断腸の思い「チームの活動を休止します」

  • 虎男
    2020年04月17日 14:29 visibility635

今週の火曜日の昼間にチームメンバー全員に向けて「活動休止」の宣言メールを送った。

タイトルにもあるように、ここまでずーっと野球の準備、グラウンド確保、チームメンバーへの

連絡、消耗品の補充等、自分自身ぬかりなくやってきた。しかし、いかんせんこのウイルス蔓延が

厳しくなる中、試合をしたら問題はないのかばかりが頭の中を過った。

 

新型コロナウイルスを誰が所持しているのかがわからない「見えない敵」である以上、ウイルス所持して陽性反応が出ていても症状が出ない人間までいるという。このような極端な「見えない敵」を相手にして、楽しく野球の

試合が行えるのか?自分は絶対に大丈夫だと言える人間がいない中、誰を信じて野球の試合を進行できる。無知な人間以外、それは愚行であり、家族もいる人間たちの集団にや「野球をやらせる」ことの責任の無さはチームを管理運営する立場から言うと「ありえない」ことだ。

 

しかし、どれだけの人たちが今、このコロナウイルスを理解しているのだろう。マスクをしていれば安心なんてレベルの人間もいるらしい。一番怖いのは、靴とスーパーマーケットの商品だともいわれている。靴は、そこいらじゅう歩き回っているから、靴底にコロナウイルスがくっついたとしても、それを家まで引きづって来てしまってもわからない。そして敵はスーパーマーケットの商品だともいう。理由は多くの人たちが触っているため、コロナウイルスが付着している可能性もある。うちでは、購入してきた商品は全て石鹸で洗うことにしている。そしてもうひとつの敵はコンビニ袋だとも言われている。コロナウイルスの付着はビニール製のこの袋だと簡単に付着するので、紙袋に変えている人たちが増えてきているという。

 

ここまでくると「綱渡り的」な日常生活を送らなければならなくなってしまっている。しかも、職場で自分がコロナウイルスにかかったとなれば、おそらく事務所内の消毒はしなければならないだろうし、こんどは「村八分的」な視線が待ち受けるかもしれない。日本人特有の「あいつのせい」って奴だ。そんな、無視や虐めで何が解決されるわけでもないのに、日本人はいまだに「誰かのせい」にして「自己正当」を表現したい輩の多いこと。これって「差別主義」だと言いたい。今や、コロナに罹患する人は「だらしがなくて不潔な人」なのではない。あんただって、明日は我が身なんだよ。それをそう思えず、いかにも感染してないことが「勝ち組」のような顔をしているのは甚だおかしい。

 

私は毎日通勤している。雨の日はかっぱを着て原付乗って毎日電車やバスをさけて通勤している。手は洗いすぎて脂分が無くなってカサカサしている。休みの日はスーパーへちょこっと買い物に行くだけで、速攻で帰宅している。むしろ、それ以外はパジャマで布団の中にずーっと引きこもりだ。コロナウイルスに野球を取り上げられた恨みは大きい。とにかく、皆さん「優しい気持ち」を持って、この国難を乗り越えましょう。

sell野球

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。