東スポの垣内インタビュー概要
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あおいちぱんだ
2007年01月31日 02:32 visibility386
昨日の夕刊紙、東京スポーツの13面
「どうしてる?あの人が今を語る」に
昨年末、千葉ロッテマリーンズから戦力外通告を受け、引退した垣内哲也外野手(36歳)が載っていた。
垣内哲也に関してはよほどのセリーグ至上主義のファンの方々でなければご存じの選手であろう。
和歌山県の日高中津分校から分校初のプロ野球選手として西武ライオンズにドラフト3位で入団。
917試合に出場し、110本塁打を放った彼であったが、度重なるケガで千葉ロッテマリーンズにトレードされます。
彼の応援歌はGOING STEADYの「愛しておくれ」のサビを「かきうちてつや」に変えただけのシンプルなものであったが、その応援歌はマリンスタジアムの外野でよく響き、よく盛り上がった。
さらに去年のオープン戦では覇者日本ハムから満塁弾を放ち、開幕第2戦では反撃としては十分すぎる3ランホームランを放つなど、今年は大爆発の予感がしました。
しかし、これ以降のヒットが見られず浦和送りに。
結局そのシーズンを飼い殺し状態になった後、戦力外通告を受けた。
・・・・
そんなかれが新たな職場として選んだのは六本木の鉄板焼きのお店だった。
「今、このお店で店長をしています。メーンの神戸牛は選手時代に食べた中でも一番おいしいですよ。もちろん、魚貝もおいしいし、お酒もワイン、ウイスキー、焼酎など豊富です。予算も相談に乗りますので、お気軽に問い合わせてください。」
(中略)現役で活躍できる自信はあったが、知り合いだったオーナーの誘いで、同店を任されることんいなったという。
「トライアウトを受ければ良かったとも思いますが、年齢もあるし頑張って1〜2年が限度、それだったら、早めに社会に出たいと思ったんです。家族もいますからね。」
垣内さん、あなたの話には全米が泣いてますよ。
ロッテ時代の思い出についても語っている。
「苦労しましたけど、野球選手として最高のチーム状態の球団でやれたので良かったと思っています。最下位になったこともないですからね。でも、1000試合出場に届かなかった(917試合出場)のが唯一の心残りかな」
ファン冥利に尽きる言葉ではないでしょうか。
「お店をいつも満員にする」のが今の目標。休日は日曜祝日のみのうえ、ランチ・ディナーと大忙しだが、お客さんに声をかけられたら名刺を渡し、アピールすることも忘れない。
「オーナーに拾って貰ったようなものですから。今は日々勉強です。いつも店にはいますので、会いに来てもらいたいですね」
現役時代には食事を共にするなど、チーム内でも親交が深く、兄貴分のように慕われてた松坂に対してもエールを忘れないところに優しさ・・・。
彼が「GOD」と言われていたのにもこういった背景があるからなのでしょう。
同じ戦力外通告を受けた喜多と練習をし、トライアウトを受けるのかと予想されていた中、突然姿を消した垣内には正直びっくりをしました。
でも、彼は家族のため、将来のために新しい道を開き始めました。
そしてケガや厳しい練習に耐えてきた彼だからこそ、厳しい飲食業でもやっていけるかも知れません。
自分はそう思います。
(斜字は記事文をそのまま引用)
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