一番脱力感のある日

  • 虎男
    2017年08月20日 11:28 visibility261

昨日は懇意にしていただいている地域のチームさんとの試合が予定されていた。午後3時までは普通の夏の午後。蝉も鳴いていたし、そしてチームメンバーからのメール連絡で、今日も私を車で迎えに来てくれると言う。ありがたいなあと、私もその感謝をメールで返事をしたりして、ユニフォームやグラウンドへ持参する物を大きなバッグの中に押し込んでいたところ、午後4時15分くらいだろうか、雷がものすごい轟音をとどろかせて来た。「あちゃー。今日は、やりたい試合だったのに・・・」と思いきや、そんな思いを吹っ飛ばすような雷の音が襲い掛かって来た。まだ、雨は降り始めていない。

 

メンバーのO君から電話が来た・「監督、実はグラウンドのあたりの天気図をネットでみたら、ゲリラ豪雨が襲っているらしいです。」その話を受けて、即、グラウンド管理事務所へ電話を入れた。「本日午後7時からグラウンドを確保している◎◎と言うチームですが、本日のグラウンド使えますでしょうか?」いきなり係員が笑い始めた「あはははは。あのね。すごいよ。もう降り始めて10分したら、5センチの水嵩ができあがって、今さらにゲリラ豪雨が続いている。これがあと10分後に泊まったとしても、グラウンドの土が回復しないから、本日はグラウンド使用不可です。」「ありがとうございました。」とこちらがしゃべる暇もなく電話を切った。これだけで、監督業は終わらない。まず派遣審判員に電話を入れる。雨でグラウンド使用不可なので、派遣依頼は無しであることを伝える。次に、助っ人さんでおよびしていた方にメールを即送る。

次に対戦相手の代表者さんに電話をして、丁寧にグラウンド使用不可の判断が管理事務所から出た旨を伝え、今後もよろしくお願いしますと伝える。最後に本日の試合に準備をしていた我がチームのメンバーへ急いで全員にメールを送る。

 

さらに、メンバーから電話が掛かってくる。それに応対して、全てが沈静化されたのは5時半くらいである。そして、静かな夜を迎えるのだが、今朝になって雨がやみ、野球ができる状況にあるのが悔しさを増す。たかが天気と言うなかれ、試合前に選手を集めたりすることの準備の大変さを毎回やることで、持っていく物などに忘れ物が無いように熟慮しているのに、全てが雨でダメになった時の気持ちは、表現できないほどの悔しさになる。しかも雨で試合ができなくなった次の日に他のチームが試合ができるような天候になっていることへの、悔しさというか羨ましさはどうしようもない気持ちになる。あー野球、やりてえええええ。と言う感じだろうか。

 

まあ、本日は体を休めて次の試合に英気を養う日とするしかない。

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