俺から見たバルセロナ対バジャドリード

第10節、バルセロナ対バジャドリードです。

 

バルサは、ビダルとファティが先発でした。

 

前半

2分、バルサのショートコーナー。メッシが受けてクロス。オリバスがクリアしますが小さく、セルジ・グアルディオラが再度クリアするもフェルナンデスに当たり、ファーサイドのラングレへ。ラングレはダイレクトボレー。バルバに当たりバーに当たってゴール。

 

バルサが幸先良く先制します。

 

3分、バジャドリードは右サイドを崩しクロス。セルジ・グアルディオラが後ろ向きにトラップし反転しながらシュート。ピケがブロックします。

 

14分、左からミチェルのフリーキック。ニアで選手がつぶれ抜けたボールをテア・シュテーゲンがはじきます。こぼれ球をオリバスがつめてバジャドリードが同点に追いつきます。

 

バルサがボールを保持しますがシュートチャンスは作れず。一方、バジャドリードもカウンターには行けない展開が続きます。

 

25分、バルサのカウンター。自陣でメッシが左のデ・ヨングにパス。デ・ヨングは持ち上がりアルバとのパス交換からファーサイドにクロス。絶妙なタイミングで抜け出したビダルがヘッドを試みますがタイミングがわずかに合わず枠の右へ外れます。

 

28分、中央のビダルから中央右のメッシにボールが入ります。ビダルはゴール前に走り出します。メッシはその動きに合わせてループパス。ビダルはマシップの手前で合わせてゴールに流し込みます。

 

バルサが2－1と勝ち越します。

 

この1点でビダルがゴール前にフリーランニングを頻繁に行い始め、バルサがチャンスを作り始めます。

 

33分、右中央からメッシのフリーキック。ニアサイドの上を射抜き、3－1とします。

 

45分、右45度からメッシのフリーキック。ニアを狙いますがマシップがパンチングで逃れます。

 

前半は3－1でバルサがリードして折り返します。

 

後半

8分、バルサのショートカウンター。バイタルエリアでメッシが受けて持ち上がり、ＤＦを引き付けて左のファティにラストパス。ファティはシュートを放ちますが、ミチェルが触りマシップがセーブします。

 

10分、バルサが左からコーナーキック。ニアでラングレが合わせようとしますが抜けてしまい、ゴール前にいたピケ、スアレスは反応できず、決定機を逃します。

 

24分、メッシが右から中央へドリブルし、左のアルバに展開。アルバはトラップからファーへグラウンダーのクロス。スアレスが押し込みますが、オフサイドでした。

 

29分、バルサがバジャドリードを押し込み、ビダルがスアレスに楔を入れます。スアレスはブスケツに落とします。ブスケツは左にいたラキティッチにパス。ラキティッチは前方で動き出したメッシにパスカットされないように胸ぐらいまでの高さのパス。メッシは反転しながら桃でトラップしてファーサイドへシュートを突き刺します。

 

メッシのゴラッソでバルサ4－1とリードを広げます。

 

31分、バルサの速攻。スアレスがメッシにボールを落としてゴール前に走り出します。メッシはスアレスの動きを見て加速したと同時にスルーパス。スアレスはファーへ流し込みます。

 

メッシとスアレスの阿吽の呼吸で5－1とします。

 

その後もバルサが主導権を握り、チャンスを作り続けますが得点は生まれず、5－1でバルサが勝利しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

＃10メッシ

調子が上向き。2得点とも素晴らしかった。特に2点目は一見の価値ありです。

 

＃31ファティ

ボールロストが目立ったがドリブルを仕掛ける勇気は良いと思う。

 

＃22ビダル

ゴール前への飛び出しがバルサの攻撃を勢いに乗せた。

 

バジャドリード

特にいませんでした。

 

総括

バルセロナ

勝ち越してからは主導権を握ることができたが、それまではボールは持っているけどシュートチャンスが作れない状態。相手が意識高く守備ブロックを作るとそれを崩せるだけの攻撃手段が確立できていない。メッシ＆アルバのコンビネーションは確立しているが、ビダルのように中盤の選手が前線に飛び出す戦術を取り入れる必要がありそうです。そのようなダイナミックな動きが期待できるのはデ・ヨングかな。

 

バジャドリード

守備ブロックを作り、守ることはできたがボールをいい形で奪えずカウンターに行けない。耐える時間が多くなるといずれ失点するし、後手に回ってしまう。ボールの奪い方から攻撃の手段を確立したい。

 

おまけ

11節も早めに書きたい！！