頭で選ぶ、心が選ぶ

　”筋肉に餌をやる”

 

スゲー、フレーズです。

　長男の同僚の言葉です。
いつか、これについて書きましょう！

　
　
　普段の生活は、選択の連続。
細かいことでは、”朝の起床時間”や、

”食事のメニュー”。

 

　仕事に関しても、細かなことから、

大きいお金が絡むことまで。
　
趣味だって、チームの選択、続けるか、否か。
　
　本当に人生は多くの”選択”で溢れている。
　
　でも、その選択はどうやって結論を出すの？

データを集めて、損得勘定？

それとも、一瞬の閃きで？
動物的な勘ってやつもあるね。
　
　
　じゃ、恋人の選択はどうやって？
顔？　性格？　スタイル？　
あ、”お財布！”なんて意見も。
　
　
　人間は本能的に自分をよく見せたいって、

欲求が働くらしい。
　
　だから、あらかじめ用意された選択肢だと、

その人の真実の顔は、”良く見せたい”って

本能のせいで、真の性格が表に現れない事

がある。
　
　
　付き合う前は、
　　
　「この人素敵」

　でも、付き合い始めて半年も経つと、

「こんな人だとは思わなかった」　
　

　よくある意見。
　
　それって、本人も気が付かないうちに

頭で考え、いつの間にか損得勘定で

計算し始めてるってこと？　
　
　
　けど、ごく稀に、始めて会ったのに、
初めてって気がしない、運命に決められた

相手のような感覚の、不思議な出会いが

あったりする。

　

　どこが好き？って、聞かれても、

明確に応えることが出来ない。
　

　なんで？
　
　理由なんてわからない。

だって、必要の無いことだから。

　
　ただ、

 

「とにかく離れたくない」

 

　それだけは確かに、強く言える、
そんな出会いがある。
　
　
　それが、
　
　
　「心が選んだ相手」
　
　
　心が選ぶ時は、冷静に考えれば絶対に

損だったり、まわりに大きな負担を

強いる事になったり、決して順風満帆に

なる事ばかりじゃない。
　
　それなのに、ただただ
　
　「離れたくない」
　
　その気持ちだけが心に浮かぶ。
　
　
　理由なんてなくて、誰かに薦められた

わけでもない。
　
　純粋に、お互いの心が惹かれ合っているだけ。
　
　
　ただ、心が惹かれて一緒になったのなら、

それが運命。
　
　心が惹かれた先にあるのは、お互いの穏やかで、

純粋な”好き”って感情。
　
　初めはたくさんの困難があるかもしれないけれど、

それを乗り越えれば、これ以上無い幸せが

待っている。
　
　それだけの価値がある

 

”心で選んだ相手”