主力温存で罰金 プレミアリーグ

  • ゴロー
    2010年02月21日 20:47 visibility67

昨日のプレミアリーグ、2位のマンチェスター・ユナイテッドはエバートンに1−3で完敗。


 


前節のアストンビラ戦から続けて勝利なし。


 


エバートンはチェルシー、マンUとビッグ4に対し2連勝です。


 


首位のチェルシーはウォルバーハンプトンに2−0で快勝。


 


マンUとの勝ち点差を4に広げました。


 


 


昨日チェルシーに負けたウォルバーハンプトン(ウルブズ)ですが、主力温存でプレミアリーグから罰金の処分を受けたそうです。


 


問題だったのは、12月15日のアウェーのマンU戦。


 


この時、クラブは1週間に3試合の過密スケジュール。


 


12日のトッテナム戦で勝利を収めたあと、15日のマンU戦はトッテナム戦からスタメンを10人入れ替えて試合に臨みました。


 


試合は0−3で完敗。


 


そのあとの20日に行われたバーンリー戦では、選手をほぼ元に戻し、2−0で勝利しました。


 


このマンU戦で主力を温存させたことがプレミアリーグの規約違反となり、25,000ポンド(約360万円)の罰金が課されました。


 


 


ウルブズは今季昇格してきた弱いチーム。


 


過密スケジュールだったうえに、アウェーのマンU戦と「勝ち目のない試合」だったこと、


 


さらに、そのあとに控えていたのが、残留争いをするバーンリー戦だったために、このようなことをしたのでしょう。


 


 


Jリーグでも、前にナビスコカップに主力を温存させたチームが処分されていましたよね。


 


でも、今回はカップ戦ではなくてリーグ戦の話。


 


まさに異例のことだと思います。


 


さらに、強い相手に対して主力を温存するなんて、異例中の異例。


 


 


しかし、今のプレミアリーグの下位チームの試合では、ビッグ4との対戦だと負けるのが目に見えているため、チケットの売り上げが芳しくないとか。


 


トップレベルのクラブとその他のクラブに差がつきすぎてしまったためでしょう。


 


これは、今プレミアリーグ全体で抱えている問題だと思います。


 


 


マンU戦に駆け付けたウルブズサポーターからは、「40ポンド(チケット代)を返せ!」というチャントも唄われたそうですが、


 


もし降格してしまえば、クラブの損失は数億円ともいわれています。


 


残留できれば、この罰金も安いものなのか?


 


クラブの思惑どおり、次の試合では見事勝利できたわけですし。


 


現在ウルブズは、降格圏までわずか1ポイントで、辛うじて残留圏内の16位。


 


シーズン終了後、チャントを唄ったサポーターはどのような評価をするのでしょうか?


 


 


まあ、フェアではないことは確かですけどね。


 


 


それでは。


 


 

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