俺から見たオサスナ対バルセロナ
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ゆーすけ
2021年03月07日 20:45 visibility256
第26節、オサスナ対バルセロナです。
バルサは3-5-2、2トップの一角にグリーズマンを起用しました。
前半
オサスナは4-4-1-1の布陣。守備ブロックを作り、カウンター狙い。バルサは前からプレスをかけてオサスナを押し込みます。
1分、自陣中央でブスケツに対して、カジェリがプレスバックをしてボールを奪い、前に持ち出し、自陣からロングシュート。あわてて戻ったテア・シュテーゲンですが、落ち着いてキャッチします。
バルサは、右サイドをデスト&ミンゲサのコンビを押し込みます。なんとなくバルサペース。
11分、左からマヌ・サンチェスが左ハーフスペースのカジェリに楔を入れます。カジェリは強引なドリブルでミンゲサとペドリを引きはがし、中央に入ってきたボルハにパス。ボルハはキープからミドルシュート。テア・シュテーゲンが左手一本でファインセーブ。
直後のコーナーキック。中央でカジェリがフリーでヘッドも枠の右に外します。
22分、オサスナは左サイドを崩し、マヌ・サンチェスが縦パス。中央から左に流れたボルハが受けて、ニアへパス。左からボルハとクロスして中に入ったロベルト・トーレスが合わせますがウムティティがブロック。
29分、ハーフウェーラインを超えた辺り右ハーフスペースでメッシが受けて中にドリブル。その間に左サイドをアルバが駆け上がります。メッシはその動きに合わせてDFラインの裏へフィード。アルバが完全に抜け出しニアの上に豪快なシュートを突き刺します。
バルサが先制します。
33分、オサスナのカウンター。右サイドからモンカヨラが左サイドへフィード。ルベン・ガルシアが絶妙なトラップでミンゲサの裏をとり、ペナルティエリアに進入。左45度からシュート。テア・シュテーゲンがファインセーブ。
43分、ハーフウェーライン手前でデストがボールをカットし、そのままドリブルで持ち上がってオサスナ守備陣を押し込みます。デストは右ハーフスペースのメッシにパス。メッシはカットインからシュートを放ちますがDFがブロックしゴール右に外れます。
前半は1-0でバルサがリードして折り返します。
後半
ウムティティに代えてデンベレを投入。システムは変則的な4-3-3(メッシ、グリーズマンの2トップ、右WGにデンベレ)に変更します。
2分、メッシから右のデンベレにパス。デンベレはドリブルで仕掛けるそぶりを見せてDFを引き付けてメッシに戻します。メッシは中に持ち出し強烈なミドルシュート。エレラがセーブします。
11分、右サイドでデストとデンベレがパス交換し、デストが中に持ち出しミドルシュート。DFがブロックします。
24分、オサスナがコーナーからの二次攻撃。左からルベン・ガルシアが切り返しをして右足クロス。カジェリがニアに飛び込みヘッド。枠の左に外れます。
31分、左サイドからアルバのクロス。はね返されますがアルバが回収して左ハーフスペースのメッシへパス。メッシがタメている間にアルバが動き直して左からニアへ走り込みます。その動きに合わせてメッシがループパス。アルバがダイレクトシュート(クロス?)。上手くコースを消したエレラがブロックします。
36分、メッシが右ハーフスペースから中央のブライスワイトとワン・ツー。メッシはDFに寄せられますがシュート。エレラがセーブします。
37分、ペドリが左から中央にドリブルし、右から中央に走り込んだメッシにパス。メッシはDFを引き付けてイライクスに落とします。イライクスの前がぽっかりと空き、イライクスは右足のシュートモーションに入りますが、あわててダビド・ガルシアがブロックに行きます。イライクスはシュートフェイント。ダビド・ガルシアをかわして左足シュート。エレラが触りますがゴール左に決めます。
イライクスのリーガ初ゴールでバルサが2点目を奪います。
試合はそのまま終了。バルサが2-0と勝利しました。
気になったプレーヤー
オサスナ
#16カジェリ
しぶとい、粘り強いFW。いかにもアルゼンチン選手という感じです。
#10ロベルト・トーレス
基礎技術が高く、カウンターの起点になれる存在。
バルセロナ
#10メッシ
ビッグクラブ相手はなかったがそこそこ守備もした。連戦の疲れもあったとは思うがコンディションは良さそう。
#27イライクス
リーガ初ゴール、おめでとう!!デビューから5試合目ですが、堂々としたプレーぶりはいつ見てもすがすがしい。今までの監督がカンテラの選手を使わなかっただけで、いい選手は結構いそうです。
#18アルバ
いつものホットラインで先制点。最近相手に研究されているのでこのシーンが見られる回数が減ってきているが安心した。
#2デスト#28ミンゲサ
3-5-2の右サイドの攻撃のコンビネーションはとてもいい。ただ、守備が軽い感じもする。
#5ブスケツ
バルサの前からプレスが効いているときのボール回収の仕方は職人芸。
#1テア・シュテーゲン
ファインセーブ連発で、オサスナに得点を許さなかった。勝利できたのはテア・シュテーゲンのおかげ。
総括
オサスナ
チームコンセプトがしっかりしているので、降格はしないと思う。前半に合った決定機を決めていれば違う試合展開もあり得た。
バルセロナ
パリ・サンジェルマン戦に向けて、3-5-2と4-3-3をテストした感じ。前半はほぼベストメンバーで勝ちに行き、後半はパリ・サンジェルマンにバルサ対策(どのフォーメーション?戦術?)を悩ませるために4-3-3を使ったように思える。前半の出来はまずまずだったし、ウムティティが交代させられるほど悪いパフォーマンスには見えなかった。プラン通り勝利を手にし、かく乱にも成功したように思えるが、明らかに3-5-2のほうが上手く回っていたことを考えると、パリ・サンジェルマンはそれほど悩まないのではないかと思う。
おまけ
チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦は3-5-2で臨むと思います。
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