俺から見たバルセロナ対バジャドリード
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ゆーすけ
2022年08月29日 22:12 visibility289
リーガ・エスパニョーラ第3節、バルセロナ対バジャドリードです。
バルサは、クンデが右SBで先発、左SBにはバルデが引き続き起用されました。
前半
序盤はバルサは前からプレスをかけボールを回収し、ポゼッションを高めて攻め込みにかかります。
一方、バジャドリードは4-5-1の守備ブロックを作り、右サイドから時折カウンターを狙います。
11分、左からバルデがサイドをえぐってクロス。中には合わずファーに抜け、ハフィーニャが拾ってクンデ、ガビ、ハフィーニャとパスを回ししてハフィーニャがクロス。レバンドフスキが中央でヘッド。ファーポストに当たって跳ね返り、マシップに当たってゴール前をボールが横切ります。そのボールをレバンドフスキが押し込もうとしますがわずかに届かず、ゴールなりません。
一方的にバルサがバジャドリードを押し込み始めます。
19分、ガビが右から右ハーフスペースへスルーパス。インナーラップしたハフィーニャが走り込み角度のないところからシュート。DFがブロックします。
21分、レバンドフスキがペナルティエリアの手前中央でくさびを受けてターン。シュートフェイントでDFを引き付けて左ハーフスペースのデンベレにパス。デンベレは縦に持ち出しシュート。ボールはバーをかすめて外れます。
23分、ペドリの大きなサイドチェンジ。右でハフィーニャが受けて左足でDFとGKの間に絶妙な高速クロス。ファーサイドに飛び込んだレバンドフスキが右足で押し込み、バルサが先制します。
36分、右からデンベレがカットインしてシュート。マシップが正面でキャッチ。
42分、バルサの速攻。ブスケツが右サイドで縦パス。ガビがスルーしてデンベレが受けます。デンベレはカットインし、ガビは大外を回り囮になります。デンベレは中央へパス。レバンドフスキが作ったスペースに走り込んだペドリが落ち着いてゴール右へ流し込みます。
バルサが2-0とします。
47分、バジャドリードが左からフリーキック。ゴール前に入れたボールをアヌアルがトラップも大きく上に上がり、エリック・ガルシアがヘッドでクリアします。
前半はバルサが完全に主導権を奪い、2-0で折り返します。
後半
バジャドリードはロケ・メサとオスカル・プラーノを投入しますが、流れはバルサのままで変わりません。
51分、バルサの左コーナー。中央にこぼれたボールをエリック・ガルシアがシュートもDFがブロック。
64分、バルサの速攻。右のデンベレがボールを受けてカットイン。そこからニアに走り込んだレバンドフスキにスルーパス。レバンドフスキはマークに付かれながらもヒールキックシュート。DFに当たるもゴール。
レバンドフスキのゴラッソで3-0とします。
少し中盤にスペースが空き始めました。
68分、バジャドリードのショートカウンター。中央でオスカル・プラーノがボールを受けて左のセルヒオ・レオン?にパス。セルヒオ・レオンはトラップからシュート。テア・シュテーゲンがファインセーブ。中央にこぼれたボールをオスカル・プラーノがダイレクトシュート。ゴール前にカバーに入ったクンデがクリア。右にこぼれたボールをバジャドリードが再び拾ってつなぎ、ロケ・メサがカットインからシュート。テア・シュテーゲンがセーブします。
69分、バルサ陣内中央でアヌアルがブスケツからボールを奪い、セルヒオ・レオンとワン・ツーからシュート。枠の上に外します。
71分、バルサの速攻。ファティが左からカットインしてニアへシュート。マシップがセーブします。結構ファティが余裕を持ってカットインからシュートを放ったのでゴールかなと思いましたが、マシップの読み勝ちでした。
73分、バジャドリードを完全に押し込み、右のペドリがマイナスのパス。デンベレが受けてシュートフェイントから右足シュート。ニアに外します。
83分、バジャドリードの右コーナーキック。ニアでクリアされますが中央にこぼれたボールをオスカル・プラーノがダイレクトシュート。枠の上に外します。
91分、セルジ・ロベルトが右サイドを持ち上がり、大外のフェラン・トーレスにパス。フェラン・トーレスはグラウンダーのクロス。DFに当たりファーに抜けたボールをレバンドフスキがシュート。バーに当たって跳ね返ったボールをセルジ・ロベルトが押し込みます。
バルサが4-0として勝利しました。
気になったプレーヤー
#9レバンドフスキ
ゴール前の落ち着き、嗅覚は絶品。バイエルン時代からすごいCFだなと思っていましたが、毎摂津見るようになってそのすごさがよく分かりました。得点量産体制に入っています。
#8ペドリ
終了間際に足がつったのか動きが悪かったのが気になるが、パフォーマンスは上々。コンディションを整えて次の試合へ準備をしたい。
#30ガビ
動きに迷いがなくなってきた。精力的に動き回りパスの受け手になる。
#22ハフィーニャ
周囲との連携もいいし、単独でもドリブルで仕掛けられる。試合をするごとにさらに良くなってきている。
#20セルジ・ロベルト
3試合連続途中出場。試合勘、コンディションともに上がってきた。右の攻撃的なSBとしてオプションにはなるし、中盤で走り回ることもできる。チーム内での存在感が増してきた。
#10ファティ
今日は不発だったが、マシップに止められたシュートシーンを見る限り、周りが良く見えたうえでプレーしている。コンディションも良さそうだが、筋肉・靭帯系の怪我しないように大切に起用していきたい。
#5ブスケツ
いるとボールが落ち着き、チームの攻守のバランスが格段に上がる。いつも書いているがバルサの好調かどうかはブスケツを見ればわかる。
#24エリック・ガルシア
昨シーズンまでの不安定さが薄れてきた。チームとしてボールの取りどころがはっきりしたので、迷いなくボールを奪いに行けるようになったことが大きい。戦術で選手のプレーが見違える好例だと思う。
バジャドリード
特になし
総括
バルセロナ
バジャドリードにスコアも内容も完勝。中盤のブスケツ、ペドリ、ガビが連携を深め、攻守のバランスが良くなった。フィニッシャーのレバンドフスキがゴール前にいることで相手のDFが警戒するので、ハフィーニャ、デンベレが縦にドリブルからのクロスを入れたり、カットインからシュートしたりしやすくなっている。FWからプレスがかかるのでDFラインは高く設定でき、ボールを早めに回収できるようになった。この調子で次節、チャンピオンズリーグのグループステージも戦えれば、好結果が期待できそうです。
バジャドリード
守備ブロックを作るところまではいいとして、パスをどのようにつなぐかのアイディアが不足していいた。GKも含めてショートパスをつなごうとするも徐々にパスコースが亡くなりロングボールを蹴らされてボールロストを繰り返す。ボールの取りどころ、攻め手を明確にしないと勝ち点を奪う・拾うことができなくなると思う。チームの基礎戦術を決めたい。
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- 事務局に通報しました。
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