俺から見たバルセロナ対レガネス

コパ・デル・レイ4回戦、バルセロナ対レガネスです。

 

バルサはCBにラングレ、右SBにセメド、中盤にビダルと一部メンバーを入れ替えて臨みました。

 

前半

0分、DFからのフィードを中央左のブレイスワイトが落とし、ロケ・メサがボールを受けます。ロケ・メサはドリブルでブスケツを引きはがして持ち上がり、ブレイスワイトへパス。ブレイスワイトはミドルシュートを放ちますが、わずかに枠の右へ外れます。

 

レガネスは5-4-1で、前からプレスをかけようとしますが、上手くいかず徐々にバルサに押し込まれていきます。

 

3分、右サイドでセメドがメッシとワン・ツーで抜け出し、ニアへマイナスのクロス。グリーズマンがトラップし、アワジームの股抜きシュート。左サイドに決めます。

 

バルサがいきなり先制します。

 

8分、左サイドでファティが仕掛け、DFを抜き去りますが、カバーのDFが来たのでビダルに戻し、その間にアルバがオーバーラップ。ビダルから中のブスケツ、メッシとつなぎメッシダイレクトでアルバにループパス。アルバはフリーで受けてクロス。ビダルが走り込みシュート。クエージャルがセーブしますが、グリーズマンが詰めてゴール。しかし、アルバがオフサイドでした。

 

バルサは、ビダルとデ・ヨングが交代で前線に入り、楔の受け手となり、チャンスを作ります。

 

11分、右中央の高い位置でロケ・メサがボールをカットしミドルシュート。ゴール左に外れます。

 

16分、メッシが右から仕掛け、中にいたデ・ヨングにパス。デ・ヨングは左に展開。ファティがスルーしてオーバーラップしたアルバが縦に持ち出しDFとGKの間にクロス。しかし、だれも飛び込めません。誰かが触っていたらゴールをいうシーンでした。

 

18分、ビダルが左サイドの高い位置でボールをカット。グリーズマンとワン・ツーで抜け出し角度のないところからシュート。ニアに外れます。

 

21分、中央からメッシのフリーキック。DFラインの裏に出したループパスにラングレがヘディングシュート。枠の上に外れます。

 

22分、レガネスは右サイドでパスを回し、DFを引き付けて素早く左のジョナタン・シルバに展開。ジョナタン・シルバはDFとGKの間にクロス。ニアでブレイスワイトが合わせますが、テア・シュテーゲンが正面でキャッチします。

 

24分、21分に見せたバルサのフリーキックの再現。今度のラングレのヘッドはクエージャルがキャッチします。

 

25分、左サイドでグリーズマンがくさびを受けてアルバに落とし前方へフリーランニング開始。アルバはその動きに合わせてスルーパス。グリーズマンが抜け出しシュート。アワジームとクエージャルが触り少しコースが変わり、枠の右へ外れます。

 

27分、バルサの右コーナーキック。ニアでラングレがヘッドで合わせてファーサイドに流し込みます。

 

バルサが追加点を奪います。

 

31分、オスカル・ロドリゲスが左からカットイン。セメドとカバーに来たビダルの間を抜きシュート。ピケがブロックします。

 

バルサが完全に主導権を握り、2-0で前半を折り返します。

 

後半

前半同様バルサが主導権を握ります。

 

58分、右サイドでメッシがDFの裏をとろうとダッシュ。その動きに合わせてデ・ヨングがスルーパス。メッシが抜け出しカットイン。アワジームをかわすもシオヴァスに引っ掛かり止まってしまいますが、すぐさま体勢を立て直してシュート。タリンに当たりコースが変わりゴール。

 

バルサが3点目を奪います。

 

77分、メッシがセンターサークル付近でボールを受けて右前方のデ・ヨングにパス。プロマーがカットしましたが、ボールはDFラインの裏へ。ファティが反応し抜け出し、クエージャルと1対1になり、引き付けてからファーサイドへチップキックシュート。クエージャルがセーブしますが、こぼれ球をメッシがシュート。アワジームがブロックし 、アルトゥールがさらにつめてゴール。

 

4-0とします。

 

85分、レガネスの速攻。中盤で五分五分のボールをブスケツが自陣に向けてスライディングクリア。オスカル・ロドリゲスが素早く反応して飛び出します。オスカル・ロドリゲスはラングレが追いつく前に中へパス。ジュニオールより一足早く追いついたルイバルが走り込みシュート。しかし、力なくテア・シュテーゲンがキャッチします。

 

88分、クエージャルのフィードをラングレがカットし前方のラキティッチにパス。ラキティッチはターンして、最前線で戻りながらオフサイドを解消したメッシにスルーパス。メッシは飛び出してきたクエージャルをかわしてゴールに蹴り込みます。

 

バルサが5-0として勝利しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#22ビダル

メッシの代わりに最前線で楔を受ける役割を担う。そのおかげで攻撃がスムーズになった。

 

#21デ・ヨング

ビダル同様、広範囲に動き回りチャンスを作る。パサーだけでなくレシーバーとしても貢献した。

 

#10メッシ

2ゴール1アシスト。すべてのゴールに関わる大活躍でした。

 

#31ファティ

プレーが堂々としてきた。あとはゴールという結果がほしい。

 

レガネス

特にいませんでした。

 

総括

バルセロナ

バレンシア戦の攻撃の停滞感を解消。ビダルとデ・ヨングを最前線に走り込ませてグリーズマンと合わせて楔を受ける人数を増やしてバイタルエリアに進入できるようにした。キケ・セティエンの修正力が見てとれました。また、セメドを右SBでオーバーラップをさせたことで、サイドアタックの強化を図った。セルジ・ロベルトがやっていた3バックだと後ろのビルドアップの強化が望め、今回セメドが見せたオーバーラップだとサイドアタックの強化が見込まれます。試合内容によって柔軟に使い分けることができれば大きな武器になりそうです。

 

レガネス

良いところはなく完敗。リーガ・エスパニョーラでは降格圏にいるので、過密日程のリーガを優先した可能性は高そうです。

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