昨夜の試合
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よし
2010年10月04日 11:36 visibility58
夕方からスクール主催の月例シングルス大会がありました。
今回が今年8回目で、これが今期最後の大会となります。
この8回の大会を通じての取得ポイントで、上位16名が来月行なわれるマスターズトーナメントに出場する権利を取得することができます。
7回の大会を終えて、僕の順位はただいま9位。
間違いなくマスターズトーナメントに出場はできるのだけれど、ここでなんとか順位をひとつでもあげておきたい。
で、今日、1勝すれば2ポイントが加わって、8位のO内くん(息子の友人)と順位がひっくり返ります。
うーん、目指せ、1勝!
初戦の相手はいじめっ子のS久間さん。
本日の優勝候補で、まるっきり勝ち目はありません。
なにか、他でストレスの溜まることがあったらしく、「今日の試合で八つ当たりをしてやるう!」とはりきっています。
試合前から、早くもいじめっ子の本領を発揮です。
で、試合スタート。
ドッカーン!!
第1ゲームを、ダイナマイトサーブで瞬殺されてしまいます。
フォアの手の届くところに来たならなんとかラケットをあてて返すことができるのだけれど、バックにくるとあまりのボールの重さにラケットがはじかれて、なかなか思うようなコースに返せません。
届かないところに来たボールには、まったく手を出すこともできません。
しかし、続く第2ゲームをこちらのサービスエース連発で軽くゲット!
でも、第3ゲームはまたしてもあっさりともぎとられてしまう。
ところがところが第4ゲームをけっこうすんなりとゲット!
おおっ、S久間さん相手に2ゲームもとってしまったぞ!
そして、続く第5ゲームをどういうわけかブレークして3−2とリードし、第6ゲームもキープして4−2!
うわっ、S久間さんから4ゲームもとったのは初めてだし、しかもリードしているなんて初めてだぞ。
も、もしかしたら、勝てちゃうかも。
でも、それははかない夢でした。
4ゲームをとられたところでS久間さんが本気を出してきて、あとは一方的に翻弄されて4−6でゲームセット。
もう、まるっきり歯が立ちませんでした。
一瞬でも「勝てるかも」と思った自分がバカでした(涙)
第二試合の相手はニンジャI田さん。
今日のI田さんは、まるっきり迫力がなく、これだったらけっこう楽に勝てそうとか思ってしまったのだけれど、やっぱりそれは甘い夢でありました。
負ける気のぜんぜんしない試合展開なのに、どういうわけかぜんぜんゲームをものにすることができず、気がつけば2−6で敗退。
うーん、なぜだ?
けっこう自滅していたかもしれないけれど、自滅に追い込む展開をI田さんが作っているんだろうなあ。
こちらの攻撃的なショットを短く返してきたりしていたので、そこをよこちゃんのワイパースイングで打ち込むことができればかなりポイントを稼いでいたのではないかと思う。
しかし、そういう技術を持たないので、せっかくのチャンスを活かしきれないのがなんとも歯がゆい。
第三試合の相手はサウスポーW辺さん。
二人ともすでに2敗しているので、ここで負けた方が本日の全タコ決定となる。
いままでの対W辺さんの戦績は2勝1敗。
こちらが勝ち越してはいるが、実は彼のサウスポーからグインと曲がってくるサービスに、一度たりともタイミングがあったことがない。
それなのにどうして勝ち越しているかというと、たまたま打ちそこねたリターンが思いがけずストレートを抜いてしまったり、絶妙のロブになったりと、結果オーライのラッキーが積み重なってしまったからなのである。
どうしても彼のサービスをうまく返せないので、コーチや他の選手に攻略法を聞いて回ったところ、「とにかくフォアに回り込むな。無理せずバックスライスで返せ」というアドバイスが多かった。
えー、バックスライスでうまく返せれば苦労はないんですけど。
バックハンド、むちゃくちゃヘタクソなんですけど。
でも、いままで何度対戦してもあのサービスを攻略することができなかったので、今日はフォアに回り込むのを諦めて、バックスライスで返すことに挑戦してみることにする。
すると、おおっ、なんとか返すことができるではありませんか。
でも、返すことができるだけで、ネットに詰めてきたW辺さんの餌食になるようなボールしか返せないのだけれど。
特にアドサイドからのサービスは、よこちゃんのサービス以上にコートの外に追い出され、なんとか返してもネットに詰めていたW辺さんがフォアサイドにポンとボレーをして、それであっさりポイントを奪われるという展開が繰り返されてしまう。
ここでリターンをストレートに打つことができれば問題はないのだけれど、返すのが精一杯なので下手にコースを狙うとアウトしてしまうんだよなあ。
しかも、本日3試合目で、腰がズキズキと痛くなってきてしまう。やばいよ、これ。
しかもしかも、2ゲーム目に逆をつかれたボールに飛びつこうとして、右足首をめいっぱい捻ってしまう。うわっ、やっちまった!
