ありがとう。みんな。
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虎男
2018年03月23日 22:46 visibility320
チームの監督をやっていて、チームの窓口にもなっている自分。対外的な交渉をするのも自分である。その対外的な交渉をするのに、自分のチームのチームメンバーに、グラウンドを確保している場合、どれだけ出席があるのかをまず最初に把握しなければならない。これがビジター、いわゆる相手チームさんがグラウンドを取っていて、こちらに対戦のお誘いメールが来た時には、もっとしっかり出席人数を把握しなければならない。
年度末のつらいところは、チームの大半のメンバーが休日出勤だの、子供関係で草野球の活動に出て来られないなど沢山出てくる。それでも、こちらとしては「試合に足るメンバーの数は大丈夫だろう」と思っていたら、なかなか集まりが芳しくなく、もう今日など本気で「どうしようか」と思ってしまう自分がいた。
私は、もうイチかバチかの賭けに出た。もし、今日中に「助っ人さん」を2人確保できなければ、相手チームさんへ断りを入れようと覚悟した。そして、それは懇意にしているチームさんを失くす可能性すらあったと言える。私はそのことを正直にメールに書いてメンバー全員に「私はここまで、来週の試合のためにありとあらゆる手を使って人集めに奔走したが、ダメでした。もう、メンバーの皆さんの人脈に頼るしかありません。この試合はお誘いを頂いた試合ですから、断るのは本来とてもまずいし相手チーム様に迷惑がかかります。それ以上に、いままで懇意にしてくださっている相手チームさんとの信頼関係が崩れる可能性すら出てきます。ここは、どうにかして人集めをしたいと思います。私は、草野球の助っ人募集掲示板にも記事掲載しました。さらに、先週雨でダメになった試合の時にメールで助っ人募集に応募してくれた3人の方に打診メールをおくりました。また、職場の後輩にもメールで尋ねました。全てダメでした。今日は、今後対戦が決まっているチームさんの代表者のKさんにもお願いして、Kさんのチームの中で、この日の助っ人依頼を快諾できる人を探していただきたいとの要請メールも送りました。これ以上、つくせる手はないほどやったと思います。チームメンバーの皆さん、どうか今回助けてください。」とメールを送って、数人からメールが来て「探したけど、無理でした。」と言うメールが来て、落胆して、覚悟を決めて相手チーム代表者に連絡をしようかとしたときに私のIphone にメッセージが来て「監督!2人連れて行きます。」とのこと。涙が出るくらい嬉しかった。即、感謝メールを入れて、助っ人を探してください依頼メールをした人たちに、助っ人確保メールをいれたのだった。すぐさまメンバーのO君から「監督。3人目も来たいと言ってます。よろしいでしょうか?」と言う問い合わせメールが来て、私もすぐに「もちろん、3人全員ウエルカムですよ。どうもありがとう。」とメールしていた。
チームのためにって言葉があるが、本当にありがたい今日のこのメールは一生忘れられないものになった。対外交渉って常に綱渡りに近い感覚であることは間違いない。しかし、やらなければ試合にならない。そんなハラハラドキドキして、ストレスがたまるのをなぜここまでやっているかと言えば、野球が心底好きだからである。野球をやりたいし、うちのチームのメンバーに野球をやらせたいって思うからだ。本当に今回はメンバーの一生懸命さに心を打たれた。感動した。
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- 事務局に通報しました。
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