俺から見たバルセロナ対セビージャ
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ゆーすけ
2023年02月06日 23:21 visibility440
第20節、バルセロナ対セビージャです。
バルサは試合内容の良かったベティス戦からバルデに代えてアルバを先発で起用しました。
前半
セビージャは5-4-1。守備ブロックを作って中央を固めます。
バルサがボールを保持します。
7分、バルサにアクシデント、ブスケツが負傷し、ケシエが投入されます。
15分、バルサがパスを回し続けて左からのアーリークロス。レキクとグデリの間に入り込んだレバンドフスキでしたが、グデリが何とかヘッドでクリア。
16分、最終ライン右ハーフスペースからデ・ヨングが前線左ハーフスペースにフィード。左からDFの前にうまく入り込んだガビがヘッドで右ハーフスペースのレバンドフスキにパス。レバンドフスキはトラップからシュートもグデリが触り、ボノが足でファインセーブ。
直後のコーナーキック。ファーサイドでフリーになったアラウホがヘディングシュート。わずかに枠の左へ外れます。
バルサが試合の主導権を握ります。セビージャは前線のエン・ネシリにボールを入れたいところですが、アラウホとクリステンセンが厳しいマークでボールを収めさせません。
25分、セビージャ陣内のペナルティエリアの外でバルサがボールを奪われかけますがすぐさま奪い返し、レバンドフスキがペナルティエリアの外から強烈なミドルシュート。ボノがファインセーブ。
30分過ぎ、少しセビージャが押し返し始めますが、シュートチャンスを作るまでには至りません。
41分、バルサの速攻は潰されますが、二次攻撃で左のアルバがアーリークロス。グデリが何とかヘッドでクリア。
前半はスコアが動かず0-0で折り返します。
後半
セビージャはエン・ネシリとオリベルに代えて、ラメラとヒルを投入。しかし前半同様バルサが攻勢。
55分、セビージャを押し込み、左ハーフスペースでバックパスを受けたペドリがファーへクロス。ハフィーニャがフリーで飛び込み、ヘッドで折り返しますがずれてしまい、ボノがキャッチ。
57分、再びセビージャを押し込み、左ハーフスペースからクリステンセンが中央へループパス。タイミング良く入り込んだハフィーニャがボールを収めて左前方にいたケシエにパス。ケシエはDFを引き付けて右アウトサイドでチップキックスルーパス。左からアルバが走り込み、右サイドネットに流し込みます。
バルサが見事な連携で先制します。
60分、ヒルが左サイドをドリブル突破してえぐりクロス。中央のラメラにはわずかに合わず。
69分、右サイドでクンデがボールを受けます。前方のハフィーニャが右ハーフスペースから右サイドへウェーブの動きを見せます。クンデはその動きに合わせてフィード。ハフィーニャがDFラインをかいくぐって抜け出します。ハフィーニャはカバーに入ったレキクを左アウトサイドの切り返しでかわしてグラウンダーのクロス。ファーサイドにフリーで走り込んだガビが押し込みます。
バルサが2-0とリードを広げます。
76分、バルサはペナルティエリアのすぐ外ペナルティアークの左端からフリーキック。レバンドフスキが右にいたペドリにパスを出してボールをずらしてグラウンダーのシュート。わずかに枠の左に外れます。
78分、バルサの二次攻撃。左ハーフスペースのデ・ヨングが前方にフィード。アルバがDFの裏に走り込みトラップからクロス。中央でハフィーニャが蹴り込みます。
バルサが試合を決める3点目を奪います。
87分、セビージャの右コーナーキック。ニアでオカンポスがヘッドもテア・シュテーゲンが正面でキャッチ。
91分、バルサの二次攻撃。バイタルエリア中央でボールを受けたレバンドフスキが左にドリブルしてシュート。ボノが正面でキャッチ。
バルサが3-0とセビージャに完勝しました。
気になったプレーヤー
バルセロナ
#18アルバ
バルデの台頭に触発され、こちらもいいパフォーマンスを魅せる。
#6ガビ
背番号が変わって初ゴール。インテンシティの高いプレーで勝利に貢献。
#15リステンセン&#4アラウホ
バルサの守備の要。中盤より前がプレスをかけて中途半端な縦パスを蹴らせてしまえばクリステンセンとアラウホがしっかりはね返す。このポジションが落ち着いたのが好調の要因。
#22ハフィーニャ
2試合連続で得点を奪い自信を取り戻しつつある。ドリブル突破は上手くいかなくてもチームプレーで貢献できる。
#9レバンドフスキ
フリーキックは惜しかったし、ミドルシュートも放つ。得点が奪えなくてもセビージャDFから見るととても脅威になる。
セビージャ
#6グデリ
危ない局面を何度もクリアする。危機察知能力が高いのかとも思うけど、それ以前にコーチングなどで防ぎたい。
総括
バルセロナ
ベティス戦に続き、チームが息切れしなくなった。このメンバーだと前半守備を固められても焦らずにパスを回して対戦相手を走らせて後半に勝負をかけることができる。ただ、セビージャの攻撃の手段がなかったことも加味して考える必要があるが、チーム力が上がっているのは確かだと思う。1週間空くので、コンディションを整えて次節に臨みたい。
セビージャ
守備を固めただけになってしまった。試合開始時は、エン・ネシリと右のオリベルを起点にカウンターを仕掛けたかったようだが、どちらもボールキープができずに前半で交代。後半は前線のターゲットをなくしてヒル、ラメラ、ラキティッチを前線に配置するもボールが収まらず、打つ手がなくなってしまった。守備の形、攻撃の形を明確にして戦術を浸透させないと残留争いに巻き込まれそう。
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- 事務局に通報しました。
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