痛快な勝利

今さらながら３年も前の試合ですけど、お付き合いください。

０６シーズンも残り２試合、昇格争い真っ只中だった柏と、昇格の可能性なんてとっくの昔になくなっていた札幌の試合。

もう勝てるなんて全然思わず日立台まで行きました。

試合は案の定、前半柏が先制。

柏は後半も開始早々、石川のゴールで札幌を突き放します。

見てる方は「やっぱダメだなー」と思ったのですが。

ところが、札幌の選手達はまだあきらめていなかった。

石川のゴールの１分後に、相川のゴールで反撃ののろしをあげると、そのまた３分後にフッキのゴールで同点に追い付きます。

そして、ついに後半２７分、中山元気がゴールを決め、逆転に成功。

このまま逃げ切って、札幌が２点差をひっくり返して昇格争い中の柏に逆転勝ちしました。

２点差を逆転されて、昇格も決められなかった柏はショック大きかったでしょうね。

最終戦に昇格を賭けることになりました。

２点差をひっくり返して札幌が勝った試合を見たのは初めてで、嬉しかったですねー。

しかも、相手が昇格争い中の柏となれば、なお格別。

帰りに柏の駅まで歩きながら笑いをかみ殺すのに必死でした。

でも、結局柏は最終戦で昇格を決めて、めでたしめでたしだったんですけどね。

そういえばこの時柏の監督だったノブリンも、２点目を挙げた石川も今は札幌にいますねー。

札幌はこの年、天皇杯でもベスト４まで進出し、シーズン終盤戦での勢いをそのまま翌年の昇格につなげた感じでした。