12年前の自分の姿
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虎男
2018年04月30日 09:59 visibility281
草野球のチームを自分で作ったのが2005年、今から13年前。その時から、ビデオカメラを使用して試合の一部始終を録画し続けて来ているが、たまには失敗もあり全試合を録画できているわけじゃあない。しかし、家に帰ってDVDレコーダーへカメラから録画したものを取り入れる。そして、それをモニターで見ながらスコアの書き落としたところに細かく補足をいれて行く。すなわちマネージャーがいないからだ。ビデオカメラでスコア補足だけしているわけではない。もちろん、13年もやってきているから、かなりの枚数のDVDにダビングをして保存をしているのは確かであるが、たまに自分が10年以上前の姿がどうだったのかを見るのは「懐かしい」だけではなく、今よりも若き日の自分が動いている姿があることに驚きと、今も「やれるときに野球をやっておくべき」と言う気持ちが湧き上がって来る。
12年前と言うと創部三年目の時だ。この時は、もうメンバーはかなりチームにこなれてきていて、メンバー同士の会話も「友達口調」になっていて、コミュニケーションと言う面では心配の無い時期だった。その時の試合をふと見て見たくなった。三年くらい前にメールをいただいたこの試合の代表者さんから聞いた話によると「うちのチームは解散しました。」と言う寂しいお話だった。おそらくだが12年間、このDVDが私の本箱の中のDVDボックスに眠っていたのは間違いない。それをPCのディスクドライブにいれて再生をしてみた。12年前に使ったグラウンド。夕日でそろそろナイター照明塔に灯が入りそうな時間帯。両チームがホームベースを挟んで整列。そして試合が始まった。自分がどこにいるのかがすぐわかる。捕手だ。この時は捕手専門だったのだ。年齢からすると45歳の時だろう。その年の11月に46歳を迎えたのだから、間違いない。思えばこんな年齢になってから「やる野球」に戻ったのは遅かったなと後悔もしている。だからこそ、今野球がやれていることに大感謝であるし、野球チーム全般の仕事が楽しくて仕方がないのだ。
よく「私はもう40だから」とか言う人たちがいる。年齢が40超えたら、スポーツはできないってのか。が私の疑問だ。こういう「言い訳」は聞きたくない。40からだって50からだって、スポーツは楽しめる。また、そういう年齢のプレイヤーを受け入れているチームは山ほどあるのだ。ビデオカメラでとっておいた映像を見て思ったのは、40代の人間が身体がスポーツをするのに不向きだとか言っている人たちは、もともとスポーツなんか好きじゃあない人たちだと言う事。身体を動かす喜びを知らない人である。私は今後も35歳以上、40歳代の人たちを応援していきたい。そして今のチームが還暦チームになるのを夢見ているところだ。
昔の自分の姿を見て、今の自分のプレイを見ていると時間の変遷とともに、自分のスタイルが変わってきているし、ヒット1本を打つのに、かなり長い時間がかかっているのがある。だからこそ、口には出さないが「次の試合こそヒーローに」と言う思いがある。そう、今日もこれから試合である。
- 事務局に通報しました。
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