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ヤクルトが連敗地獄にはまっていた5月。神宮球場では試合後、一塁側を歩いてクラブハウスへ引き揚げる高田前監督に、観客が激しい罵声を浴びせていた。

 そして季節が変わり、“攻守”も交代した。広島は29日、指揮官が小川監督代行に代わったヤクルトに、神宮で3連敗。試合が決まった瞬間、左翼スタンドからグラウンド内に、大量の赤いメガホンが投げ込まれた。

 三塁側を肩を落とし引き揚げる野村監督には、「バカたれ!」「辞めえや!」と容赦ない罵声の雨あられ。飲み物を浴びせかけようとした観客が、警備員に取り押さえられる一幕もあった。

 今季最悪の借金19は、図らずも高田前監督が辞任した時と同じ。野村監督は「悪い雰囲気もあるし苦しい。うーん、どうしたものか。きついね」と疲労感をにじませた。

 だが雨天でも球場まで足を運んだ赤ヘル党の絶望感はさらに深い。この日も救援陣が次々に打ち込まれると、殺伐とする左翼スタンドの方々で観客同士の小競り合いが発生。このままではファンにも見放されてしまう。




















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