俺から見たヴィクトリア・プルゼニ対バルセロナ
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ゆーすけ
2022年11月02日 23:47 visibility437
チャンピオンズリーググループリーグ第6戦、ヴィクトリア・プルゼニ対バルセロナです。
バルサは大幅なターンオーバー、1.8軍と言った感じです。
GKペーニャ、右SBベジェリン、CBピケとマルコス・アロンソ、左SBアルバ、アンカーにケシエ、CHにガビとパブロ・トーレ、右WGハフィーニャ、左WGファティ、CFフェラン・トーレスで臨みました。
※プルゼニの選手ですが、背番号が分かりづらかったのでもしかしたら選手が間違っているかもしれません。ご容赦ください。
前半
プルゼニは4-2-3-1で守備ブロックを作り、カウンター狙いです。
1分、バルサは左でパスを回してアルバがタッチライン際でパブロ・トーレと縦のワン・ツーで一歩抜け出し、DFとGKの間にダイレクトでクロス。フェラン・トーレスが飛び込みますがわずかに合いません。
3分、右サイドからホリクがアーリークロス。中央でフリーのヴルカノヴァがヘッドもペーニャがキャッチ。
5分、マルコス・アロンソがプルゼニ陣内でカウンターの芽を摘み取り、フェラン・トーレスに楔を入れてそのまま前線に上がります。フェラン・トーレスは左ハーフスペースのファティにパス。ファティは縦に持ち出しシュート。DFが触り、スタニェクのわきの下を抜けボールはゴールへ。マルコス・アロンソがつめてバルサが先制します。
バルサがポゼッションを高めてプルゼニを押し込みますが、プルゼニはバルサの前線、CHにマンマークを付けて効果的な楔のパスを入れさせません。
20分、右サイドからカルバフのフリーキック。GKとDFの間に絶妙なクロス。ホリーがダイビングヘッドで合わせますが、たたきつけたシュートはバーにはじかれゴールなりません。
23分、右のハフィーニャがインナーラップしたベジェリンにループパス。ベジェリンはゴールラインぎりぎりでクロス。ファーサイドのファティがボレーシュートも枠の上。
26分、プルゼニは右サイドから攻め手中央のディアイエにパス。ディアイエはミドルシュートを放ちますがDFがブロック。
29分、バルサ陣内右サイドの高い位置でバルサのスローインを受けたパブロ・トーレにプルゼニはプレスをかけ、ホリーがパブロ・トーレを潰し、こぼれ球を拾ったカルバフが右45度からシュート。ペーニャが一歩ボールに寄せてシュートコースを狭めてファインセーブ。
同じく29分、バルサ陣内左サイドの高い位置でイェメルカがベジェリンにプレスをかけてボールを奪い、すぐさまクロス。ホリーが受けてシュート。これもペーニャがファインセーブ。ただ、ホリーは🄿府サイドでした。
33分、ケシエがドリブルでバイタルエリアに進入し、左のアルバに展開。アルバはDFとGKの間にダイレクトでクロス。ファーサイドに走り込んだファティが合わせようとしましたが当てられず。
39分、プルゼニは左サイドで大きな縦パスを入れます。ヴルカノヴァが抜け出し、サイドをえぐり、戻りながらカットインしてシュート。DFが何とかブロック。ヴルカノヴァはオフサイドでした。
40分、バルサのカウンター。ハーフウェーラインを超えた辺りから左ハーフスペースのファティが右ハーフスペースのハフィーニャへパス。前線中央ではフェラン・トーレスがDFのマークを外すべくバックステップを踏み、左ハーフスペースへ。間髪入れずハフィーニャがフェラン・トーレスの足元に鋭いパス。フェラン・トーレスはイメージ通り左に持ち出しシュート。ただ、シュートは枠の上。
シュートに持っていく動きまではとても良かったのにもったいない。
43分、ケシエがドリブルでDFを引き付けて右ハーフスペースのハフィーニャにパス。ハフィーニャはダイレクトで左のアルバにループパス。アルバはヘッドで中に折り返し、中央でフリーのフェラン・トーレスがダイレクトボレーシュート。ゴールに突き刺します。プルゼニDFはオフサイドと思い、足を止めていましたが、VARチェックの結果ゴールが認められました。
バルサが2-0とリードを広げて前半を折り返します。
後半
試合展開は前半と変わらず、バルサが攻め、プルゼニが守る展開。
