コロナって終わってないのに、施設使用開始してる。怖くないの?
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虎男
2020年07月12日 14:30 visibility491
行政のスポーツ施設が全面的に使用を開始している。都内の新型コロナ感染者は毎日200人越え、20代から30代に対してPCRテストを行っているという。そして、その年代は「重篤者」が出にくい世代だとも言う。だからといって、こんな人数の都民がコロナウイルスの陽性反応が出ているのに、行政側は「スポーツ施設開放しますよ。使ってくださいね。」って平気でやっていることに、疑問が出ない人たちに言いたい。
「新型コロナウイルスって収束してないんだよ。」
ってこと。今、野球をテニスを、バスケットボールをやりたくてやりたくてうずうずしている人たちは山ほどいるんだろうけど、その人たちって「俺は、私は絶対感染しない。」って断言できる人いるの?で、もし感染してしまったら、どう対処するの?家に帰って、家族にウイルスを感染させる危険性をどう防ぐの?小さなお子さんのいる人たちだって、自分のやりたいスポーツの方が大事なの?相手チームと競うスポーツは相手のチームのメンバーに感染者がいないって、どうやって確かめるの?そして症状の出ない人もいるっていう、このやっかいなウイルスを一緒にボールを使用した時に感染しないって「根拠」は何?
遊びはコロナが終わってからでもできる。それがいつになるかわからない。もちろん、ウイルスが世界的に蔓延しているのは誰もが承知している。しかし、家族がいるメンバーに「試合だから出てきてよ。」と呼びかける気持ちは私には無い。理由は、万が一、コロナに自分のチームのメンバーが罹患してしまった場合、チーム責任者が「試合に誘った」となってしまう。それに対して「なんて配慮の無い責任者なんだ。遊びなんか、いつでもできるだろうに。うちの主人、仕事もできなくなって2週間も病院で隔離されているのよ。生活費入ってこなくなってしまったじゃあないの。どうしてくれるのよ。あんたのせいよ。」って言う人たちがいないとも限らない。
チームの監督って「矢面に立っている」と自分は思っている。もちろん、腹の底から「野球がやりたい」って思っている。その気持ちはチームの中では一番強いかもしれない。しかしだ。このウイルスがもたらす最悪の事態を想定しないで「野球ありき、楽しみありき」を優先させるわけにはいかない。今、非常事態宣言が出ないのも、行政が補償金を出せないほど蓄えを出してしまっているからだろう。そして都知事はこういった。「自粛はもうお願いする段階じゃあない。自衛をしてもらうことになります。」これって、行政が「あんたらの責任でやってくださいね。」って言ってるようなもんじゃあないか。住んでいる区域の首長がこんなことを言う場所に住んでいるのだから、万が一を想定して、自衛をしなければ誰も助けてくれない。コロナとはそういう恐ろしいウイルスなのだから。
- 事務局に通報しました。
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