アストンビラ 0-2 トッテナム・ホットスパー
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ゴロー
2013年11月10日 19:08 visibility594
時間が経ってからの観戦記ですいません。
残りの2試合書きます。
まずは、10月19日のアストンビラ-スパーズの試合。
この試合を選んだのは、アストンビラのホームスタジアムのビラパークに行ったことがなかったことと、そもそもこの日のプレミアリーグの試合はこの1試合だけだったからです。
ビラパークのある英国第二の都市、バーミンガムまでは試合の当日に列車で移動。
ロンドンからは列車で2時間弱です。
スパーズはロンドンにあるクラブなので、いるとは思ったのですが列車の中にはスパーズのサポーターがたくさん乗っていました。
ただおとなしく乗っているのならばいいのですが、列車の中のカフェでビールを飲みながら酔っぱらってチャントを歌いだして大騒ぎ!
イングランド代表選の時の地下鉄の車内もそうでしたが、この国のフットボールファンは電車の中で歌って騒ぐのが好きです。
一般客はもう苦笑いするしかなく、大迷惑ですが。
そういえば2002年のワールドカップの時にイングランドサポーターが地下鉄の中で歌って騒いでいたのを思い出しました。
試合の注目は、イングランドフットボール界の「時の人」 スパーズの右ウイングのタウンゼン。
1週間前の代表の試合で、初出場初ゴールをはじめ2試合で大活躍。ワールドカップ出場決定の立役者となり、クラブに戻ってきました。
多めの中で始まった試合でしたが、この試合でもキレキレで、何度もビラディフェンスを置き去りに。
この日の先制点は、タウンゼンの上げたクロスが、キーパーがFWにつられてニアに出たところ、誰にも当たらずにゴールにすいこまれるラッキーゴール。
しかしスパーズ先制の瞬間、スパーズサポーター席で発煙筒が焚かれ、さらに発煙筒がピッチに投げ込まれて線審の頭に当たるというトラブルが。
幸いレフェリーにけがはなかったようですが、投げ込んだサポーターは警官と警備員にしょっ引かれて行き、その時はスパーズサポーターからも大ブーイングが上がっていました。
最近イングランドではサポーターが発煙筒を焚くことが増えているようで、この後テレビや新聞でも問題として取り上げられていました。
数々の悲劇から30年かけて安全なスタジアムを築き上げてきたイングランドフットボール界。それを続けてほしいものです。
前半はスパーズが1点リードで終了。
後半は、ビラが攻勢を仕掛け、スパーズゴールに迫ります。
ケガ明けのベルギー代表FWベンテケも投入し、スタジアムは「さあ同点」とヒートアップしますが、ベンテケのフリーのヘディングシュートはゴール枠外へ。
逆に、スパーズがレアルに移籍したベイルの後釜と期待されるソルダードが、PK以外での見事な初ゴールが決まり、追加点。
このゴールがとてもうまくて、思わず「うまい」と唸ってしまいました。
高い位置でビラのボールを奪い、サンドロがゴールエリアに向かって走りこんできたソルダードに絶妙なパスを送り、ソルダードがまた絶妙なトラップからコースを狙った見事なシュート。
上手い~!
試合はこのまま2-0でスパーズが勝利。
スパーズを応援していたのでこの結果は良かったですが、ホームのビラとしてはあまり見せ場がない試合で、スタジアムも後半の一部の時間帯を除き、盛り上がりに欠けました。
ただ、ビラパークは4万人規模でちょうどいい大きさで、見やすくていいスタジアムでした。
特にピッチとてもよく整備されていて、きれいでした。
ちなみに帰国後録画していた試合を見たら、予告通り自分が写ってました。
家のテレビで最大500円玉ぐらいの大きさでしたが…。
スパーズのビラス・ボアス監督。モウリーニョになれるか?
きれいなピッチです
試合終了。負けたビラサポーターは早々に帰っていきます。
- 事務局に通報しました。
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