
オリンピックはハングリーでなきゃ
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くろちゃん
2008年08月15日 11:44 visibility162
北京オリンピックのまっただ中ではありますが、サッカー男子代表は、すでに帰国しました。
昨日のどこかのスポーツ新聞に、オリンピックの種目に男子のサッカーはいらないのでは、という記事(コラム)がありました。それを読んで、なるほど、と思いました。
野球もそう感じますが、オリンピックしかない競技環境ではないんですよね。メダルにわいている、水泳や柔道など他の競技の選手たちは、4年に1度のオリンピックに人生をかけています。違う仕事をしながら、日々努力して、4年に1度の晴れ舞台を目指しています。だから選手たちの結果が、人々の感動を呼び、メディアに大きく取り上げられます。
他方、男子サッカーの選手たちは、その競技で生活をしつつ、オリンピックにも出ます。もちろん、厳しい予選を勝ち抜いての晴れ舞台ですが、やはりハングリーさに欠けていると思います。「メダルを狙う」と口では言うものの、それがプレーからは感じ取れませんでした。
かつてのアトランタ大会の「マイアミの奇跡」のブラジル戦や決勝トーナメントに進出したシドニー大会は、結果を残したこともあり、大変感動したことを覚えています。当時は、Jリーグが始まり、ワールドカップ出場も果たし、日本サッカーが世界に肩を並べようと、日本のサッカー界が必死になっていた時期でした。現在、Jリーグが始まって、すでに15年が経過し、ワールドカップも3度出場し、日本は、世界の強豪国のような雰囲気にあります。しかし、アテネオリンピック、北京オリンピック、いずれも1次リーグ敗退です。オリンピック世代のみならず、ドイツワールドカップも1次リーグ敗退、昨年のアジアカップも3位決定戦で敗退するなど、2004年のアジアカップ優勝以降、それまでのような結果を残せずにいます。
どうも日本のサッカー界がぬるま湯につかったような感じがします。今のままでは、2010年のワールドカップは出場さえ危うい気がします。国際舞台は、やはりハングリーでなくてはいけません。もっとガツガツ行く選手が出てくることを期待します。
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