またやられたビッグスワン新潟戦とフロンターレの課題？？？：アルビレックス新潟2-1川崎フロンターレ

久々に観戦記を書いてみますが、色々ありすぎです（爆）。

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①まずはこんなTシャツを作っていただいたようで。新潟オフィシャルです。

「川崎フロンターレは、今年こそ新潟での勝利を、と「正念場時代」と銘打った企画で、多くのサポーターと来場予定とのことですが、やすやすと勝ち点を渡すわけにはいきません。そこで、ホーム・川崎戦、そしてＪ１リーグの勝ち点を、勝利で「34」に伸ばすことを祈願した、限定Ｔシャツ「続・勝年時代」を販売いたします。」

だってさ。

http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_2739.html

去年はこれ↓

川崎が、『11回目のプロポーズ』と銘打った企画に対してです。はっきり言いますが、ここの企画部、嫌いです（笑）。サポーターとかチームは別にいいんですが。

そして試合前のスプリンクラー事件。

勘弁してくださいよ・・・。

選手入場＞写真撮影のあとになぜかアウェー側グランドだけにスプリンクラーで水がまかれた。コイントスで川崎はいつもと逆の前半にアウェー側に攻める陣地をとる。そりゃそうだよね、と思いましたがこれがまたどっちをとってもバツ×だったと言うオチでした。なぜかと言うと湿度。

後半はアウェー側ピッチのむしむし加減が増加。ボールの走り方が違うのはもちろんでしたしね。ワールドカップでジャブラニのやばさはご存知の通りです。ぬれてるところだと転がり方や飛び方が違うんですよね。

↓現地でのハーフタイム日記※オーロラ

http://labola.jp/diary/3639044

↓アルビレックスオフィシャル

http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_2745.html

以下文章。

2010年08月21日

J1リーグ第20節川崎フロンターレ戦にご観戦された川崎サポーターの皆様へ 

本日・8月21日は当クラブホームゲームに遠方よりご観戦くださいまして誠にありがとうございました。

J１リーグ第20節・川崎フロンターレ戦において、スタンドの一部に放水された水が入る事態となり、ご来場いただいたサポーターに大変ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。川崎よりお越しいただいたサポーターの皆様には昨年に引き続き不快な思いをさせることとなり謹んでお詫び申し上げます。

今後につきましては、原因についてスタジアム担当者と綿密な協議のうえ、再発防止に向け細心の注意を払いつつ、さらなる安全・安心で快適なスタジアム運営を心がける所存でございます。

改めまして、ご迷惑・ご不便をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。

株式会社アルビレックス新潟



本日は、当スタジアムにご来場いただき誠にありがとうございました。
本日、8月21日に開催されましたアルビレックス新潟　対　川崎フロンターレ戦の試合開始前に、施設管理者側のタイマー設定変更の失念という不注意によりまして川崎フロンターレサポーター様の席へレインガン（芝生散水設備）により水をかけてしまい、サポーターの方々をはじめ、大切な横断幕や荷物を濡らし大変ご迷惑をおかけしました。

昨年も同じ事態があり、同じ不始末で大変不快な思いをおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます。

今後は再発のないよう管理体制を見直し、十二分の注意をはかって参ります。


東北電力ビッグスワンスタジアム

以上が発表です。

http://labola.jp/diary/3639044

やっぱりはっきり言って嫌いです(笑)。

どうなお詫びだよ・・・。

つーか、去年は運営がスタンドに来たのに、こんかいはピッチから3人くらいが頭下げていたんだけどなんだそれって感じ。確かに来たら来たで危険ですが・・・。もっとオフィシャルで連絡ないと許されないレベルだよ。

まあイルカだから水まいたの？

なんてとぼけたくないですね。

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②観戦記

ハーフタイムの日記で、川崎の中村が絶不調というリアルタイム情報をお送りしましたが、試合後軽めの熱中症ということが判明しました。モバイルフロンターレのスタッフブログで書かれていました。

