遠藤 保仁 という偉大なプレーヤー


先日のイラク戦で、日本代表として国際Aマッチ150試合出場という凄い記録を達成し、それは今後いつまで更新され続けるか、非常に興味があります。


同郷である彼は、少年時代から注目されていた選手でした。鹿児島実業時代も、派手さは無いけど非常にクレバーな選手でしたね。プロになってもそのクレバーさは変わらず、常にチームの中心選手として活躍していたことを思えば、彼が代表入り後6人の監督の下力を発揮できたことは疑う余地も無いと思われます。


彼のことを「大器晩成」と呼ぶ人もいるようですが、彼は大器晩成ではなく若い頃からその才能はありました。しかし彼の性格より人より前に出てというより、自分の道を一歩ずつ確実に進み、肩肘張らず自分をしっかり見つめた上で苦難を乗り越えてきた証が、国際Aマッチ150試合出場という記録的なプレゼントに変わったと思います。

本田選手も、「ヤットさんは2022年のカタールWカップまで行ける」と言っているほど。今や世界的プレーヤーとなった本田選手にそうまで言わせる程のプレーヤーです。


私ごときが彼のプレーをどうこう言うつもりはありません。ただ、どんなポジションにも柔軟に対応でき、そしてそのポジションごとで結果をしっかり出している。本当に素晴らしい選手です。

今のインサイドハーフというポジションで、得点という結果を残していることだけを見ても、ザックジャパンでの「ボランチ遠藤」とは随分違った印象を受ける方も多いでしょう。遠藤選手はそれを、「ポジションが5m前になっただけ」と言っていますが、その5mの意味を我々にしっかり見せてくれるところが憎い!!

若くして才能を評価された香川選手が悪戦苦闘しているインサイドハーフのポジションを、難なく自分の定位置にしているところは「さすが」の一言に尽きます。


今更ですが、遠藤選手が海外に興味を持ちチャレンジしていたなら、今頃どこのクラブでどんなパフォーマンスを見せてくれていたんだろうと、勝手な妄想をしてしまいます。

できれば、スペインのアトレティコ・マドリーでキャプテンマークを巻いて、シメオネ監督の絶大な信頼のもと「彼は我がチームの永遠のスーパープレイヤーだ」などと言って貰いたいですね(笑)


遠藤選手には、これからも可能な限り代表を続けてもらい、柴崎選手や田口選手など若手にその背中を見せ続けて欲しいものです。

まずは、次戦のヨルダン戦に向け最高のコンディションで望んで欲しいです。


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