俺から見たマジョルカ対バルセロナ
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ゆーすけ
2020年06月14日 15:37 visibility251
いよいよリーガ・エスパニョーラ再開!!
第28節、マジョルカ対バルセロナです。
マジョルカは久保が右SHで先発。
バルサはGKにテア・シュテーゲン、CBにピケとアラウホ、右SBにセルジ・ロベルト、左SBにアルバ、アンカーにブスケツ、左CHにデ・ヨング、右CHにビダル、FW3人は右からメッシ、グリーズマン、ブレイスワイトで臨みました。
前半
1分、開始からゆったりとバルサがボールを回します。マジョルカは4-4-2の守備ブロックを作りますが、バルサDFでのボール回しにはプレスをかけず、様子見という感じ。バルサはプレスに来ないので、徐々にマジョルカを押し込み、左サイドの高い位置まで進入。クロスは上げられずに後方のデ・ヨングにボールを預けます。そこで久保がプレスバックしてボールを奪いかけますが、デ・ヨングがすぐさま奪い返し、左にいたアルバへ。アルバはアーリークロス。中央に走り込んだビダルがヘディングシュートを叩き込みます。
バルサが、久保以外1回も相手に触らせず先制点を奪います。
その後もマジョルカは守備ブロックを作るものの、ボールへのよせが甘く、序盤は完全にバルサが主導権を握ります。
6分、再びバルサはパスを回して右サイドのセルジ・ロベルトがビダルとワン・ツーで抜け出します。セルジ・ロベルトはマイナス気味にグラウンダーのクロス。ニアでグリーズマンがスルー。DFが触り中央のメッシには合いませんが、ファーサイドに走り込んだブレイスワイトがDFに寄せられながらもダイレクトシュート。枠の左へ外れます。
11分、右サイドを攻めようとしたバルサでしたが阻まれて中央のブスケツに展開。ブスケツは前方のメッシへパス。メッシはすぐさまグリーズマンに向けてポゾの股抜きスルーパス。左へ流れてしまい、グリーズマンはマイナスのクロス。メッシがダイレクトシュートもDFがブロック。
21分、マジョルカの速攻。右サイドで久保が前方のスペースにパス。ダニ・ロドリゲスが走り込んで受けて、中に走り込んだ久保にリターン。久保はアラウホをカットインでかわしてファーサイドへミドルシュート。テア・シュテーゲンがセーブ。
このシュートでマジョルカが流れを引き寄せます。
30分、ゴール正面右からマジョルカのフリーキック。久保が壁の横を無回転の地を這うシュート。テア・シュテーゲンがはじきます。マジョルカはつめきれず、得点には至りません。
36分、左サイドからメッシのスルーパス。アルバが抜け出しクロス。DFがブロックして浮いたボールをデ・ヨングがヘッドで中に送ります。グリーズマンが体を入れて抜けたボールをメッシがヘッドでつなぎ、ブレイスワイトがシュート。
バルサが追加点を奪います。
45分、マジョルカは左から右に展開し、ポゾがアーリークロス。中央でブディミルがヘディングシュート。しかし、枠の左へ外れます。
前半は2-0でバルサがリードして折り返します。
後半
開始からバルサはビダルに代えてラキティッチ。マジョルカはクチョ・エルナンデスとサルトレに代えてゴメスとラゴを投入します。
交代が5名になるとハーフタイムでの交代もしやすいかと思います。
後半は互角の立ち上がり。
47分、マジョルカのカウンター。右サイドで久保が受けて前方のスペースにパス。ダニ・ロドリゲスが走り込み、グラウンダーのクロス。ブディミルがダイレクトシュートも枠の左へ外します。
58分、右からメッシがカットインして中央のブレイスワイトにパス。ブレイスワイトはファーストタッチで抜け出しGKと1対1になります。ブレイスワイトはゴール左へ流し込もうとしますが、レイナが右足でファインセーブ。
