俺から見たベティス対バルセロナ

リーガ・エスパニョーラ第15節、ベティス対バルセロナです。

 

バルサは私の一押しルーニー・バルドグジが先発しました。

 

※実況・解説はバルドグジと言うのですが、ユニフォームのネームはルーニー。メンフィス・デバイの例(デパイで呼ばれることが多いが、本人はメンフィスと呼んでほしいという意向があり、ユニフォームのネームもメンフィス)もあるので、ルーニーなのかなと思って、今までルーニーと書いてきましたが、ルーニー・バルドグジの方が分かりやすいのかとも思ったので、ルーニー・バルドグジと表記しようかと思います。

 

前半

序盤は、バルサはいつも通りのハイライン&ハイプレス。ベティスは縦パスに厳しく寄せて攻撃を阻止しつつ、攻撃になるとしっかり繋いできます。

 

5分、左サイドでボールを受けたアブデが、急加速してクンデを抜き去りマイナスクロス。ニアでクチョ・エルナンデスがシュートを狙いますがキックミス。中央右に流れたボールをフォルナルスが受けてシュート。バルデに当たって勢いが失われてボールがバルデの股を抜け、後方にいたアントニーが拾い、シュートを叩き込みます。

 

ベティスがファーストチャンスを活かして先制します。

 

9分、コーナーキックのクリアボールを左ハーフスペースで拾ったラッシュフォードがシュート。DFの股を抜けたボールをバジェスが正面でキャッチ。

 

10分、ベティスのペナルティエリア手前右ハーフスペースでルーニー・バルドグジがこぼれ球を拾って右にいたヤマルにパス。ヤマルは一瞬ためて、ルーニー・バルドグジにパス。ルーニー・バルドグジはダイレクトでポケットへスルーパス。右大外からクンデがオーバーラップしてダイレクトクロス。ニアに走りこんだフェラン・トーレスが合わせてゴール。

 

バルサが見事な連携で同点に追いつきます。

 

12分、右サイドでボールを受けたルーニー・バルドグジがディエゴ・ゴメスと1対1になり、鮮やかに縦に突破してマイナス気味のクロス。逆を取られたバルトラはヘッドでクリアしようとしますが届かず、バルトラとルイバルの間に入り込んだフェラン・トーレスがダイレクトボレー。バジェスの股下を抜きゴールに突き刺します。

 

バルサがあっという間に逆転に成功します。

 

22分、ベティスは右サイドでパスをつなぎ、エイバルがふわりとしたクロス。ファーサイドでアブデがダイレクトボレーシュートもキックミスしてクロスになり、中央のクチョ・エルナンデスがつめようとしますが届かず、ジェラール・マルティンがブロックしてバルデがクリア。

 

24分、バルサは左サイドでパスを回してペドリがポケットにスルーパス。ラッシュフォードが走り込みバルトラ相手に縦に持ち出しクロス。バルトラが触り、ふわりとしたボールがファーサイドに上がります。ルーニー・バルドグジが走り込みジャンピングボレーもバルトラがヘッドでクリア。

 

30分、バルサは前線からプレスをかけてバジェスにロングボールを蹴らせます。ジェラール・マルティンがヘッドではね返し、ベティス陣内中央でペドリがボールを収めます。ペナルティエリア手前右ハーフスペースでルーニー・バルドグジが数歩右サイドへバックステップをしてナタンとの距離を取ります。その動きを見逃さずペドリがルーニー・バルドグジの足元に鋭いパスを通します。ルーニー・バルドグジはナタンの横でパスを受けてすぐさま縦に持ち出し右足シュート。ニア上に決めます。

 

前線からのプレス、ペドリの素晴らしい判断とパス、ルーニー・バルドグジのドリブルからシュート。どれを見ても最高のゴールでした。

 

39分、左サイドでパスを回してペドリが中央バイタルエリアのフェラン・トーレスにパスを入れます。フェラン・トーレスは中に持ち出しミドルシュート。スライディングブロックに入ったバルトラに当たり、ボールはゴール右へ吸い込まれます。

 

フェラン・トーレスはハットトリック。バルサが4点目を奪います。

 

45分、最終ラインからナタンが右サイドへフィード。アントニーがスルーして大外のエイバルが受けてDFとGKの間に鋭いクロス。ニアに飛び込んだクチョ・エルナンデスがダイビングヘッドも枠の左に外れます。

 

49分、左サイドの高い位置でベティスのスローイン。クチョ・エルナンデスが受けてボールキープから強引にマイナスクロス。フォルナルスが受けてすぐさま左ハーフスペースのエイバルにパス。フリーで受けたエイバルはニアへミドルシュートも右サイドネットの外側に突き刺さります。

 

4-1とバルサがリードして折り返します。

 

後半

バルサはバルデに代えてクリステンセンを投入。バルデは前半に足を痛めていたので大事をとったのかなと思います。

 

46分、バルサは右サイドでパスを回してクンデがクロス。中央でフェラン・トーレスがヘッドでも力なくバジェスがキャッチ。

 

48分、ベティスのカウンター。エイバルが右ハーフスペースから縦にスルーパス。アントニーが受けてシュートもジョアン・ガルシアが正面でキャッチ。

 

