みんな、チームがあったからこそ未だにつながっているのか。
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虎男
2018年04月24日 08:31 visibility263
昨日、チームのメンバーのお見舞いに、我がチーム創部以来一緒にやってきてくれている月曜休みのメンバーのH君とともに行ってきた。本人は病院へ出かけていたが、小さな子供が2人いるので彼の奥様が家にいたので、彼の病状の経過などを教えてもらい、彼に治療に頑張って欲しいと声をかけてくださいと頼んで帰路についた。久しぶりでH君にあったので、新宿のデパートで2人で遅い昼飯を取りながら、色々な話をした。
「監督、実はNさんとたまにメールとかするんですよ。」
「うちのチームが遠いからあいつ辞めたんだよなあ。たまに、Facebookで俺にコメントくれてるよ。」
「あの人、HAさんと仲が良くて、今もたまにつるんで遊んでいるらしいですよ。」
「HAかぁ。あいつも良い奴だったけど、仕事や息子の少年野球のコーチなどで、結局時間がとれなくなってチームを辞めて行ったよなぁ。元気なんだ?」
「ええ、元気みたいですよ。こうしてみると、昔のメンバーでチームを辞めて行った人たちが未だにお付き合いがあるって言うのが、なんとなく嬉しいですよね。」
「ああ、彼らとチームが喧嘩別れしたわけじゃあないからね。俺も未だにチームを事情があって離れて行ったメンバー達との交流はあるからね。縁は大切にしていかないと。」
「監督の言う通りですね。縁があって同じチームに入ったのですから、チームを抜けていく時は綺麗に抜けるのが
一番だと思いますよ。それが今後にもつながっていくってことですものね。」
「そのとおりだと思うね。人が人と知り合う偶然を大切にしていくことは簡単なことじゃあない。相手に想いがあれば、やはりこうして病気になればお見舞いにも行く。だけど、お見舞いに行くことが「あの時、俺が見舞いに行ってやった」って恩を着せるような気持ちを持っていてはいけないってことだよね。友達ってのは真心をかよわすための存在なんだからさ。それと、こうして君とS君のお見舞いにこれたことだって、思い出になるよ。」
「まったくですね。早く治って、またあのにぎやかなSちゃんが戻ってきてくれるとベンチが盛り上がりますよ。」
「うん。だからこそ、チームを存続させていく努力をしなくちゃ。彼が復帰できるときまできちんとしたチーム運営をしておいてあげないとね。俺も、これからが頑張り時。君も自分の店、頑張らなきゃね。」
「そうですね。頑張りましょう!」
お見舞いなど本来はしたくないもの。元気な顔を見ながらバカ話で盛り上がっている時の幸せな時間の大切さがこんな時ほど痛切に感じる。祈りにも似た気持ちを持ちながら、帰りの電車に乗る前にH君と握手をしてわかれた。
「じゃあ、またね。」は永遠の言葉である。
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