稲本・田坂・ヴィトールが、横山・木村・楠神に変わったのですが、どう考えても田坂じゃなくて中村憲剛が交代とみんなで言っていました。つまり、チームは憲剛はキャプテンだし替えが利かないという考えだけど、サポーターのほうは何が必要か判断が正確だったと言うことです。川崎のコンディションにあわせて新潟がうまくやった、川崎のコンディションの悪さが勝負を決めた形ですが、やりようはまだあったと思います。

憲剛はパスミスの数が半端じゃなく、相手に吹っ飛ばされまくり。まあいつもですがこれを交代できないようではマネジメントミス。と、ゆきたくさんと言いながら帰宅しました。

前半。

水まかれて、敵陣ではボールが走ると言う感じだったのですが、いかんせん疲れが抜けないかんじなんで中途半端。チャンスが作れないわけではないけど、川崎サイドは30分まではそんなに特筆することはないかも。ミドルを森やジュニーニョが打ち、黒津も左サイドを崩そうとしてクロスをあげて引っかかりコーナーキック。と言うのが3本くらいあったが、川崎はセットプレーが入らなくて有名なのでスルーでお願いします。

新潟はミシェウのキープ力と球回しで攻撃。千葉のときはこんなによかったかなと言う感じ。確かに何で使われないのかなあと言うことは感じてたが、川崎にはかなりきつかった。

チョヨンチョル対森勇介は、いきなり森が吹っ飛ばされて突破される幕開け。この時点で彼には韓国代表に行くくらいの成長を見せ付けられた。

川崎はどちらかと言うとボールが取れない。ホームの新潟の攻勢をしのぎながらフロンターレが反撃のチャンスを伺う展開。自分たちのミスから危ない場面を招いていた。それをディフェンス陣が耐えながらどうにかしのぎ、前半を0-0で折り返す。

ラッキーだったのはマルシオリシャルデスが不調だった。特にプレスキックはそんなにキレがよくなかった。

ハーフタイムはこんな感じ↓

後半。

川崎がガス欠なので、新潟は川崎のダブルボランチにマンツーマン気味の布陣にしてくる。マルシオとミシェウを憲剛と稲本に。

そしてチョヨンチョルと矢野をワイドに張らせ気味に。川崎のCB二人もなめられたモンです。

菊池・佐原はキックの精度ないから放っておいて、サイド突破してCBを外に引き出し、ボランチはガス欠だからバイタルエリアでマルシオとミシェウが使い放題。西・酒井の新潟SBがあがれば簡単に矢野とチョヨンチョルは突破やパスを出してくるので楽だったはず。逆サイドにワイドにいた選手は真ん中に斜めに突っ込んでくる形。この繰り返しばかり。

それにしてもチョヨンチョルは鍛え方が違うのか？？？試合後も涼しい顔してる。これがKOREAパワーか？？？この選手横浜FC にいたときもこんなだったのかなあ？？？

得点シーンは、決めたチョヨンチョルを褒めたいが、川崎のマーキングがゆるい。見ていて苦しかった。もっとガッツリ当たれたらなあと。ワイドに張られたところから始まる新潟の攻撃は、最終的にはミシェウとヨンチョルの近い距離でのパスからヨンチョルがうまく抜け出し2点ゲット。ポジショニングもいやなところでボールを受けていたヨンチョルは、疲れきった川崎のDFにとっては無理だった。

先制した新潟は矢野をセンター気味にした1トップ(4-3-3、4-5-1)でゲームの主導権を握る。

川崎は田坂のミドルや小宮山のミドルもあったが決まらず。黒津やジュニーニョにボールが回る前にミスで取られたり、スペースを作る運動量がなく、一矢報いたのは相手のミスからボールを奪い、ジュニーニョのシュートが相手の股に当たってゴール。しかしここで残り時間は無いに等しくタイムアップ。

以上。

川崎の縦パス比率は15%でJリーグNo.1らしい。これを感じられるときではなかったと言う試合だった。動き方や動く量、そしてセンターラインの仕事の質。これが2ランクも落ちるような印象では無理だろう。

新潟は最後に1点取られる雰囲気はきついかも。

僕自体、何回目のビッグスワンでの負けだろうかと思うが、また来年行くので、来年は涼しい時期が希望です。