イングランド 2-0 ポーランド

  • ゴロー
    2013年10月28日 19:30 visibility102

少し前ですが、英国から帰ってきました。

英国初訪問から10年目。変ったところ、変わっていないところはさまざまでしたが、イングランドフットボールの良さは全く変わっていませんでした。

予定のフットボール観戦4試合を含め、すべて予定通りでした。

そして、今回はブリテン島を離れ、英仏海峡トンネル(ユーロトンネルと言うそうです。初めて知りました)をくぐり、ユーロスターでベルギーにも行ってきました。観光だけでしたけど。

 

観戦した試合の結果は、

イングランド 2-0 ポーランド

チェルシー 4-1 カーディフ

アストンビラ 0-2 トッテナム

アーセナル 1-2 ドルトムント

と、アーセナル以外は、応援した方のチームが勝ちました。

 

フットボールの聖地、ウェンブリースタジアムにも行くことができ、またスタジアムでチャンピオンズリーグアンセムを聞くことができ、この年齢にしてもうやり残すことはないって感じですが、スタジアムの雰囲気は他では味わうことはできず、帰ってきてそうそうまた行きたいって思ってます。

 

4試合の観戦記を順番に書きます。

 

まずは、10月15日のワールドカップヨーロッパ予選のイングランドvsポーランド(ウェンブリースタジアム)から。

 

 

 

知らなかったのですが、英国にはポーランドからの移住者が多いとのことで、事前の現地報道では、ウェンブリーのアウエー席は9,000席ですが、この日は倍の18,000席も用意されていたとか。

事実、行きの地下鉄の中では多数のポーランドサポーターがさっそくチャントを歌い、イングランドサポーターが応戦して大騒ぎ。

通勤帰りの人はただただ苦笑いするだけでした。

駅前ではポーラーンドサポーターが爆竹を鳴らし、騒然とする場面も。

スタジアムに入っても、1階、3階席の4分の1がアウエー席として割り当てられ、さらにホームサポーター席にもかなりの数のポーラーンドサポータの姿がありました。

キックオフ直後は発煙筒も焚いていました。イングランドでは禁止なのに。

 

試合は、この日が予選最終戦。

勝ち点差1で首位に立つイングランドですが、2位のウクライナがこの日は全敗の最下位サンマリノと対戦し、勝利は必至。

イングランドがワールドカップ出場権を獲得するためには、勝たなければいけない大切な試合でした。

 

 

そのせいか、イングランドの選手はかなり固くなっているようで、コンビネーションがかなりちぐはぐ。

守備の連係もいまいちで、中盤で簡単にボールを奪われ、ポーランドにカウンターを許します。

ポーランドのFWはドルトムントの点取り屋のレバンドフスキ。

レバンドフスキの惜しいシュートも何本かありました。

 

0-0のままいやな雰囲気でハーフタイムか、と思われた41分、SBベインズのクロスをルーニーが頭で決めて、ようやくイングランド先制!

 

 

いい雰囲気となり後半突入、と思われましたが、後半も守備の連係が相変わらず。

特にケーヒル、ジャギエルカの二人のCBと右SBのスモーリングがイマイチ、いやイマ三。

ほんと追いつかれるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ていました。

 

そんな中、近くにいたポーラーンドサポーター同士が殴り合いのけんかを始め、警備員にしょっ引かれていくという場面も。

 

危ない場面をこらえつつ、終了間際の後半43分、この日はセントラルMFの位置だったジェラードがゴール前に攻め上がり、ループシュートを決めて2-0。

 

このままタイムアップし、イングランドが見事ブラジルワールドカップ出場を決めました。

 

スコアは2-0ですが、かなり苦しんだイングランド。

本大会に不安が残りましたが、とりあえずめでたしめでたしです。

 

 

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