
俺から見たバルセロナ対レアル・マドリード
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ゆーすけ
2026年01月12日 10:22 visibility84
スーペルコパ決勝、バルセロナ対レアル・マドリード、クラシコです。
バルサはCFにレバンドフスキ、右WGにヤマルがスタメン復帰しました。
前半
レアルは変則的なフォーメーションで右SHのバルベルデがバルデのポジションによって最終ラインに下がる5-3-2。ヴィニシウスがツートップの一角に入り、左SHにロドリゴが入ります。
開始時はバルサがパスを回し、レアルが球際に激しくいく展開でしたが、すぐに徐々にバルサが押し気味に試合を進めます。バルベルデが押し込まれて空いたスペースにエリック・ガルシアが入り込み、バルサがそこを起点としているところがポイントになっています。
13分、レアルのカウンター。左サイドに入った縦パスをロドリゴがスルー。ヴィニシウスが走りこんでボールを前方に流してクバルシの裏を取り独走。左45度からゴールに向かって行き、カバーに入ったエリック・ガルシアが来る前にシュート。ジョアン・ガルシアが正面でキャッチ。
14分、バルサの左コーナーキック。ファーサイドの角度のないところからエリック・ガルシアがヘッドも目の前にいたカレーラスがブロック。
レアルはなかなかカウンターを繰り出せず、バルサが主導権を握ります。
26分、右サイドのヤマルが右ハーフスペースへ入ってきたクンデとワン・ツーでポケットに進入し鋭いクロス。ニアでハイセンがすぁってボールはファーサイドに流れます。バルデが拾って中央にパス。ラフィーニャが受けて左に持ち出し強烈なミドルシュート。クルトワが正面でブロック。
32分、中盤右サイドで浮いたボールをバルベルデがヘッドで中央へパス。ロドリゴがヘッドで前方に送ります。ゴンサロ・ガルシアがクバルシの背後を取って抜け出します。ゴンサロ・ガルシアはジョアン・ガルシアと1対1になり、クバルシに追いつかれる前に右インサイドシュートも力なくジョアン・ガルシアがキャッチ。
33分、ハーフウェーライン付近左サイドでペドリがバルデにボールを預けて前方にランニング開始。バルデは左ハーフスペースに下りてきたラフィーニャにパス。ラフィーニャはダイレクトで左サイドへスルーパス。ペドリが完全に抜け出しサイドをえぐってマイナスクロス。ニアに走りこんだフェルミン・ロペスがDFに寄せられながらもダイレクトシュート。枠の上に外します。
34分、バルサのカウンター。中盤でフェルミン・ロペスが横パスをカットして後方にいたレバンドフスキにパス。レバンドフスキはトラップから右のヤマルに展開。ヤマルはダイレクトで左ハーフスペースにフィード。ラフィーニャが抜け出しクルトワと1対1になりシュートもキックミスをして大きく枠の右に外します。
35分、バルサのショートカウンター。レアル陣内中央でロドリゴの落としをフェルミン・ロペスがカットして左ハーフスペースのラフィーニャへパス。ラフィーニャはチュアメニと1対1になり、細かいドリブルから縦に持ち出し左足シュート。チュアメニの股下を抜けて右サイドネットに決まります。
バルサが先制します。
40分、右サイドでヤマルが細かいドリブルで前進。対峙するカレーラスが後退。ダブルチェックをしていたロドリゴは後退せずに2人の間が空きます。ヤマルはそのすきを逃さずカットインしてポケットにスルーパス。フェルミン・ロペスが走り込み角度のないところからシュート。クルトワがセーブします。
直後のバルサのショートコーナー。ヤマルが受けてキックフェイントで縦に持ち出し角度のないところからシュート。クルトワがセーブします。
一連のプレーでは見ごたえが満載。ヤマルは、1回目はカットイン、2回目はそれを使って縦に突破。一方のクルトワは基本に忠実にニアサイドのシュートコースをしっかり切って危なげなくセーブ。
とてもハイレベルな攻防でした。
46分、ハーフウェーラインを超えた辺り左サイドでヴィニシウスがボールを受けてクンデ相手にゆっくり持ち上がります。ヴィニシウスはペナルティエリアに近づいてからクンデを股抜きで抜き去り、シュートフェイントでカバーに入ったクバルシの足を止めて中に持ち出してファーサイドに流し込みます。
ヴィニシウスの個人技でレアルが同点に追いつきます。
48分、左ハーフスペースからエリック・ガルシアが左サイドへ縦パス。下りてきたラフィーニャが左ハーフスペースのペドリにダイレクトで落として前方に走り出します。ラフィーニャのフリーランニングでCBのチュアメニにカバーする意識が生まれ、ハイセンとの間が空きます。ペドリはフリーで受けて縦にドリブルから中央左、チュアメニとハイセンの間に入り込んだレバンドフスキにスルーパス。レバンドフスキは縦にトラップし、飛び出してきたクルトワの上を抜くチップキックシュート。右ポストに当たりゴール。
見事な崩しでバルサが2-1と再びリードを奪います。
50分、レアルの右コーナーキック。中央でハイセンがヘッド。枠の右上をとらえますがカバーに入っていたラフィーニャが頭に当て、ボールはバーに当たりはね返ります。こぼれたボールにペドリが足を伸ばしてクリアに行きますがゴンサロ・ガルシアが体を入れて倒れ込みながらシュート。バーに当たって左ポストに当たってゴール。
レアルがすぐさま同点に追いつきます。
前半は2-2で折り返します。
後半
レアルは少し守備ブロックの位置を上げてプレスをかける姿勢を見せ始めます。
50分、左サイドからヴィニシウスが中に持ち出し強烈なミドルシュート。ジョアン・ガルシアがセーブし、こぼれ球を再びヴィニシウスがシュートも枠の上。
