俺から見たヘタフェ対バルセロナ

第7節、ヘタフェ対バルセロナです。

 

バルサは、ペレスが右WGで先発。右SBにセルジ・ロベルトを起用しました。

 

前半

ヘタフェは4-4-2でバルサのゴールキックに対して2トップがピケとラングレにプレスをかけ、ブスケツ、両SBにも前からプレスをかけていきます。しかも、抜かれそうになったらファールで止める徹底した戦術です。

 

バルサはヘタフェのプレスに手を焼きます。

 

9分、右サイドの縦パスにジェイソンが抜け出しニアへマイナスのクロス。アンヘルがフリーでシュートも枠の右に外します。

 

11分、セルジ・ロベルトの縦パスにペレスがDFと競り合いながらキープし、ゴールライン際から戻りながらカットインしてシュート。ソリアがセーブ。

 

オフサイドにはなりましたが、スアレスがチャンスになりそうなシーンを2回作り、バルサが少し流れを引き寄せます。

 

20分、高い位置でジェネがボールカットし、中央のククレジャへパス。ククレジャは前方のハイメ・マタにパス。2対2の状況になり、ハイメ・マタは左のアンヘルにパス。アンヘルは縦に持ち出しシュート。しかし、テア・シュテーゲンが絶妙な飛び出しでシュートブロック。

 

21分、バルサの速攻。アルトゥールの縦パスをスアレスがスルーし、デ・ヨングが受けます。デ・ヨングは左前方を駆け上がったグリーズマンにスルーパス。パスが少し長くなり、グリーズマンは左サイドでキープし、中央を上がってきたスアレスにパス。スアレスはトラップからミドルシュートも枠のわずかに左へ外れます。

 

26分、ヘタフェが右サイドからフリーキック。ニアでハイメ・マタが空振りするも、ジュニオールに当たり再びボールはハイメ・マタのもとへ。ハイメ・マタはシュートを放ちますがジュニオールがブロック。

 

41分、バルサDFの裏に出たボールをテア・シュテーゲンが胸トラップから前線にフィード。スアレスが素早く反応し抜け出します。ボールはバックスピンがかかっておりソリアの手前で減速。スアレスがループシュートを放ち、バルサが先制します。

 

44分、デ・ヨングが右のスペースへフィード。ペレスが追いつきマイナスのクロス。スアレスがダイレクトシュートも枠の右へ外します。

 

前半は1-0でバルサがリードします。

 

後半

ヘタフェはニョムに代えてケネディを投入。ククレジャをDFラインに下げて、攻撃に出ます。

 

しかし、前線からのプレスが甘くなり、バルサがボールをつなげるようになります。

 

3分、右サイドでパスを回し、セルジ・ロベルトが中に持ち出し、バイタルエリアにいたペレスにパス。ペレスは左に持ち出しミドルシュート。ソリアがはじいたところにジュニオールがつめてバルサが貴重な2点目を奪います。

 

16分、デ・ヨングのスルーパスにスアレスが抜け出しシュート。ソリアがセーブし、こぼれ球をスアレスが拾うも腕に当たったとしてハンドをとられます。

 

25分、アルトゥールがボールキープをしている間に、ペレスが前方のスペースへダイアゴナルに走り込みます。その動きに合わせてアルトゥールは糸を引くようなスルーパス。ペレスは左45度からシュートを放ちますがあわててシュートをしたのか当たり損ね、ゴール右へ外します。

 

30分、ソリアがDFラインの裏右サイドに出たボールに飛び出してクリアも中央に蹴ってしまい、アルトゥールが拾ってシュート。わずかに枠の右へ外れます。

 

37分、ラングレが2枚目のイエローカードで退場。

 

39分、ヘタフェは左サイドからのコーナーキック。ショートコーナーからのクロスにファーサイドでアンヘルが合わせますが枠の上。

 

46分、左からケネディがアーリークロス。中でもりーなが合わせますが枠の上に外れます。

 

バルサが2-0で逃げ切りました。

気になったプレーヤー

ヘタフェ

なし

 

バルセロナ

#8アルトゥール

今シーズンは試合を見るたびに成長を感じる。後半25分のスルーパスは一見の価値ありです。

 

#1テア・シュテーゲン

スアレスの先制点をアシスト。的確なポジショニングが光った。

 

#17グリーズマン

この試合では存在感が薄かった。

 

#27ペレス

WGとして役割を果たしている。試合を重ねるごとに良くなっているので長い目で成長を見たい。

 

#5ブスケツ

前半はマンマーク気味でファウルをしかけてくる相手に後手に回る。後半から持ち味を出してきたが、プレスがかかってもアルトゥールやデ・ヨングと連携して前にボールを運びたい。

 

総括

ヘタフェ

チームの守備戦術はしっかりしているが、ボールを奪う際に押す、抜かれたらファールで止める。私のヘタフェに対する印象はとても悪い。相手をイライラさせる戦術も含まれていると思うが、ここまでえげつない戦術だと、昨シーズンまで在籍していた柴崎が試合に出られなかったのも納得。クラシコでモウリーニョがバルサ相手にやった戦術を思い出しました。

 

バルセロナ

ヘタフェのラフプレーにイライラ。ラングレの退場もヘタフェのプレーに影響を受けています。試合内容はそれほど良くなかった。アウェーで勝てたことが唯一の収穫かな。そして、デンベレはまた怪我をしたらしい。

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