戦術って何?


よく戦術について語り合っているサッカー狂の方をお見受け致します。

私も戦術について、色々と語り合っていた時期もありました。


しかしサッカーを違う角度で楽しみ出した頃(現役終えたくらい)から、少し感じ方が変わりました。

以前の記事で、「本質を見失わないで」と記述したことがあります。

私は、どうやってゴールを奪うかと、どうやってボールを奪うか。これに尽きると思います。

4-3-3とか4-2-3-1とかどうでもいいし、高い位置からプレスなんてのもどうでもいい事です。


サッカーは単純なスポーツです。

2010年Wカップ優勝のスペインが披露したポゼッションサッカー

2014年Wカップ優勝のドイツが披露した堅守速攻サッカー

更に昔、オランダが披露したトータルフットボール


これは全て、どうやって得点を増やし、どうやって早くボール奪取するか、を突き詰めた結果として、その時代を代表する戦術だったと思っています。

2014年のWカップでは、10秒以内にボール奪取を成功させた回数が多いチーム、及び少ないパス(3~5本)でフィニッシュまで行った回数の多いチームが勝利に近づいていたみたいです。


「戦術」(いくさのすべ)


どうやって敵陣を落とし、自陣を守るか。

闘い方は色々あると思います。また新たな闘い方が生み出されるかもしれません。

しかし、戦術をぶつけ合う為にゲームがあるのではなく、サッカーの本質を全うする為に戦術があるんだと思います。


戦術とは、もしかしたら大きな落とし穴なのかもしれません。


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