俺から見たグラナダ対バルセロナ
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ゆーすけ
2019年09月23日 00:56 visibility208
第5節、グラナダ対バルセロナです。
先発復帰が期待されたメッシはベンチスタート。右WGにはペレスが入りました。中盤はデ・ヨング、セルジ・ロベルト、ラキティッチ。アルバが負傷した左SBにはジュニオールが起用されました。
前半
1分、グラナダは最終ラインでパス回し。バルサのFW陣がプレスをかけますが、GKのシルバまで戻します。シルバは右サイドへロングフィード。落下点で待つラングレに対して、プエルタスは助走をつけて競り合い、ボールが抜けます。抜けたボールをジュニオールが拾ってテア・シュテーゲンに向かってバックパス。しかし、キックミスをしてしまいソルダードがカットします。ソルダードはタメを作って、前方に走り込んだプエルタスにパス。プエルタスはピケに寄せられますがグラウンダーのクロス送ります。ピケに当たりはねたボールをファーサイドにいたアゼーズがヘッドで押し込みます。
グラナダがいきなり先制します。
この1点で落ち着いてゲームに入り出したグラナダは前からプレスをかけようとするバルサをいなし、バルサにボールを持たれれば4-4-2(4-2-3-1)の守備ブロックを作り、必要に応じてボールに寄せてビルドアップの邪魔をします。
一方、バルサはグラナダの守備ブロックを崩せません。両SBがビルドアップに上手くビルドアップに関われず、縦にパスを入れられません。
13分、モントロが逆サイドのプエルタスに大きなフィード。プエルタスはカットインしてジュニオール、ラキティッチをかわしてニアへシュート。テア・シュテーゲンがセーブ。
完全にグラナダペースで試合は進みます。
32分、エレラのバックパスのミスをスアレスが拾い、DFラインを突破できそうでしたが、グラナダ守備陣の帰陣が早く、3人がスアレスの前に立ちはだかり、スアレスのシュートをブロックします。
49分、バルサが右からフリーキック。ファーに抜けたボールをピケが拾ってクロス。スアレスがシュートしますがDFがブロックします。
前半はグラナダが1点をリードし、主導権も握って折り返します。
後半
開始からペレス、ジュニオールに代えてメッシとファティを投入します。前半のチームの出来を考えれば当然の交代かな。
5分、グラナダの左サイドからのクロスをテア・シュテーゲンが珍しく後逸。ソルダードが抜け目なく詰めますが、テア・シュテーゲンに対するファール。
バルサが徐々にグラナダを押し込み始めます。
18分、右サイドからのクロスにニアでプエルタスがヘッドでそらそうとしますが当たらず。しかし、ビダルの手に当たりVARでP.K.獲得。バディージョがゴール左下隅に決めて2-0とします。
32分、シルバの自陣でフリーキック。大きなフィードで抜けたボールをラングレがトラップミス。プエルタスが拾ってミドルシュート。テア・シュテーゲンがキャッチします。
33分、ペナルティエリアの手前右サイドでスアレスがボールを持ち中央のメッシとワン・ツーを狙い走り出します。スアレスの前方にいたドュアルテがボールは水にスアレスだけを見てスアレスにぶつかります。しかし、主審の判定はノーファール。結構悪質なファールに見えました。
36分、ファティが左サイドで強引な突破を図り、左中央のメッシへ。メッシは中央には走り込んできたビダルにバックパス。ビダルはミドルシュートを放ちますが、DFがブロックします。
37分、ファティが左から仕掛けてグラウンダーのクロス。スアレスがスルーしてメッシがシュートも、シルバがキャッチします。
試合はそのまま終了。グラナダが2-0で勝利を収めました。
気になったプレーヤー
グラナダ
#10プエルタス
攻撃のキーマン。グラナダがチャンスを迎えるときに必ずと言っていいほど出てきます。
バルセロナ
#24ジュニオール
試合開始のプレーで委縮。ベティスで見せたダイナミックなオーバーラップは影をひそめる。連携不足です。
#2セメド
楔を入れる能力を高めたい。ボールを受けて、相手に寄せられてCBに戻したり、マークにつかれているMFに渡して最終ラインまで戻したりする。なぜバルベルデに重用されるのかが不明。
#20セルジ・ロベルト
所在不明。後半SBに入るもいまいち流れに乗れず、ビルドアップも上手くいかなかった。
#27ペレス
サイドに張り、攻撃の幅を作る。開いた状態からDFラインの裏を狙って上手く飛び出せたが、クロスの精度が課題。グラナダのCBにはね返された。ただ、順調に成長している印象を受けた。
#17グリーズマン
ほとんどボールを受けられず。さぼらず守備したくらいの印象。
#9スアレス
動きが鈍く運動量が少ない。
#31ファティ
左サイドでメッシからのボールを受けて仕掛ける。メッシとの相性は良さそう。
#10メッシ
ドリブルのキレがまだまだ。相棒のジョルディ・アルバがいないと攻撃力が半減。
#21デ・ヨング
アンカーの位置に入るもボールの配給は上手くいかない。スアレスやグリーズマンに楔を入れたい。
総括
グラナダ
先制点を有効に活用してゲームを優位に進めた。監督の采配、試合への取り組みがばっちりハマった試合と言っていい。
バルセロナ
内容も結果も最悪。プレシーズン期間にお金を稼ぎに世界を飛び回ったため、チーム作りができなかったツケを払っている。早めに何とかしたいがシーズンインしてしまうと過密日程で戦術のすり合わせができない。昨シーズンからいる選手を中心に連携を深めたり、メッシとの相性のよさそうな選手を優先的に使うなど対策を打ちたい。
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- 事務局に通報しました。
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