イングランド旅日記� マンチェスターへ

  • ゴロー
    2009年09月12日 21:10 visibility3283


8月21日 イングランド5日目


 


この日はニューカッスルからマンチェスターに移動。


 


ただ移動するのだけではつまらないので、ちょっと寄り道。


 


 


まず、ニューカッスル9時43分発の列車で、リーズへ向かいます。


 


乗った列車は、スコットランドの先の方のアバディーンを朝6時頃出発し、グラスゴー、ニューカッスル、リーズ、シェフィールド、バーミンガム等を経由し、イングランドの南端の方のプリマスに夕方6時過ぎに到着する、まさにグレートブリテン島を縦断する長距離列車。


 


その列車に1時間半だけお世話になります。


 


で、この列車が10分遅れました。


 


イギリスで10分遅れは、ないに等しい遅れ。


 


でも、リーズでの乗り換え時間があまりなかったので、焦ります。


 


 


イギリスの駅にはコインロッカーなんてものはありません。


 


ただ、大きな駅には手荷物預かり所(Left Luggage と言います)があります。


 


リーズ駅にあることはわかっていたので、この日はここにスーツケースを預けて行動する予定でした。


 


列車が遅れたので、改札を出た駅の端っこにある手荷物預かり所まで急ぎます。


 


手荷物預かり所には、飛行機に乗る時に荷物を通すような、X線で荷物の中を確認する機械があって、我々のスーツケースもその機械を通されます。


 


荷物の預かり料は、24時間まで7ポンド(1ポンド=約165円)。高っ!


 


列車の出発時間が迫っていたので、ダッシュでホームへ。


 


発車間際に何とか車内に滑り込みました。


 


 


リーズから普通列車に乗って、約30分程ののキースリーという駅で降ります。


 


キースリー駅からは、「キースリー&ワースバレー鉄道」という保存鉄道が出ており、冬季を除く週末と夏休み期間中に蒸気機関車の引く列車が運転されているのです。


 


 


日本では、赤字ローカス線が路線ごと廃止されてしまいますが、イギリスにはこのように「保存鉄道」として残し、観光資源として蒸気機関車や古いディーゼルカーを走らせているところが各地にあります。


 


ちなみに、「蒸気機関車」のことを英語で「Steam Locomotive」と言います。


 


略して「SL」となります。


 


冒頭の写真は、キースリー&ワースバレー鉄道のキースリー駅です。


 



キースリー&ワースバレー鉄道は、キースリーから終点のオクセンホルムまで片道約25分。


前の方の車両に乗ると、SL独特の「シュシュポポ」という音が聞こえて来て、心地よいです。


 


それと、トンネルに入ると煙もすごい!


 


また、客車もレトロな客車を使っています。


 


切符も、昔ながらの硬券でした。


 


終点のオクセンホルム駅には、他の古い蒸気機関車や客車が展示されている博物館がありました。


 


そして、ひと駅戻って、ハワース駅で下車します。



ハワースの駅から、町の中心までは急坂を上ること約10分。


 


ハワースは、イギリスの有名な小説「嵐が丘」の舞台になったところ。


 


著者のブロンテが生まれ育った街でもあります。


 


読んだことないので、内容は知らないのですが…。


 


街のメインストリートも坂道で、端から端まで10分ほどの小さな町。


 


日本発のツアーのコースにもよく組み込まれているので、珍しく日本人を何人か見ました。


 


 


でも、この町の観光資源は、町の外にある丘を歩くハイキングなのです。


 


ハイキングのための歩道(Footbathと言います)がたくさんあります。



時間がないので、ハイキングはしませんでしたが、街の中心から5分も歩けば眺めがいい丘の中腹に行けます。


 


ここでしばらくのんびり。


 


したかったのですが、虫が多くて、虫嫌いのカミさんが早くもギブアップ。


 


すごく景色がいいのに…。


 


 


街に戻って、遅いランチを。


 


この日は、当地名物のヨークシャープディングを食べました。


 


しかも「ジャイアント」ヨークシャープディング。


 


去年、ローストビーフの付け合わせで出てきたものを食べた時はイマイチだったのですが、これは美味しかったです。


 


お腹がすいていたので、写真を撮り忘れてしまいました。


 


 


ハーワース駅に戻って、またSLでキースリーへ。


 


リーズへ戻って、スーツケースを受け取りを受け取り、マンチェスター行きの列車でマンチェスターへ。


 


この列車は、ニューカッスル発のリバプール行き。


 


途中、ヨーク、リーズ、マンチェスターという大きな町を通るのですが、わずか3両編成。しかも1両はファーストクラス。


 


そのためスタンダードクラスは激混みで、座れませんでした。


 


幸い次の駅で前の席の人が降りて、何とか座ることが出来ました。


 


約1時間でマンチェスターピカデリー駅に着き、駅前のホテルにチェックイン。


 


その後街の中心に行って、寒かったのでデパートでパーカーを買いました。


 


そのあと、この旅ではこのパーカーが大活躍しました。


 


そのくらい涼しかったのです。


 



翌日は、午前中マンチェスターの市内観光。


 


マンチェスターって、あまり見どころはないんですよね。


 


あてもなく街をブラブラ。


 


繁華街で観覧車を見つけ、乗ってみました。


 


 


この観覧車、ゆっくり1周するのではなく、お客さんをゴンドラに乗せたら、そこそこのスピードで何周もするのです。


 


上からは、町が一望でき、これから行くシティオブマンチェスタースタジアムも見ることが出来ました。


 


でも、オールドトラっフォードは見つけられませんでした。


 


結局、この観覧車は4周したところで終了。


 


4周って、日本ではありえないですよね。日本なら3周か5周のはず。


 


文化の違いを感じました。


 


 


そして、午後はいよいよマンチェスター・シティvsウォルバーハンプトンの試合を観戦。


 


観戦記はこちら ↓ をごらんください。


http://soccersns.jp/member/36993/match/12375/


 


翌日はリバプールへ移動です。


 


つづく
























































































































































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