データで野球を楽しむ〜PwrSpd

草野球を楽しむデータマニアにお届けする「データで野球を楽しむ」(笑)
第2回のテーマは「PwrSpd」です!



<概要>
「PwrSpd」は長打力と機動力のバランスを示す指標です。
割り出される数字に具体的な意味はありませんが、攻撃能力の高さを
計ることができるため、打順を決める際に参考になります。



<計算式>
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 PwrSpd=((塁打-単打)×盗塁×2)÷((塁打-単打)+盗塁)
 ※本来の計算式は(本塁打×盗塁×2)÷(本塁打+盗塁)です。


 例)単打3本、2塁打4本、3塁打1本、本塁打0本、5盗塁の場合
   ((14-3)×5×2)÷((14-3)+5)=6.88
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<詳細>
この数値はたまたま会社の昼休み中に、弁当を食べながら
Numberの記事を読んで知った数値です。


データマニアの僕のセンサーにすぐに引っ掛かりました!



計算式のところでも注意書きを加えたように、
本来は本塁打数と盗塁数を使って計算します。



…が!自分の周りにはホームランを打てるヤツがほとんどいません!
これではそろいもそろってPwrSpdは「0」となってしまい、面白くも
なんともない…。



そこで、弁当の中のコロッケを頬張りながら思案を巡らせました。



そして、最後の白米を飲み込み終えたとき、考えがまとまりました。



本質的には「長打力」と「機動力」のバランスを示す指標なので、
本塁打を長打に置き換えてみてはどうか…と。



単打の扱いについては最後まで悩みましたが、
比較すべきは「打撃力」ではなく「長打力」と考えたため、
単打は考慮しないことにしました。



考え方次第では単打も含めて計算してもいいと思います。



<特徴>
・厚焼き卵を食べながら検算を行ったところ、通算記録で計算した場合、
 シーズン記録と比較して天文学的数字が割り出されることが分かりました。
 例)シーズン中 12.50 ⇒3年間の通算記録 46.80など
・味噌田楽を味わいながら、このデータの用途を考えたところ、
 打順を決める際に使えるなという結論に達しました。
 一般的には、PwrSpdの高い人はチャンスメーカー的な役割を果たす
 上位(特に1番、3番)を打たせるのが効果的です。
 また、7番にPwrSpdを高い人を配置しておくと、下位打線で得点を上げやすくなったり、
 チャンスを作って上位に回しやすくなることが期待できます。

参考までにどうぞ〜。

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