俺から見たバルセロナ対オサスナ

第33節、バルセロナ対オサスナです。

 

中2日のバルサですが、スタメンはベティス戦と同じで臨みました。

 

前半

オサスナは4-1-4-1で守備ブロックを作り、パスコースを切ってボールの奪いどころを決めようとしますが上手くいきません。

 

バルサはパスを繋ぎますが、崩しきれません。しかしながら、奪われたらプレスをかけてロングボールを蹴らせて回収。

 

バルサが優勢に試合を運びます。

 

24分、バルデが左サイドでパスを受け、スピードに乗って縦にドリブル突破。サイドをえぐってクロス。中央にフリーで走り込んだペドリが合わせますが当てきれず、枠の右に外します。

 

25分、センターサークル付近をデ・ヨングがドリブルで持ち上がり右ハーフスペースのペドリにスルーパス。ペドリが抜け出そうとしたときに、エランドが引き倒します。エランドはレッドカードで退場。オサスナは10人になります。

 

直後のフリーキック。ハフィーニャが直接ニアを狙いますがコースが甘く、わずかに枠の上に外れます。

 

オサスナはどんどん押し込まれて6-2-1になります。

 

41分、バルサの左コーナー。ファーから中央に走り込んだアラウホがヘッドもわずかに枠の上。

 

43分、チミー・アビラのキープから左のオロスにパスが入り、オロスはカットインから中にパス。走り込んだトロがミドルシュートも枠の左。

 

前半はバルサが攻め込みましたが決定機はそれほど作れず、0-0で折り返します。

 

後半

前半同様、バルサが押し込む展開になります。

 

47分、アイトール・フェルナンデスのフィードをクリステンセンが跳ね返します。ブスケツが拾えず前線中央に抜けたボールをペドリがレバンドフスキに落とし、レバンドフスキは前方左ハーフスペースのファティにパス。ファティは角度がなかったのでクロスを狙うもアイトール・フェルナンデスがセーブ。

 

53分、バルサの左ショートコーナー。デ・ヨングがアーリークロス。中央の混戦からボールはファーにこぼれ、ファティがダイレクトで折り返します。ファーサイドでレバンドフスキがトロに寄せられながらもヘッド。枠の上に外します。

 

55分、バルサの二次攻撃。右ハーフスペースでペドリがボールを拾い、中を見ます。左ハーフスペースからデ・ヨングがゴール前に走り込むのを確認したペドリが絶妙なクロス。デ・ヨングはフリーでダイレクトインサイドボレー。アイトール・フェルナンデスの正面を突き、セーブされます。

 

バルサがオサスナゴールに迫り始めます。

 

60分、右からのアーリークロスをDFがクリア。デンベレがペナルティエリア内右サイドでボールを拾い、中央へパス。ファティがペドリに落とし、ペドリは寄せてきたDFをかわすために左に持ち出します。ファティがスイッチする形でボールを受けて中に持ち出しゴール左へシュート。アイトール・フェルナンデスが横っ飛びでキャッチ。

 

61分、左からファティがカットインからファーサイドへループパス。フリーのデンベレがダイレクトボレーも枠の右へ外します。

 

65分、左サイドでベニトがボールキープしてバルサDFを引き付けて左ハーフスペースのムニョスにパス。ムニョスは中に持ち出しニアへ強烈なミドルシュート。テア・シュテーゲンがセーブ。左にこぼれたボールをマヌ・サンチェスが拾いマイナスのパス。キケ・バルハがダイレクトシュートもエリック・ガルシアがシュートコースを半分きっていたので枠の上に外します。

 

67分、バルサの速攻。左のファティがドリブルから中央のブスケツにパス。ブスケツはトラップからシュートフェイントを入れて1人かわしてそのまま左前方のレバンドフスキにパス。レバンドフスキはスライディングでシュートブロックに来たウナイ・ガルシアをかわして中に持ち出しシュート。アイトール・フェルナンデスがファインセーブ。

 

スペースが空き始めます。

 