62分、レアルが自陣から速攻。左サイドでロドリゴが前方へフィード。ヴィニシウスが受けて後方からサポートに来たロドリゴと2人で強引に突破し、ロドリゴがシュートもジョアン・ガルシアがキャッチ。
63分、バルサは右ショートコーナーからヤマルがゴールに向かって行くクロス。ニアにエリック・ガルシアが飛び込みますが触れず、抜けたボールをクルトワがセーブ。
70分、レアルを押し込み、右サイドからヤマルがカットインして中央のデ・ヨングにパス。デ・ヨングはタメてから右のクンデにパス。クンデはシュート性のクロス。中に走りこんだヤマルがスライディングシュート。ボールはクルトワの正面を突き、クルトワがファインセーブ。
72分、右サイドからヤマルがバイタルのダニ・オルモにパス。ダニ・オルモはスルーして後方にいたフェラン・トーレスが受けます。すぐさまベリンガムが寄せますがフェラン・トーレスがキープ。フェラン・トーレスは右前方のダニ・オルモにショートパスを出して中央へ、ダニ・オルモはリターンパス。フェラン・トーレスはスルーして左ハーフスペースから入り込んだラフィーニャがトラップから体勢を崩しながらシュート。ボールはアセンシオに当たって少し浮き、横っ飛びしたクルトワの上を抜けてゴール。
バルサが勝ち越しに成功します。
90分、デ・ヨングが中盤でエムバペに対してスライディングでボールを奪いに行った際に足裏を見せてしまいレッドカードで退場します。バルサはヤマルに代えてアラウホを投入し応急処置を図ります。
94分、バルサのロングカウンター。自陣深く右サイドでボールを奪ったラッシュフォードが右ハーフスペースにいたフェラン・トーレスにボールを預けて前方にダッシュ。フェラン・トーレスは右サイドへフィード。ラッシュフォードは完全に抜け出し、一瞬キープするかゴールを目指すか悩んでゴールに向かってドリブルしシュート。わずかに枠の左に外れます。
95分、エムバペのスルーパスを受けたギュレルが左ポケットからマイナスクロス。ニアでセバージョスが受けて中にパス。ぽっかりと空いたスペースにボールが転がり、カレーラスが慌ててシュート。ジョアン・ガルシアが正面でキャッチします。
96分、レアルの右コーナーキック。ファーに抜けたボールをエムバペがハーフボレーで中に折り返し、アセンシオヘディングシュート。ジョアン・ガルシアが正面でキャッチ。
3-2でバルサが逃げ切り、スーペルコパを制しました。
気になったプレーヤー
バルセロナ
#11ラフィーニャ
2ゴールで文句なしのMOM。シュートを打つ思い切りの良さはとても大切です。
#24エリック・ガルシア
前半は攻撃の起点として上手く左ハーフスペースから持ち上がった。2点目の起点にもなる。目立たないけどとてもいい仕事をしました。
#16フェルミン・ロペス
中盤守備面での貢献が大きい。先制点もフェルミン・ロペスのパスカットが起点。
#9レバンドフスキ
得点シーンはすべてイメージ通り。FWは見習いたいゴールシーンで一見の価値あり。
#13ジョアン・ガルシア
終盤は好セーブ連発で勝利に大きく貢献。
#5クバルシ
最近パフォーマンスが落ちてきている気がする。ちょっと休ませたい。
#21デ・ヨング
ボールを出し入れして攻撃のリズムを作る。守備でもバランサーとして貢献。
#8ペドリ
攻撃のタクトを振るう。一方で欲しいタイミングでボールが来ないこともあったようなので、チームとしてはまだ伸びしろがあると好意的にとらえたい。
#4アラウホ
心理的要因から欠場していたが実践復帰。試合後のチームメイトからの胴上げ祝福も見られ、上手く回復していることを願う。今後は戦術理解を高めて、自分の価値を証明していかなければならない。まずは、プレッシャーの少ない試合で起用したい。
レアル・マドリード
#7ヴィニシウス
同点ゴールは素晴らしかったが、守備は相変わらず苦手。ボールを追うことはあるが連動している動きではなく単発的。
#5ベリンガム
ボランチだと宝の持ち腐れ。そつなくこなせるが可もなく、不可もなくといった感じ。対戦相手は助かるが、ベリンガムはトップ下で動くと輝きを見せると思う。
#1クルトワ
3失点はしたものの、安定感はあった。
総括
バルセロナ
相手の守備陣形を踏まえて上手く試合を運べた。僅差で勝利だったが、試合を優位に運んでの優勝は価値が高い。失点はヴィニシウスの超絶個人技とセットプレーだったので致し方ない部分もある。一方で得点はショートカウンター、相手の弱点を突いた崩し、中央でのコンビネーションとやりたいことがしっかりできた。この優勝の勢いを次のコパ・デル・レイ、リーガ、チャンピオンズリーグにつなげていくとともに、過密日程を乗り切るべくターンオーバーもうまく活用したい。特にペドリ、ヤマル、クバルシ、エリック・ガルシア、ラフィーニャ、バルデ、クンデあたりは出場時間が多いので怪我に気を付けたい。
レアル・マドリード
失点をしないことに重きを置いた戦術で、攻撃はカウンター狙いだったが、エリック・ガルシアの判断力の良さ、バルサの急所を突く戦術にやられてしまった。シャビ・アロンソが思い描くサッカーにはなっておらず、選手も積極的にシャビ・アロンソの戦術に呼応している様子は見られない。ヴィニシウスが矢面に立たされることが多いので、他のメンバーは隠れてしまうことが多いが、チーム全体、クラブ全体にシャビ・アロンソに協力しようとする体制がないように見える。今後も苦労しそうな気がします。
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