遠征先、宿泊はどうする?(後編)

遠征先での宿泊では大体5000円以内の予算設定で泊まることは前回書いた。

そこで今度は宿泊先として節約する場合、タイプを3つに分けて、比較してみることとする。


・漫画喫茶
近年急速に普及しつつある漫画喫茶。
5〜8時間滞在できるお得なナイトパックなどを使えばカプセルホテルより安い値段で一晩を過ごせ、
飲み物飲み放題、シャワーも付いているところも多い。
近年はゴロンと出来るフラットスペースなどもあり、中心都市ならどこにでも存在するようになってきた。
ただ、地方都市に行けば必ずしも漫画喫茶があるわけでもなく、
さらにチェーン店であってもシャワールームがないところもあり、
シャワーも激戦で3〜4時間待ちなどや仕切りがあっても中側から鍵がかけられないことから
盗難のリスクもあることなどが実情だ。
また、外に出ることが出来ないため、荷物を置いて繁華街へ飲みに行くなど1泊を充実した遠征ライフを送れるとは言い難い。


・カプセルホテル
漫画喫茶のようなスペースは嫌だ。
でも、ビジネスホテルは高い。
そんな方にオススメなのがカプセルホテルだ。
2000円〜4000円の間の価格帯で、荷物は鍵付きのロッカーに入れ、2畳ほどのスペースで寝ることとなる。
漫画喫茶と違って、シャワーだけでなく、共同浴場があったりもするので時間を気にせずにお風呂にはいることは出来るし、漫画喫茶に客を奪われたからか最近はサービス面も向上している。
(東京在住の自分も終電を逃した場合は、タクシーで帰るより格安カプセルに泊まる場合がある。)
ただ、カプセルの仕切りもカーテンなのでいびきが聞こえてきて眠れないこともあるし、ロッカーに貴重品はしまったとしても
鍵を持っているのはカーテン一枚で防いでいるだけだから結局ビジネスホテルと違って盗難の危険性はある。
また、最近ではカプセルホテルのホームページから予約すると安くなる場合もある。



・ビジネスホテル
楽天トラベルのお陰で格安のホテルが出回るようになった。
カプセル・漫画喫茶と比べても広いし、いびきもそんなに聞こえない(壁が薄いところは響くところがあるが)
試合を一生懸命応援し、汗をかいても全く気にすることなく、広いベッドで寝ることが出来る。
強いて弱点を挙げるのならばカプセル・漫画喫茶とは価格差があることだろうか。
ただ、+数百円で朝食バイキングなどになるとまた、それも非常に楽しめますね。


※ホテルであっても海外は危険なところが多い。

ホテルと泥棒がグルになっているところもあったりするので、日本がいかに安全であるかがわかるだろう。


他にもサウナや共同浴場の仮眠スペースや

カップルで遠征に行くならばラブホテルなども宿泊先に考えられる。

だが、サウナや共同浴場は完全に個人スペースがないし、ラブホテルは一人では行けない(入れるところもあるが、かなり割高になる)し、出かけることが難しい。

最悪カラオケBOXなどで泊まるのも一つだろうがオススメは出来ない。

あと、遠征をする人の中で多いのが宿泊費を節約するためにファミレスなどで一晩寝ようと画策する人。

さすがにこれは×である。

河川敷で禁止されているゴルフを勝手にやっている無法者と何らかわりがない。


そのチームのユニフォームを着たりグッヅを身につけて遠征をすると言うことは

「看板をしょっている」と取られる場合が多い。

明らかに間違った行動を起こすのはその土地の人々にとって「あのファンはあんな感じなんだ」というマイナスイメージのレッテルを貼ることとなり、全体のファンに迷惑をかける場合が多いので、やめましょう。


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