俺から見たバルセロナ対ブレスト

チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節、バルセロナ対ブレストです。

 

バルサは左WGにフェルミン・ロペス、右WGにラフィーニャ、中盤にダニ・オルモ、ペドリ、カサドを配置しました。

 

前半

ブレストは4-5-1で守備ブロックを作り、最前線の196cmのターゲットマン、アジョルケを残します。

 

4分、左サイドをアイダラがインナーラップしてクロス。ファーサイドにいたカマラがボレーシュートも大きく枠を外します。

 

ブレストは前からプレスをかけるそぶりは見せず、バルサが押し気味に試合を展開。ブレストはアジョルケに向かってボールを蹴り込みますが、フォローが遅く、イニゴ・マルティネスとクバルシが抑え込みます。

 

8分、バルサは左サイドでパスを回して左ハーフスペースのペドリがミドルシュートを打つ素振りからループパス。中央に走り込んだレバンドフスキが胸トラップ。遅れてボールへアプローチしたビゾットがレバンドフスキの背中にチャージしてバルサがP.K.獲得。レバンドフスキがゴール右に決めます。

 

バルサが早い時間に先制します。さらにバルサがブレストゴールに迫る回数が増えていきます。バルサが主導権を握り始めます。

 

18分、左ハーフスペースからラフィーニャが縦にスルーパス。中央から左に流れたフェルミン・ロペスはビゾットが1対1になりますが、ビゾットが上手くシュートコースを塞ぎ、サイドに追いやってフェルミン・ロペスのシュートをセーブします。

 

23分、ブレスト陣内右サイドペナルティエリアの外でクンデがプレスをかけてラフィーニャがボールカット。ラフィーニャはサイドをえぐってマイナスクロス。中央のフェルミン・ロペスがダイレクトシュートも枠の左に外します。

 

39分、バルサがコーナーキックからの二次攻撃。右サイドからカサドがアーリークロス。中央で抜け出したフェルミン・ロペスがヘッドも正面を突き、ビゾットが足でセーブ。

 

前半はバルサが主導権を握って1-0とリードして折り返します。

 

後半

前半同様バルサペース。ブレストは前半とあまり変わった様子はありません。

 

53分、バルサの速攻。右サイドでペドリがボールカットしてインナーラップしたクンデにパス。クンデは中央のレバンドフスキに楔を入れます。レバンドフスキはバックヒールで左ハーフスペースへボールを流します。フェルミン・ロペスが走り込みシュートもコースが甘く、ビゾットが足でセーブ。

 

60分、ブレストを押し込み、ラフィーニャが右ハーフスペースからミドルシュートを匂わせつつ、オーバーラップしたクンデにパス。クンデはゴールライン際からクロス。ビゾットが自はじき、こぼれたボールをラフィーニャがダイレクトボレー。ゴールにカバーに入ったシャルドネがブロック。こぼれ球をフェルミン・ロペスがつめようとしますがビゾットがいち早くキャッチ。

 

65分、ブレストを押し込み、左サイドからジェラール・マルティンが左ハーフスペースにいたダニ・オルモにパス。ダニ・オルモは縦にドリブルしてシャルドネを抜き去り、角度のないところからシュート。ビゾットの左手に当たり、そのままゴール。

 

バルサが待望の追加点を奪います。徐々に中盤が空き始めます。

 

84分、ブレストのペナルティエリア内でパブロ・トーレが横パスをカットします。パブロ・トーレはDF,GKに寄せられながらもバウンドしたボールを慌ててシュート。枠の左に外します。

 

91分、ブレスト陣内左サイドのペナルティエリアの外でバルサがボールを奪い、バルデがすぐにマイナスクロス。レバンドフスキがトラップでルカーディナルの裏を取ります。レバンドフスキは慌ててシュートコースを塞ぎに来たルカーディナルとペレイララージに対してゴール左へコントロールショット。

 

バルサが3-0と勝負を決めて試合終了しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#9レバンドフスキ

2点目は冷静さが生んだゴール。シュートの手本にしたい。

 

#20ダニ・オルモ

中盤でも躍動。

 

#16フェルミン・ロペス

チャンスには絡むが得点は奪えず。シュートチャンスに顔が出せているのであまり心配はしていない。

 

#35ジェラール・マルティン

バランスを取りつつも攻撃での貢献度が高くなってきた。186cmと背丈もあり、左CBもできるので数多くの経験を積んでいきたい。

 

#5イニゴ・マルティネス&#2クバルシ

アジョルケを完封。

 

ブレスト

特になし。

 

総括

バルセロナ

セルタ戦から少しシステムをいじってパフォーマンスが良くなった。ダニ・オルモやペドリがバイタルエリアでボールを受けてフェルミン・ロペスのフリーランニングでチャンスを広げられたのが良かった。ただ、セルタがバルサ対策を講じてきたのに対して、ブレストは自分たちの普段やっているであろうサッカーをぶつけてきたのでその差が、試合内容やスコアに出た感じを受ける。

 

ブレスト

始めて試合観戦をしたが、普段から取り組んでいると想定される守備ブロックを作り、1トップのアジョルケにボールを預けて全体を押し上げるスタイルで臨んだが、アジョルケがボールをキープできず、効果的な攻撃もできなかった。負けるべくして負けた試合と言える。

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