試合には負けたけど、自分の打撃に超満足
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虎男
2018年04月29日 09:51 visibility236
昨日は草野球でダブルヘッダーを実施。結果は1勝1敗。最初の試合は最近入った選手を先発投手にたてて、どのくらいの投球をしてくれるのかを見定めたかったので、完投で投げさせた。得点を取られたが問題ない。スタミナは十分にあることがわかったし、今後彼が使えるのが嬉しい。
スコアを見返すと、なんとうちのチームは2安打しか打てずに完封負け。しかし、その中でも今シーズンの初ヒットがある。私の右中間二塁打だ。シングルヒットでも嬉しいのに、右中間をやぶり、球はフェンスへ向かいどんどん行った。この打席に入る前のことは良く覚えていた。それは、私の前の打者が打席にいるときに、マウンド上の相手チーム投手のリズムを頭の中で「ずんずらずんのずん」だなとリズムを取っていたのだ。私は打席に向かう時に、こうした工夫をするのが好きだ。それは普段の自分が調子の悪いと感じた時に、ふと思いつく「いつもと違うやり方」をしてみる、いわゆる工夫をもって打席に臨むというスタイルだ。
案の定「ずんずらずんのずん」のリズムは変わらない。1球目、2球目を見逃して3球目に「ずんずらずんのずんタイミング」で投げ込んできたストレートを「センター返しをするイメージ」でバットを振りぬいた。この日、ゲーム用に持って行った2本のバット、一つは金属バット、一つは木製のオールドヒッコリーのバットである。さすがにアメリカで作られたオールドヒッコリーの木製バットは「固い」と言われているM号ボールに差し込まれず、真っ芯に当たると打球はセンターとライトの間に飛んで、私が一塁を回って二塁へ到達した頃にようやく外野手から内野へ返球されてきたのが確認できた。チーム二本目の安打である。しかしながら、7試合目で今シーズンの初ヒットが二塁打である。14年前にチームを立ち上げた時に私の打順は常に4番で、かなりの打率を残していた。今はチームのメンバーに少しでも守備につかせてあげたいので、私は常にDHで打順のしんがりを務めている。あの頃の自分のヒットも嬉しかったが、今、こうして年をとり、57歳となってのプレイの中で、チームの若いやつらが打てない中、自分ががつんとバットの真っ芯で捕らえて外野の間を抜き、最深部まで到達できる打球を飛ばせたことは自信になるし、チームを鼓舞する一打にもなる。
試合後、今後、どの試合で今日のような打撃ができるのかは定かではない。だが、ますます自分に期待感をもって今後の試合に臨める。やはり、一番気持ちよいのは「私より年齢の若い投手」からのヒットを奪う事。これが、どんなうまい食い物を食べるより「おいしい一打」なのである。やるぞおおおおおお!
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