誰でフィニッシュに行くの？中村憲剛のベンチ外が納得がいかないが、憲剛の課題も。そして左足のクロス。

前からの嫌な予感が的中だった。

やはり内容がガチンコじゃなくてね・・・。

日本のホームだと、ほとんどすべてのチームが引いてくる。攻めてこない。クラブレベルでも代表戦でも一緒。

そして、試合後その他のコメントはいつもどおり。こうなると、どれだけアグレッシブにやったらカウンター食らうのかとか試して欲しいけど、それやっちゃうとワールドカップに出れないからこんなもんか？

まあベスト4目指すのは無理でしょう。

スタメンと交代枠をどう使うか、岡田監督並に展開を予想し、交代パターンも予想したが、まさか中村憲剛を使わないどころかベンチの外に置くと言う方向とは・・・。使わない、使えないと言う予想は出来ていたのは本音。ただ、アップのときにビジョンに映らなかったし、猫背っぽいのが居ないとは思ったけど、実際14番が橋本だと知ったときはちょっとショックでした。

実は憲剛を使うと、憲剛はサイドにナカナカ行けない選手で、真ん中中心のパフォーマンスになる。つまり、中村憲剛が中村俊輔を使う形が多くなる。それもそれで決定力がある俊輔が前線で仕事をするのは良い。が、完全にマークを付けられると、Ａマッチでの俊輔はかなりきつい。
となると、あくまでも僕の予測だけど、中村憲剛よりもＦＷたちをＭＦの位置で使ったり、多くの人数を割くことでチャンスを作ろうとする布陣も理解できる。

憲剛が出るためには、サイドハーフっぽい仕事、そして俊輔のパスを受けてフィニッシュに行く力が必要かも。ボランチの起用はたぶん無理。監督が代われば好みとやり方が代わると言う意見もあるが、今出来ることはそれかなあと。でもパスの受け手になると言うことは、今の川崎では出来ない。誰かが後ろで憲剛が前の形は川崎では特殊な部類(スローイン)でしかない。となると相当難しい。

今、長谷部と遠藤のダブルボランチは結構ハマッテる。そしてここで憲剛を使うとなると、ちょっと身長がないし、当たり負けするから使ってもらえない。

僕らが川崎フロンターレファンの好きな14×29（憲剛と谷口博之）を使うにはサイドが弱すぎる。弱いと言うのはバランス感覚や、攻守両方に強いＳＨやＳＢ（ＤＦ）が居ないときつい。つまり4-2-�-2の�で俊輔と憲剛を使うとしたら、ＳＢが相当頑張るか、憲剛と俊輔のどちらかがサイドに出る機会を増やさないと無理。バランス感覚は、嗅覚。守備のときの危険察知能力。攻撃時の「あ、今は行って大丈夫、行ったほうがいいな」とか「今はココに動かなきゃ」みたいな感じ。柳沢敦と明神智和、宮本恒靖がこのタイプ。世界のサイドバックは持ってる。ジョルジーニョとかザンブロッタ、A・コール、サルガド。日本だと名良橋、相馬、服部年宏かなあ。

ＦＷはツートップをサイドに出してもいいが中が薄くなる。さらに憲剛と俊輔が2列目として中だったらきつい。松井大輔や大久保嘉人で行きたい理由はこの辺かなあと思う。

真ん中のお話になると、日本代表には大型のセンターフォワードが居ないときつい。背が高いだけではないです。まあココでお勧めと言うか、我那覇に頑張ってもらいたいところなんだけど・・・。岡田監督はまだ高原使うつもりで居る気がするのがちょっと嫌だ。高原が元に戻ればいいけど。

あと左サイドで切り返さないで縦にいける左利きの選手が欲しい。右でも同じだけど、日本はスピードがあるとか言われたり言ってるけど、誰も縦に突破できない。ウッチーは結構行ける口なので、僕はこのままでOK。理想は、スケールが分かりにくいですが、タイプ的にいつも言ってる平野孝、相馬直樹、名良橋タイプ。現役だと古賀誠二、石川直宏系。得意サイドと利き足の使い方が上手で、突破やクロスにバリエーションがあるタイプ。

あと、巻には悪いけど巻じゃきつい。でも昨日のゲームでワントップもきついことが判明したくさい。昨日、5年前くらいのビデオを見たけど、鈴木隆行はすごかったんだなあなんて思いました。

とにかく、何かするならいまだと思う。ワールドカップに出るのは落とせないけど、やらないと次のバーレーン戦は危ない。しかも昨日のオーストラリアは本気ではない気がする。


誰か救ってくれる選手・・・。

これが居ないんだな・・・。

憲剛は仕方ない。また今度。

最後に。

昨日、横浜に来てくれた人々。アウェーよりの人や2階の人々にとって、ウェーブはきつかったですよね。埼玉だとゴール裏が2層じゃないからゴール裏から発信できるのを確認できるだろうから、メインバックの皆さんもフルパワーでお願いしますね。

結構全体見渡せる位置に居ましたが、みんな良く声が出ていて手拍子もしてくれていた。

色々あるのは知ってますが、来場した人はみんな、最後まで後押ししていたと思います。

では。