74分、バルサ陣内右ハーフスペースからオサスナのフリーキック。ゴール前に高いボールを入れ、キケがヘディングシュートもテア・シュテーゲンが正面でキャッチ。

 

75分、ペドリが中央をドリブルで持ち上がり前方のレバンドフスキにスルーパス。アイトール・フェルナンデスが飛び出してレバンドフスキにわたる前にクリア。しかし、ボールはフェラン・トーレスのもとへ。フェラン・トーレスはとっさに反応して足にボールを当てますがボールはわずかに枠の左に外れます。

 

77分、オサスナが右からロングスロー。キケが落としてパブロ・イバニェスがダイレクトボレー。アラウホがブロックします。

 

78分、バルサの猛攻。左からアルバが再三のクロス。フェラン・トーレスがニアでつぶれ、中央にこぼれたボールをレバンドフスキが3人相手に後ろ向きキープからすぐ左にいたファティにパス。ファティはトラップから縦に持ち出しシュート。アイトール・フェルナンデスがファインセーブもボールは中央にこぼれ、アリダネのもとへ。レバンドフスキがアリダネの股下からボールをつついて押し込みます。

 

バルサが先制したかと思いましたが、フェラン・トーレスがオフサイドでノーゴール。

 

80分、デンベレが右サイドから切り返しを交えてカットインしてシュート。枠の左に外します。

 

81分、ハーフウェーライン辺り左ハーフスペースで縦パスを受けたファティが横にいたレバンドフスキにパス。レバンドフスキはペドリに落とし、ペドリは左サイドを駆け上がるアルバにロングスルーパス。アルバはペナルティエリア横まで進入し、中央へパス。走り込んだファティがトラップからシュートもアリダネがブロック。

 

84分、右サイドでボールを受けたデンベレがタメを作って右ハーフスペースに走り込んだレバンドフスキにパス。レバンドフスキはゴールライン際からマイナスのクロス。中央に走り込んだデ・ヨングがヘッドで前方左ハーフスペースのアルバに落とします。アルバはアウトサイドにかけたダイレクトボレーシュート。ニアポストの内側をかすめてゴール。

 

バルサが先制します。オサスナは同点ゴールを狙い、少し前掛かりになります。

 

89分、アルバが左からマイナスクロス。走り込んだペドリがミドルシュート。わずかに枠の左に外れます。

 

92分、バルサの速攻。ペドリがセンターサークルを過ぎた辺りにいたファティにパス。ファティは左ハーフスペースに向けてドリブルから中に持ち出してウナイ・ガルシアをかわしてシュート。枠の右に外れます。

 

バルサが1-0で勝利しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#18アルバ

途中出場から決勝点を奪う。スピード豊かなバルデと違い連携してサイドを突破し、攻撃のアクセントになった。この試合のMOMです。

 

#8ペドリ

コンディションが戻ってきて存在感を発揮。

 

#30ガビ

怪我で途中交代。重傷でないことを祈ります。

 

#7デンベレ

ドリブルからの切り返しと、シンプルなパスで攻撃を活性化。周囲との連携が取れるのでオサスナDFもどのようなプレーをしてくるのかつかめなかった。

 

#10ファティ

ゴール感覚が戻っていない。大事にシュートを打とうとする意識が強い。FWは調子がいい時ほどダイレクトシュートを放つ。トラップしている間にシュートコースはなくなるもので、思い切り打つことをお勧めしたい。

 

オサスナ

特にいませんでした。

 

総括

バルセロナ

中2日で選手の動きが重かった点を考慮して考えれば、先制するまで時間がかかってしまったが、試合はコントロールできていた。途中交代で出場した選手が流れを作ることができたのは大きな収穫。このまま優勝まで突き進んでほしい。

 

オサスナ

一発レッドは厳しい判定だった。その結果、ゲームプランが崩れてしまったがボールの奪いどころは定まらない、カウンターの鋭さもなかったので勝利は難しかったと思う。ただ、コパ・デル・レイ決勝に向けて戦力を温存していた可能性もあるので何とも言えない。次のコパ・デル・レイ決勝は頑張ってほしい。

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