49分、プルゼニの左からのフリーキック。ファーサイドでペルニッアがヘッドで折り返し、バルサがヘッドでクリアするも小さく、ヘディングの応酬になります。その結果、ボールはゴール前にいたホリーが抜け出しますが、パブロ・トーレが止めようと倒し、プルゼニがP.K.獲得。ホリーがゴール左に決めます。
プルゼニが1点を返します。
53分、バイタルエリアでボールを受けたフェラン・トーレスが強引なドリブル突破で3人を抜き、右ハーフスペースのハフィーニャにパス。ハフィーニャはトラップからリターンパス。フェラン・トーレスがニアへシュート。
バルサがすぐさま突き放し、3-1とします。
57分、ベジェリンがハーフウェーライン付近右ハーフスペースでボールを受けてするするとドリブルでダイアゴナルに持ち上がり左足シュート。スタニェクがキャッチします。
62分、ピラルが中盤でタメて左のヴルカノヴァに展開。ヴルカノヴァは中央へクロス。ホリーがフリーでヘディングシュート。ゴール右に決めます。
プルゼニが1点差に詰め寄ります。
64分、プルゼニは右からクロス。ホリーがピケに潰されますが、こぼれ球をブチャがシュート。枠の左に外します。
74分、ハーフウェーラインを超えた辺り右ハーフスペースでハフィーニャが左ハーフスペースへフィード。パブロ・トーレがDFラインを抜け出し左足シュート。ゴール上に決めます。
パブロ・トーレは足が攣り、そのまま交代となりましたがトップチームで公式戦初ゴール。貴重な追加点を奪います。
82分、右45度からイルカが強烈なミドルシュート。右ポストに嫌われます。
終盤、プルゼニが猛攻を仕掛けますが、シュートはバルサDFにブロックされ得点は奪えず、バルサが4-2で勝利しました。
気になったプレーヤー
ヴィクトリア・プルゼニ
#15ホリー
バルサDFに対して空中戦は快勝。もっとボールを集めたかった。
バルセロナ
#18アルバ
オーバーラップして前線まで顔を出せればチャンスを作ったが、1つ気になるシーンがあった。前半39分にプルゼニが左サイドを突破したシーン。オフサイドではあったものの、アルバは笛が鳴る前にオフサイドだと決めてかかり、ゆっくり帰陣。最後尾にいたからオフサイドだとわかっていたのかもしれないが笛が鳴るまで全力でやってほしい。闘将プジョルがいたら怒鳴っているシーンです。
#3ピケ
空中戦も勝てるかどうか怪しくなってきた。
#32パブロ・トーレ
先発して75分くらいプレー。じっくり見たのは初めてだが、ボールを受けて落ち着きを持ってプレーできる。フィジカルが弱い面があるがそれは慣れていければいい。飛び出しから得点を奪いましたが、パスに持ち味を感じる選手です。
#19ケシエ
筋肉系(ハムストリングス)の負傷で交代。長引かないことを祈ります。
#11フェラン・トーレス
2得点を奪う。このまま調子を上げていければいいが、CFにはレバンドフスキがいるのでしばらくはスーパーサブか。
#29カサード&#34サンス
スペースが空き、大味な展開の中で出場。まだどのような特徴があるのか何とも言えないが成長して、近い将来トップチームに食い込んでほしい。
#22ハフィーニャ
マンマークの結果、得意のドリブル突破は見られなかったが、ループパスを使ってチャンスを作る。直近のリーガでレバンドフスキの決勝点をアシストしたシーンもあったが、ループパスも得意なのかもしれない。
総括
ヴィクトリア・プルゼニ
バルサ対策のマンマークは効果を発揮していたと思うが、攻撃のアイディアが不足していた。今回のバルサはDF陣が空中戦に非常に弱かったので、試合途中からでも前線のホリー目掛けてロングボールを放り込んでも面白かったと思う。
バルセロナ
DFの空中戦の弱さが目に付く試合だった。アラウホやクンデがいない場合、ロングボールを放り込まれると弱点になりかねないのが問題点として明らかになったと言える。一方で、ターンオーバーをしつつ勝利を収めたのはチームとしていい流れを作れるのでとても良かった。ケシエの怪我は心配だが、主力がリフレッシュできてアルメリア戦に臨めるのは大きい。
- 事務局に通報しました。
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