悟しておくべきだろう。なんとなく、阪神にFAで来て短命に終わった城島を思い出す。入団契約前にどれだけメディカルチェックをしたのか、気になるところではある。

 

これからも続く交流戦にタイガースは沈まないで、どうにかこうにか泳ぎ切って欲しい。不安ばかりがよぎるのは、いつもこのあたりから連敗でつまずいて行きそうな気がするからだ。

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