久しぶりの練習。
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虎男
2017年09月20日 00:39 visibility303
9月2日以来のグラウンド。とにかく、これ以上野球やらなかったら、フラストレーションが爆発してしまうと思うほど「野球やりてええ!」と言う気持ちがあふれた昨日。2週間ごとの活動だから、1度雨でグラウンド使用不可になると、1か月近く野球から遠ざかるわけで、台風が過ぎ去った昨日の朝「よし!これならできる!」と思った矢先にチームメンバーからのメールが来ていた。朝7時56分にメールが到着している。M君から。「監督、お疲れ様です。今日のグラウンドの使用はまだわかりませんよね。」と書かれてある。スポーツ管理事務所は午前9時から職員が働き始めるので、まだちょっと確認しても我々が確保している時間が午後3時なので「午前10時になったら、俺が自転車に乗って見に行ってくるよ。自分の目で見た方が、確実だから。」と返信メールを送付した。
M君に約束した通り、10時にK公園グラウンドへ。グラウンド内には係員の人が整備をしているようだった。彼が三塁側ダッグアウトに向かって歩いているのを見て、ダッグアウトの外から話をしてみようと考えた。「あの~。今日、午後3時からこのグラウンドを借りるんですが、どうでしょうね。」「見てもおわかりでしょうが、内野、特にサードベース前、それからセカンドの芝の辺りに水が溜まってますね。まあ、今日30度になるって予報が出てますから、3時になるまでには大丈夫じゃあないですかね。」「それを聞いて安心しました。」と一言挨拶をして、グラウンドの水たまりがある場所の写真をとって、写メールでM君に「今、現地からです。グラウンドまだ水たまりがあるけど、午後3時には乾くと思うよ。」と書いた。メールを送信してすぐに家に帰って、つけやきばながらストレッチ。午後1時40分にMA君とK駅の改札外で待ち合わせ。MA君は高校野球部員だったから、かなりの体育会系。いつも私のでかいバッグを「監督。自分が持ちます。」と言って持ってくれる。私は、中・高・大と体育会系畑を歩いてきたが、この年齢になってそんな「先輩風」吹かすような人間じゃあないので「悪いねえ。良いの?」といつもMA君に感謝しながらバッグを持ってもらっている。ありがたいものである。
久しぶりの野球の練習ができると思ってグラウンドに到着したら、N君がもうユニフォームに着替えてグラウンドの外のベンチに座っていた。「お疲れさん!」と声をかけると「どうもです。」と笑顔で返事が返って来た。
さあ、少ない人数だが4人での練習が始まった。キャッチボールとノックだけの練習だったが、人数が少ないので「みっちり」と言う言葉がぴったりの厳しくも楽しいノックの時間に「ものすごく良い汗」をかいた。左肩が50肩が痛くて、ボールをグラブをはめている左手を伸ばした瞬間に激痛が走った。「痛!!!!」。あまりの痛みにしゃがみこんでしまった。「監督大丈夫っすか?」皆、優しい声をかけてくれる。しかし、もうへんじもできないぐらお肩の激痛が走っている。右手で左肩を揉んでみる。慰め程度であるが痛みが和らいで来る。だが、すぐに練習再開しないでダッグアウトで水分補給休憩に入った。ダッグアウトのベンチに腰をおろすと、急激に疲れが出てくる。年だなあ。40になったばかりのMA君が水分補給をしたら、すぐにマウンドへボールを持ってあがっていく。私と17歳も差がある。スタミナがあるのは当たり前だ。だが、私も負けられないとなる。気持ちだけは25歳から止まっているつもり。しかし、肉体は、まさしく56歳10か月。あと2か月で57年目のバースデーを迎えるのだ。とにかく、普段守ることが無いサードベース横へ。ノックをもらいに行った。かなり長い間「自分の特守」を実施。救いは右肩は痛みが無い。とにかく、がんばって少しでも多くのボールを捕球したいと言う気持ちだけで30分がんばった。
「俺ができるんだから、みんなが俺以上にできるよ。」
メンバー達が苦笑いしていたのは言うまでもない。
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