59分、ショートコーナーからメッシが中央のラキティッチがループでメッシにリターンパス。メッシはダイレクトボレーでクロス。中央のスアレスがバックヒールを試みますが当たらず、ファーサイドのアラウホがシュート。右のポストに嫌われます。
78分、左サイドをアルバが持ち上がり、右前方のブレイスワイトにパス。ブレイスワイトは後方のアルトゥールに戻します。アルトゥールは中央のメッシへパス。メッシはアルバにループパス。オフサイドラインぎりぎりを突破したアルバが左45度からGKと1対1。アルバはファーサイドを狙うと見せてニアにシュート。1対1を完全に制しました。
バルサが3-0とリードを広げます。
86分、左からラゴがカットインしてシュート。ゴール右へ外します。
90分、マジョルカはバルサを押し込み右サイドからヤニスがクロス。ニアでプラッツがヘディングシュート。ゴール右へ外れます。
92分、アラウホが絶妙のタイミング、下りてきたスアレスに楔を入れます。スアレスはトラップでDFと入れ替わりゴールに向かってドリブル。メッシが右から左に流れて、スアレスがパス。メッシは左から中に持ち出し、DF2人をかわして右足シュート。
バルサが4点目を奪います。
94分、バルサの速攻。メッシが中央でラキティッチとワン・ツー。DFがカットする手前でメッシが左前方のスアレスにダイレクトパス。スアレスが角度のないところでGKと1対1になりシュート。レイナがファインセーブ。
バルサが4-0で勝利しました。
気になったプレーヤー
マジョルカ
#26久保
孤軍奮闘。マジョルカの数少ないチャンスを演出。
バルセロナ
#10メッシ
1ゴール2アシスト。体のキレも悪くない。守備に走る姿が見られた。
#19ブレイスワイト
自分の個性を活かして奪う。難しいことはせずにフリーランニングでパスの受け手に回る。中盤の選手からするとパスの出しどころが増えるので効果的。
#17グリーズマン
あまり目立たなかった。ブレイスワイトのほうが良かった。何とか自分の活きるプレースタイルを確立したい。
#22ビダル
この試合のMVP。前半だけの出場だったが、攻守にわたり走り回る。コロナウイルスの中断も関係ないような運動量は素晴らしかった。
#18ジョルディ・アルバ
メッシとのホットラインは健在。効果的な攻め上がりを見せた。
#5ブスケツ
落ち着いてボールは捌けた。
総括
コロナウイルスによる中断の影響
全体的に運動量は少なめの印象を受けた。過密日程が続くが、いかにフィジカルコンディションを上げる(保つ?)かが全チーム共通の課題になりそうです。
マジョルカ
運動量が落ちることを考慮したのか、守備ブロックを作って待ち構えたもののボールへのよせがなく、あっさり先制点を奪われる。この失点は試合の入り方を間違えてしまったミスと言える。その後久保のミドルシュートで息を吹き返し試合内容の改善が見られたが、試合開始からできたことでもある。攻撃面では、久保が絡むことでチャンスを作れるのは明らか。中断期間中に久保もチームの中心選手として認められたのか、フリーキックを蹴っていた。久保の活躍次第で残留できるかが決まってきそうです。
バルセロナ
幸先よく先制し、危なげなく勝利。ただ、中断前と変わらず、守備が整わない。ボールをとりどころが定まらず、マジョルカに押し込まれることもしばしばあった。全選手のコンディションが整わないと難しいのかもしれないが、方向性は見つけたい。攻撃は、ビダル、ブレイスワイトの2人がフリーランニングでスペースを作ったり、使ったりできるので攻撃の幅は広がった感じを受けた。また、中断期間にしっかりトレーニングしていた選手が多かったようで、明らかにコンディション不良、運動量不足の選手が見られなかったのは好材料。
おまけ
やっぱりサッカーは面白い!!
早く自分もサッカーがしたいです。
- 事務局に通報しました。
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