野球バカ仲間を何人持っている?

  • 虎男
    2017年06月09日 23:36 visibility296

自分は野球バカだと自称している。そして、野球は一人ではできない。自分の友人で野球バカは何人いるだろうか?過去に自分のチームに所属していた野球バカを入れたら、50人じゃあくだらない。でも、結局あっちもこっちもチームに入っているのは私には性に合わない。だから一つのチームに所属してじっくりと自分の野球を見つめて行くのが好きなので、今後もそういうスタンスで野球をやっていく。私の友人の大半は、私のチームのメンバーであり、彼らと知り合えた幸せは「野球」があったからで、他に何もない。私は自分の趣味を「野球」だと胸を張って言える。前も日記に書いたが、職場の上司に「虎男君は、野球しか知らないんだから」って言われた時に、明るい顔で「そうなんですよ。それより面白い物を世の中で見つけられてないから、こりゃ仕方がないです。ボス、そんなに褒めないでくださいよ。」と本当にこう言ってしまったのである。上司は腹抱えて笑っていた。

 

野球バカに「野球しか知らないんだから」って言われてムッとする奴がいたら、そいつはまだまだケツに蒙古斑があるような感じだな。野球バカが野球しか知らないってことは「野球の事だったら、あいつに聴け」ってことじゃあないか。最大の誉め言葉をいただいたってことで、大感謝しなきゃならない。その代わり、野球バカを年々続けて行くのはそうたやすいもんじゃあない。体のキレは悪くなるわ。怪我しやすくなるわ。集中力落ちるわ。そして、バットスイングのスピードは落ちるは、タイミングは取りにくくなるわ、フライがあがると落下点に入るのが難しくなるわ。肩はどんどん悪くなるわ、一番悪くなるのは目だ。こいつはやっかい。だけど、良くなるわけが無いんだから、こうなったらなんとか自己ベストを継続するために「気持ち」だけは切らさずに前向きに野球に向けて頑張っていくと言うのが「野球バカ」の方針でなければと常に思う。

 

 

なぜ野球なのか?それはガキの頃からやってきたからってことだろう。もちろん、永久に野球を続けられるかどうかなんてわかるわけがない。だが、私より若い奴らが、どんどん草野球チームを止めて行っているのを見て「あんなに若いのに、まだ十分やれるのに、酒なんか飲まずに体を大事にしたら、もっと長く野球がやれていたかもしれないのに」って思うことがしばしばある。野球を続けられる幸せを、どう継続させるか。そして、ユニフォームに愛着を持つ事ができる人間はチーム愛も自然と出てくるだろう。チーム愛が育めない奴は、悪いけど野球を継続できない人間だよ。野球はチームでやるスポーツ。チームを愛せない人間はどこのチームへ行っても長続きしないし、上辺だけで野球が好きなんて人間は、見ていればそいつがどれだけ「浅くかじっているか」なんて見通せてしまう。チームのために道具を運んだり、チームのために会計を手伝ったり、チームのためにメンバーに連絡をしたり、チームの道具管理をしたり、やろうと思えばどれだってできるだろう。チームのためと言う「マジックワード」でやる気を起こせる人間が野球を継続して行ける人間だ。チームのために何ができるか。それを考えられる人こそ、チームで動くことの難しさを考えられる人だ。ユニフォームのデザインにこだわったり、チームの輪を乱すような人間には「野球は自らそういう人から離れて行く」今まで、多くのチームメンバーを見て経験してきたから言える言葉だ。

 

今後も野球を通じて友達と思い出を作って行きたい。それが一番自分らしい生き方だと思っている。野球があるから、生きていられる。野球を見に行くから、野球がもっ好きになる。野球の偶然性や野球の驚きをもっともっと見たいし、それを体験したい。その中に私の野球バカ仲間がいることの素晴らしさ。もっと野球バカの友達を作って、私の野球談議の中に彼らを誘い込みたい。野球バカ万歳である。

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