俺から見たレアル・ソシエダ対バルセロナ

第28節、レアル・ソシエダ対バルセロナです。

 

バルサはいつもの3-4-3で臨みました。

 

前半

序盤からバルサがボールを保持。ソシエダは5-4-1で前からのプレスとリトリートを使い分け対応しますが、ボールを奪える位置が低く、バルサが押し込みます。

 

10分、左サイドの高い位置でグリーズマンがボールを奪い返し、アルバ、メッシとつないでメッシがミドルシュート。レミロが正面でキャッチします。

 

23分、イサクが左のマルケランスにボールを落として前方のスペースへ走り出します。マルケランスはその動きに合わせてフィード。デ・ヨングが読んで先にボールに追いつきバックパスを試みますがイサクが粘ってカット。イサクはそのままサイドをえぐりカバーに入ったミンゲサを中にかわしてシュート。テア・シュテーゲンがファインセーブ。

 

36分、ブスケツが左ハーフスペースのメッシに楔を入れます。メッシは3人を引き付けてから左から駆け上がったアルバにパス。アルバはダイレクトでクロス。デンベレが合わせますがレミロがファインセーブ。しかし、こぼれ球をグリーズマンが蹴り込み、バルサが先制します。

 

38分、テア・シュテーゲンが縦パスをミス。メリノがダイレクトでイサクにパス。イサクは中に持ち出しシュート。テア・シュテーゲンがファインセーブ。

 

42分、バルサは最終ラインでパスを回して左ハーフスペースのデ・ヨングが中央のブスケツにパス。ブスケツは左後方から来たパスをダイレクトで右前方にパス。メッシがバイタルエリアで受けてDFを引き付けて右のデストにパス。デストはトラップからファーサイドへシュート。

 

バルサが追加点を奪います。

 

前半はバルサがほとんどの時間帯で主導権を握り、2-0とリードして折り返します。

 

後半

前半同様バルサペース。

 

7分、ソシエダを押し込み、ペドリが左のアルバにパス。アルバはファーストタッチで縦に持ち出し、ゴロサベルをかわしてサイドをえぐりクロス。マルケランスがクリアに行きますが、デストがそのボールを押し込み3-0とします。

 

10分、中央のブスケツがDFの裏へフィード。メッシがDFrアインを抜け出し、レミロの手前で触り、ゴール右へ流し込みます。

 

あっという間に4-0にリードを広げます。

 

バルサは余裕を持った試合運びに変わり、時間の経過とともに中盤にスペースが空き始めます。

 

20分、メッシのロングスルーパスに右ハーフスペースをデンベレが抜け出しドリブルシュートを決めました、オフサイドでした。

 

25分、左サイドでアルバとイライシュがパス交換を繰り返してDFを引き付けて、左ハーフスペースのデンベレにパス。デンベレは縦にドリブルをし、徐々にスピードを上げてステップを細かくしてメリノとズベルディアを縦にかわしてファーサイドネットへシュートを決めます。

 

バルサが5-0とします。

 

31分、自陣右サイドでボールを受けたバレネチェアが自陣方向へドリブル。アルバとグリーズマンが距離をつめますが、グリーズマンはあっさり抜かれ、アルバは足を滑らせ転倒し抜かれます。バレネチェアは前方のカルロス・フェルナンデスにパスし、右ハーフスペースを駆け上がります。カルロス・フェルナンデスはトラップし、寄せてきたアラウホの股抜きパス。バレネチェアが受けて縦に持ち出し、ファーサイドへシュートを決めます。

 

ソシエダが1点を返します。

 

41分、右サイドでヤヌザイが粘ってクロス。中央でバウティスタがトラップし、右から寄ってきたカルロス・フェルナンデスとスイッチ。カルロス・フェルナンデスはすぐさまシュートもテア・シュテーゲンがキャッチします。

 

43分、バルサはソシエダを押し込み、高い位置でミンゲサがボールカットし中央のメッシへ。メッシは左のイライシュとパス交換し、左のアルバに展開。アルバはメッシにリターンを狙いますが、パスコースが切られていたため、すぐさま切り替えてニアのリキ・プッチとワン・ツーで抜け出しマイナスクロス。メッシがダイレクトでゴール左下隅にコントロールショットを決めます。

 

バルサが6-1と完勝しました。

 

気になったプレーヤー

レアル・ソシエダ

特になし。

 

バルセロナ

#10メッシ

2得点目は圧巻。バルサらしさが凝縮された一点でした。守備意識も試合を重ねるごとに高まっている。これだけ楽しくサッカーができたら守備をするのも当然だと思う。

 

#7グリーズマン

先制点を決める。チームと共に好調を維持。

 

#1テア・シュテーゲン

パスミスはあったものの、前半は結構な数のパスを出していたのでたまにはしょうがない。また、前半のイサクの決定機を防いだことが完勝につながった。

 

#27イライシュ

テレビの放送がイライクスからイライシュに変わったので、こちらも変えてみました。現地の呼び方に合わせたようです。最初の交代枠で使われる。ペドリ、リキ・プッチ、ブスケツなどとタイプが違う機動力のあるMFなので今後も重宝しそうです。

 

#12リキ・プッチ

短時間でも結果を残す。

 

総括

レアル・ソシエダ

バルサ対策で5バックにするも押し込まれて完敗。バルサ対策を誤った結果だと思う。元々攻守のバランスがとれているチームなので、大崩れすることはないと思うが4位セビージャとは勝ち点が離れてしまった。

 

バルセロナ

3-4-3が絶好調。メッシが守備をして高い位置もしくは敵陣でボールカットができるのが大きい。このような展開だとブスケツがとても輝きを魅せる。今シーズン中にこんなにいいチームになるとは思ってもみなかった。カンテラにはたくさんの逸材がいて、クーマンが掘り起こし磨いて見せた。タイトルが取れたら最高だが、それ以上に攻撃的なバルサのサッカーが復活したことが一番の収穫です。代表選後にはバジャドリード戦、クラシコと続くが、かなり期待できそうです。

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