なんとかサービスだけはキープして、1−2でコートチェンジをする際に、ちょっと時間をもらってテーピングで足首をぎっちりとかためる。
ここで少し落ち着いて、渾身のサービスでポイントを稼いで腰に負担をかけるよりは、ちょっと力を抜いたスライスサーブに変えて、続くラリーでポイントを奪うように作戦を変更する。
強打をしてミスをするよりは、ラリーの中からチャンスを見つけてコースを抜いたり、ネットに詰めたりと、そういうプレイを心がけるようにする。
どうやらこれが正解だったようで、流れをこちらにひきよせることができ、結局は6−4で勝利をものにすることができた。
初めて、あのサービスをちゃんと返しての勝利だ。
けっこう嬉しい。
かくして本日、1勝2敗で終了。
2ポイントをゲットして、年間順位は8位にアップしてマスターズトーナメント出場の権利をゲットしたのでした。
試合が終わった後、全勝で決勝トーナメント進出を決めていた大きなI井さんと話をしていて、バックハンドがうまくなったと褒められてしまう。
そして、フォアハンドに関しては、もう少し肘を先に出すような感覚で打った方がいいというアドバイスももらう。肘からスイングしていって、そこから巻き込むような打ち方にした方が安定するという。その際、従来の打ち方だと足元が崩れることがあるので、多少オープンスタンスを意識した方がいいということ。
この大きなI井さんは、超テニスオタクなので、こういうアドバイスやうんちくは非常にありがたい。
ちなみに、隣のブロックには小さなI井ちゃん、Sさんという超シコラーが2人いて、例によって長い長い試合をやっていた。ただでさえ長くなる試合なのに、5−5の一本勝負までもつれこんだために、こちらのコートで2試合終わるまで試合が続いていた。
ところが、試合内容はというと、いつもの2人で延々とボヨヨーン、ボヨヨーンと山なりのボールを打ち合うだけではなく、けっこう攻撃的なショットも出ていたのでびっくり。
君たち、やればできるんじゃん。
そして、最後の一本勝負、I井ちゃんの目の前に超チャンスボールがあがり、しかも目の前にはどこに打ってもポイントがとれるという空間ができていたというのに、スマッシュをネットにひっかけてジ・エンド。
まったく…。
おかげでSさんが決勝トーナメントに進んだのだけれど、ニンジャI田さんとの試合で3ゲームを終えたところで両足が攣ってリタイア。
さすがにトーナメントなので、今日はひと休みしてから復帰という裏技を使うこともできず、そのままおしまいとなったのでした。
そこまで見て帰ったのだけれど、おそらく優勝はS久間さんか大きなI井さんなのだろう。
さあ、来月はマスターズトーナメントだ。
そうそう楽に勝てる相手はひとりったりとも出てこない大会なのだけれど、なんとかひとつは勝ちをもぎとりたいものだ。
で、その前に腰だな。
今日は腰も痛いし、右足首も痛いし、さらには前半強打に頼りすぎたためか右腕もしんどいです。
体調を整えて、来月のマスターズトーナメントに挑まなければ。
- 事務局に通報しました。
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