新軟球M号ボールを5ダース購入!草野球チーム入部を考えている初心者にはハードルがあがってしまったかも。

  • 虎男
    2017年09月21日 11:28 visibility533

今、私の家に届けられたほやほやで湯気でも出そうな新規格軟式球M号ボール5ダースだ。

これで、新規格球でも、旧規格のボールでもどちらでも試合対応ができるだけの在庫が我がチームにストックされたことになる。だが、通常の試合では「新球2個」が試合球として拠出しなければならない。そして、今後行われる試合では、新規格球でやりたいと言うチームは、おそらく「連盟加盟チーム」が主であろうと予測される。だが、我々のような連盟に加盟してなくて自分たちで知り合いチームを作り楽しく野球をやっているチームにとっては、おそらくだが「旧規格球」が在庫で残ってしまっているのが現状だと推測される。そんなチームさんたちと、旧規格球の在庫が無くなるまで「旧規格球で試合」を組んでいくつもりだ。もちろん、新規格のM号ボールにも対応はしていく。こうして、60個のM号ボールがあるのだから、試合を組むのに両方対応ができるようにするために購入したのだから。

 

 箱をあけてみて、真っ白なボールが顔を見せてくれた時には、少しだけ感動した。これが新規格ボールだ。前から色々なスポーツ用品サイトを見て、新規格ボールの表面がどういうものかは知っていたが、手に取ってみて

最初の感触は「固い」と言う感じがすぐにする。いかにも打球が速く飛んできそうなボールであることは間違いない。そして、これをビヨンドなどの特殊バットで打ち返されるとなると、一番懸念されるのは「初心者泣かせ」のボールになるかもしれない。なぜなら、打球が速くなるのは絶対に間違いない上に、ビヨンドマックスのような高反発バットで打たれた打球だと「草野球なら、初心者の俺だって大丈夫だ。」って思っている人たちの入部に「二の足を踏ませる」可能性が出てくるかもしれない。そうなると、ますます草野球人口の減少に響いてくるかもしれない。今までの軟式球は高いバウンドをするので、けっこうボールのスピードが吸収されて、それほど速度の速い打球はあまり見られなかった。こんどは違う。すでに握っただけで固いのがわかるほど。これは、学生時代経験していなかった初心者が「えっ、こんなに固くて、そして打球がこんなに弾まないで球足が速いんだ。」と言うだけでなく、打席で死球を食らった場合、真っ赤にはれあがってしまう可能性がある。ヘルメットをしていない草野球チームは、対応するためにはヘルメットの購入は急務になるかもしれない。

 

 このボールである。これが、どう草野球の今後を変えて行くのか。そしてグラブにしろ、バットにしろ、この新軟式M号ボール対応の道具がどんどん新たに出てくるはずだ。そういうのが出ればでるほど、価格は高騰して、消費者無視の競争が激化するのだろう。これまでのグラブでは、バットではと考える人たちは新たなものを購入すればよい。だが、お金に余裕が無い野球愛好者たちにとって、このボールは足かせになるかもしれない。今後このボールを実際使用しての検証をすることが大事だろう。

 

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