54分、バルサのカウンター。ハーフウェーライン中央あたりからペドリが右ハーフスペースへフィード。ヤマルが完全に抜け出しバジェスと1対1になり、ファーサイドへシュートもバジェスが読み切ってファインセーブ。

 

同じく54分、ボールがタッチラインを割ったところでVARが介入。53分にラッシュフォードがカットインからミドルシュートを放った時にバルトラがスライディングブロックしました。その時にボールはバルトラの体に当たって浮き上がり、さらにバルトラの上げていた腕に当たっていました。オン・フィールド・レビューで主審が確認してバルサにP.K.が与えられます。

 

ヤマルが冷静にバジェスの動きを見て右に飛んだのを確認して左に流し込みます。

 

5-1とさらにリードを広げます。

 

60分、ベティスのカウンター。右サイドをアントニーがマイナスクロス。デオッサがシュートもジョアン・ガルシアが正面でブロック。しかし、これはアントニーがオフサイドでした。

 

両チームオープンな展開になり、シュートが増え、決定機になりそうなシーンも増えます。

 

71分、左サイドからアブデが細かいドリブルでポケットに進入しクロス。ファーサイドに走りこんだアントニーがフリーでボレーシュートもうまくミートできず叩きつけてしまい、ジョアン・ガルシアがキャッチします。

 

74分、右サイドからヤマルが縦にドリブルを仕掛けてクロス。中央にフェラン・トーレスが飛び込みますがわずかに届かず。

 

78分、左ハーフスペースからアブデがポケットにスルーパス。走りこんだクチョ・エルナンデスが中にクロス。パブロ・ガルシアが押し込みますが、クチョ・エルナンデスがオフサイド。

 

84分、ベティスの左コーナーキック。ニアに走りこんだアブデは届かず、ボールがファーに抜けて、ディエゴ・ジョレンテが足で押し込みます。

 

ベティスが1点を返します。

 

89分、アブデがペナルティエリア内左ハーフスペースで縦にドリブルを仕掛け、クンデがスライディングで倒します。ベティスがP.K.獲得。クチョ・エルナンデスが冷静にゴール中央右に決めます。

 

ベティスが1点を返して2点差までつめますがその後スコアは動かず、5-3で試合終了。バルサが勝利しました。

 

気になったプレーヤー

ベティス

#10アブデ

切れ味鋭いドリブルと急加速でチャンスを演出。あとはゴールを量産できればワールドクラスにもなれそうだが、ハードルはとても高い。

 

#5バルトラ

体を張って守備をしたが、バルトラにかかる負担が大きいようにも見えた。

 

#24エイバル

タイミングのいい攻撃参加で目立った。

 

バルセロナ

#7フェラン・トーレス

ハットトリックはどのゴールもお見事。ニアへ走りこむ、DFの間に上手く入り込む、ゴールが見えたらシュートを放つ。どれもFWの教科書のようなプレーでした。ぜひとも見習いたい。

 

#28ルーニー・バルドグジ

先発起用に応える1ゴール1アシスト。同点ゴールの起点にもなっていたし大活躍と言っていい。ヤマルの代役としても行けそうだし、この試合みたいに共存も可能。この試合でチーム内の序列を上げたに違いない。

 

#8ペドリ

いつもながら圧巻のプレー。

 

#22マルク・ベルナル

ペドリと交代で30分程度の出場。危険なボールロストも散見されたが、全体的には好印象。ペドリほどではないが徐々にコンディションを上げてチームのリズムにも慣れていけば、中盤での起用も増えていくはず。余裕がある試合ならペドリの代役にも慣れるポテンシャルは持っているので期待したい。

 

#3バルデ

怪我が心配。ジェラール・マルティンがCBにコンバートされているので左SBのバックアッパーが不在。

 

#18ジェラール・マルティン

CBとして今まで一番いい。序盤は危険になりそうな場面で体を張って止めるシーンが目立った。バルサの守備は危険な場面の前でいかに止められるかがポイントなので、それができるようになってきたのはとてもいい。

 

#24エリック・ガルシア

運動量豊富に中盤をカバー。目立たないけど、大きく勝利に貢献。

 

総括

ベティス

先制点を奪ったところまでは良かったが、バルサ相手に守備が中途半端。今回はミドルレンジで構えてしまい。バルサのパス回しとフリーランニングにやられてしまう。守備ブロックを下げて固く守るのか、ハイプレスをかけるのかをしたほうが良かった。攻撃では、アブデとエイバルの二人で両サイドを崩せる力があるので、あとはゴール前で得点を奪えるかどうか。クチョ・エルナンデスにかかっていると言える。

 

バルセロナ

最近の悪癖で序盤に先制点を奪われることが多い。まず、試合に入る際に「ボール際にしっかり寄せること」を意思統一して試合に入る、最初の10分は集中力を切らさないようにいつも以上にコーチングを行うなどして改善したい。同点から逆転、突き放すところまでは完璧だったが、試合のコントロールを失い、打ち合いの展開にしてしまったところも改善点。ペドリが退いてからこのような事態になるので、ペドリがいなくてもボールの回し方を工夫(楔を入れて落とす、パスを出したらフォローするためにボールによる、2手先の展開を読んでポジションをとる等)し、全員でパスを回して試合のテンポをコントロールしたい。

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