雨の中ありんこ軍団の再試合を見に行く。
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虎男
2017年07月23日 23:51 visibility483
この週末は野球三昧である。昨日の夜が草野球の試合。そして今日の午後12時半には母校八王子高校の夏の予選五回戦の対創価戦の昨日延長15回で引き分けとなった試合の再試合を観戦に府中市民球場へ。小雨がぽつぽつ降る中、府中市民球場へ。この球場は草野球の試合でおそらく15試合くらいやったはずだ。捕手で守備に就くと投手のボールをそらしたが、最後、サードベースまで余裕で走られてしまった苦い経験だけが思い出される。それはさておいて、昨年の母校野球部と違うのは、5人くらい投手がいるらしい。昨日の延長15回引き分けの試合には3人の投手を使って防戦。京王線の電車に乗りながら、おそらく昨年の夏に甲子園のマウンドを踏んだ経験のある米原(3年)が先発してくるのだろうと推測していたのだが、左投げのライトを守る高橋裕が先発に出て来た。彼はたっぱもあり、がっちりした体格。しかも左投と言う事で、スタミナもあって完投能力もありそうな頼もしいタイプ。相手の創価高校は下手投げの上村投手を先発に持ってきた。偶然とはいえ、先発投手が両方とも背番号9番をつけての試合となった。
八王子が昨日と同様で先攻。1回の表、銭湯バッターがいきなりヒットを飛ばし、あっという間に先取点を奪った。これはかなり創価にとってダメージがあったと思う。高校野球の鉄則は相手に先取点を与えないと言うのが、大きな試合になればなるほどセオリーとして守らなければ勝利は近づいてこない。
昨日の試合も八王子が先制、創価が逆転、土壇場の9回表で八王子がおいつき、そして延長へといった感じの流れだったそうだ。この試合に創価としては、絶対にやってはいけない先制点を初回に取られてしまったことは、「追いかける立場」にまた追い込まれたとなるわけで、明日無き戦いの高校野球では、どれだけミスなくぷれーを進められるかが死活問題になってくる。惜しまれるのは、創価に最大のチャンスが訪れた時のことだ。一死二塁三塁の時にライトへの飛球があがり、投手からライトのポジションについていた高橋裕のバックホームは内野手、おそらく二塁手がカットして、すぐさま二塁ランナーノ離塁が大きかったのを見逃さずにショートへボールを転送。二塁ランナーはランダウンプレーで挟殺となり、万事休す。この好機に1点も入れられなかった走塁のミスが後々まで響いて来る。
八王子も創価も継投策を取っての試合だった。高橋裕が左のオーバースローだったので、今度は全く違う右のアンダースローの村田を後ろにもってきた。創価も上村の次にエースの菊池、そして工藤と悔いを残させないような三年生リレーを展開。しかし、終盤の7,8回にダメ押しの追加点を入れた八王子に軍配があがった。昨年のチームを見ているので少し小粒になった感じも受ける。今年は投手力のチームではないかなと感じたものだ。明明日は試合が無い。もしかしたら、母校の試合観戦はこれで終わってしまうかもしれない。まあ、勝ち試合が見られたことに感謝をしたい。ありんこ軍団、次は去年軽くいなした明大中野八王子だ。がんばれ!
- 事務局に通報しました。
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