俺から見たパリ・サンジェルマン対インテル

チャンピオンズリーグ決勝、パリ・サンジェルマン対インテルです。

 

今回は気になったところだけを書きたいと思います。

 

まずは序盤。

 

パリ・サンジェルマンはヴィティーニャ、インテルはテュラムがボールの収まりどころになっています。ヴィティーニャは中盤下がり目で周囲に味方がいる状況でキープできます。一方、テュラムは最前線でラウタロ・マルティネスしかフォローはいません。

 

必然的に、パリ・サンジェルマンが主導権を握ります。

 

守備ではパリ・サンジェルマンがハイプレス、インテルは5バックで守備ブロックを作ります。パリ・サンジェルマンはデンベレが守備のスイッチを入れます。全選手がインテルの選手を捕まえ、デンベレが前線でボールを追ってゾマーまで戻させて二度追い。ゾマーに不安定なフィードをさせて回収しヴィティーニャを中心にポゼッション。インテルは、積極的にボールを奪いに行く守備はしないので、ボールの取りどころが見つからず、パリ・サンジェルマンに振り回されることになります。

 

圧巻だったのは、パリ・サンジェルマンの3点目を演出したヴィティーニャ。

 

ハーフウェーライン手前自陣右サイドからフリーキック。ヴィティーニャが右SBのハキミにショートパスを出してリターンを受ける。今度は後方のマルキーニョスにパスを出してリターンパスを受ける。ドリブルで左へ進みながら持ち上がり、デンベレに預けて左ハーフスペースへ上がり、デンベレからソールを使ったヒールパスでリターンを受ける。バイタルエリアにドリブルで進入し、バストーニを引き付けて右ハーフスペースのドゥエにスルーパス。ドゥエがダイレクトシュートでニアに決めました。

 

ヴィティーニャが描いたゴールと言っていいでしょう。

 

90分通してパリ・サンジェルマンが完勝と言っていい試合でした。

 

おめでとうございます。

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