見納めの選手もいるかも

　磐田が負けてしまい、落胆しています。先ほど歯医者に行きましたが、きっとぶっきらぼうな対応をしていたことでしょう。

　気を取り直して。今日は、８月以来、トヨタスポーツセンターへ行ってきました。13時からのセカンドチームの練習試合が目的でした。12時前に着くと、土曜日ということもあって、かなりの人出でした。トップチームの練習はすでに終わっていて、ギャラリーの大半は、選手が出てくるのを待っている状態でした。

　練習試合の相手は、東海社会人リーグ２部所属の名古屋サッカークラブでした。知識のないチームなので、調べてみると、50年前の天皇杯で４位の成績を収めている古豪だそうです。

　名古屋は、すでに６名の新加入内定選手が発表されています。今日のセカンドチームメンバーの中から、確実に同数はチームを去るわけで、切ない気持ちを抱えながら、試合を見ていました。ただ、スタメンの内、トップの大森、吉村がいて、練習生がいて、と考えると、残った８人

築城和人　津田知宏　片山奨典　渡邊圭二　佐藤将也　井上渉　長谷川徹　福島新太

の内の誰かでしょうか。

　試合の方は、圧倒的にグランパスペースで、７−０というスコアになりました。

　この試合で目を引いたのが、17番をつけていた練習生、田中輝希でしょう。試合開始早々、左サイドからドリブルで中に切り込んで、いきなりゴール。さらにこの10分後、中央を突破して２点目のゴールを決めました。前半は左サイド、後半は右サイドでプレーし、再三再四、チャンスメークをしました。データを見ると、高１だそうで、末恐ろしさを感じました。

　田中くんのことをネットで調べてみたら、三菱養和所属、U-16日本代表候補で、複数のＪクラブが興味を示しているとのこと。２週間前には、浦和の練習にも参加していたそうです。

　また、後半途中から、来季、新加入の磯村亮太を含め、３名のグランパスU-18の選手が登場しました。

　これから楽しみな選手の活躍に目を細めつつ、誰かは分かりませんが、グランパスではここまでの選手の行く末を案じてしまいました。